人間、生きていれば誰でも「怒り」や「悲しみ」の感情や、大なり小なりの「ストレス」と向き合わなければいけない時がある。
ストレスは、そのストレスとなっている根本的原因を知り、解決策を練り、実行に移すという”物理的”なことで解消することも多いが、強い怒りや悲しみの感情は そうはいかない。
また、自分の力ではどうすることもできない「悲しみ」や「怒り」の感情を持ち続けることで、それが「ストレス」となって心身を蝕むこともある。
大切な人との別離や死は、大きな悲しみとなって何年も引きずる人もいる。
私も経験があるが......
悲しみの感情から逃れられる方法は、ただ1つ!
それは、「時間」しかない。
よくいう「時間薬」というやつだ。
時間が必ず解決してくれる。
「時間」といっても、当然 1時間や2時間とか数日とかの単位ではない。
何年、何十年の時間が必要な人も少なくない。
ただ、何年経っても悲しいものは悲しいし、忘れることなんてできないけれど、濃い悲しみが少しずつ”薄くなる”といった感覚。
悲しみが”薄くなる”と、だいぶ生きやすくなる。
次に「怒り」の感情。
怒りの感情を持ち続けるには、かなりのパワーが必要。
でも、なかには何年間も同じ人や、同じことに怒りの感情を抱き続けている人もいる。
また、1つの怒りに執着はしないが、何にでも怒りの感情をぶつけてしまう人もいる。
この「怒り」の感情は本当に厄介。
自分自身の心も荒んでくるし、性格が変わってしまったかのような意地悪で乱暴な言葉も、いくらでも吐き出すことができてしまう。
怒りを抱いている対象者への憎しみだけに囚われ、執着し、残酷な妄想をしている時だけが安心していられるのだ。
対象者だけに怒りや憎しみの感情をぶつけるなら、100歩譲ってまだいいほうかもしれない。
なかには、全く関係がない身内や他人までも攻撃したり、されたりする。
「怒り」の感情を持ち続けると、自分自身も醜くなる。
家族や他人から距離を置かれることがある。
無駄なパワーを使ってしまう。など......
まるで良いことないし、くだらない対象者に囚われ、自分で自分を落としていることになる。
というわけで、なるべく早く怒りの感情は手放した方がいい。
とはいえ、簡単には手放せないのが現実。
手放せる人は何年間も怒りの感情に支配されたりしないから......
ちなみに、毎日SNSなどで相手に対する怒りや憎しみの暴言を綴っている人は、余計に怒りの感情を強めてしまう傾向があるから気をつけてほしい。
無理に忘れたり、なかったことにするのではなく、とりあえず” 頭の中のゴミ箱” に放り投げておけばいい。
そして、自分が清らかに楽しく生活することに集中しよう!
あなたの怒りの原因を作った人は、必ずどこかで痛い目に遭っているはず。
さ、次いこ! 次!
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