こんにちは、無憂です。
前回に続いて、ディマティーニ・メソッドを習得された、経験豊富なカウンセラーの方がフレーズクラウドセラピーを受けたときのレポートを書いてみたいと思います。前回は陰と陽(ネガティブとポジティブ)のバランスを取る、という重要な作業の山場について書いたところで終わっております。
同じ調子で、次には『不義理をしてはいけない』という観念についてバランスを取っていきます。
『不義理をしてはいけない』というタイトルの絵についてイメージを尋ねると
- めちゃくちゃに(斜め十字に)切り裂かれている絵
- 悪いことをした罰として縛り付けられてギロチン台でこれから刑を待つ状態
という2つのイメージが重なった作品。
絵の具では表現しきれないので、絵を物理的に切り裂いてしまったという、かなり尖った芸術作品ですね。あまり正確ではありませんが、生成AIでこの雰囲気をある程度再現したものがこちら。
この絵を中和するようなもう一枚の絵は?
- 真っ白で、あまり絵柄は描いていない
- 油絵の具の凹凸が見えるような白い絵
といえば、こんなイメージでしょうか。
さて、これに近いものは脳内でイメージできましたが、これが一体どうして『不義理をしてはいけない』に対するアンチテーゼ、反論になるのでしょうか?セラピストである私には全然分かりません。
クライアントさんのお答えは、
- 何も無い、っていうのがいい感じがする
- ただエネルギーだけが乗っている
- そういうことをしても罰せられない、罰するも罰しないも無い
- いいも悪いもない、だから白い
というものでした。
そしてこの絵のタイトルは『まっさら、フラット』
『まっさら、フラット』だけだと知らない人は何のことだが全然わからないと思うのですが、なぜこれが『不義理をしてはいけない』に対する中和剤になるかというと「「いいも悪いもないから」
特に誘導していないのですが、ここで自然と「いいも悪いもない」という、二元性を否定する言葉が出てきているところに注目してください。陰と陽の統合が起こりつつあります。
『不義理をしてはいけない』というのは、他の人から恩を受けたら恩を返さなければいけないということ。
なぜこれに対して「まっさらでいい」と言えるのでしょうか?と聞いてみました。
自分が勝手に迷惑かけたと思っているだけで相手がそういう風に思ってないケースもあるでしょうし、相手が嫌な気持ちになっていたとしても、自分にとって嫌なことじゃなければ罪悪感を感じなかったりするんですよ。「そんなの仕方がないでしょう」と自分が思っていることについては、仮にそれを人に対してやって相手が嫌な気持ちになっていたとしても、全然自分を責めることはないんです。でも、自分でもこんなことしちゃ悪いよなと思っているときに、相手が嫌な気持ちになっている、というのが分かったりすると、すごく自分を責めてしまう。
結局これは自分基準であって(=自分がどのように考えているかが基準になっていて)、本当はまっさらなんだなとという感じがするんですね。最近も人からすごく謝られることがあったんですけど、こっちのほうはそんなことがあったことすらすっかり忘れてしまっていた。これは立場が逆ですが、自分もこの人と同じようなことをやってしまっているんじゃないか。
では『不義理をしてはいけない』と『まっさら、フラット』を天秤に乗せたときに、釣り合いが取れるでしょうか?
「そうですね、はい、(釣り合いが)取れます」
これにてまた一件落着。
その次のお題は『結婚すると縛られる』。こんなタイトルの一枚の絵があるとどんな絵柄でしょうか?
- 十字架にはりつけにされているキリストの姿
そこまで行っちゃうんですか!?こちらはベラスケスによる十字架の上のキリスト。
自由が奪われていて、無実の罪ではりつけに。自分は悪いと思っていないのに縛られる。
人類すべての罪を背負ってはりつけになったイエス・キリストとバランスを取るような絵とは一体何でしょうか?
奈良の大仏くらい大きな、まっキンキンのブッダの絵、なのだそうです!
こちらがAIによる想像図。手の形がおかしいだろ、ってツッコミを入れたくなりますが。
キリスト教は一神教なので、一つの神以外は神ではない、という厳しい側面があるが、それに対してもともとの仏教は、神もいなければ霊もいない、という、そういう規制がないもの。いろんな形があっていい。自分を咎めるものがない、のが仏教のイメージ、ということでした。
この金ピカのブッダからのメッセージは『ありのままでいい』。
イエスも、彼によって罪が許されたのだから『ありのままでいい』という、本来は一緒なはずですが、キリスト教の信仰においては必ずしもそういう自由な態度が選ばれていないことがある、そういうイメージだということでした。
イエスもブッダも伝えたいことは共通しているはずだけれども、彼らの教えを信仰する人たちはしばしば、その言葉に縛られて極端に走ってしまうこともある。その極端と極端を並べれば、ちょうど中和されるのではないか、バランスが取れる気がする、と仰るのですが、ほとんど間髪を入れずに浮かんできたイメージに対して、よくもこれだけの理論化ができるものだと感心しました。
これもまた、陰陽統合が起こりつつあるときにクライアントがしばしば見せる饒舌さであり、ただ単に右脳的なイメージだけではなく、気づきが左脳的に言語化されているんですね。ですので、これもこのセッションが良い方向に向かっているという判断材料になります。
今回はここまで、続きをお楽しみに!
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