今年度、我が家は組長の順番が回ってきたため、 先月末から
総会へ出席したり、町内会費そして神社への寄付金を集めたりしていました。
お金関係は全て揃ったので、あとは会計さんのところへ持っていくだけです。
これでだいぶ気分は楽になりました。
まだ、災害時に役立てるよう世帯台帳を各家庭に記入提出してもらう作業が残っていますが、こちらは取扱注意の書類のため各々町内会長さんへ提出してもらいます。
組長として残す仕事は、お祭りの準備と神社の清掃くらいかな?
そしてこちらは、最近読み終えた本です。
●永井路子【よみがえる万葉人】
●清原達郎【わが投資術 市場は誰に微笑むか】
「女龍王・神功皇后」はとてもおもしろくて、一気に読んでしまいました。
神功皇后は夫の仲哀帝と共に、その存在自体疑われているようですが、そこが神秘的で作家さんの想像力を駆り立てられるのでしょうか。
神話・ファンタジー・冒険・政略・ロマンス…的な内容が凝縮されていて、グイグイ引き込まれてしまった。
長すぎず短すぎず、私には丁度よいボリュームでした。
「よみがえる万葉人」は、万葉集の歌を取り上げ、詠んだ人の立場や気持ちを読み解いた内容です。
例えば、有名すぎますが
【あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る】額田王
【紫の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに 我恋ひめやも】大海人皇子
いろいろな解釈のある歌です。
中大兄皇子に現在は侍っているが、かつての恋人大海人皇子との愛のサインのやり取り?
しかしそれは、遊猟後の宴で大勢の前でやり取りをした相聞歌なので、わざと意味ありげにしその場を盛り上げようとした歌?
という感じで様々な歌を上げていきます。
そしてこちらの投資の本を読んで、
頭の良い人の考えに、凡人の私はついていけない、、、
と、自分を哀れに感じてしまった。
仕方がないですね。