「光る君へ」を観た・・・参
こんにちは。ゴールデンウイークの最終日になりました。平日に仕事してるときあんなに時間が過ぎるのが遅いのにお休みの日は3倍速で過ぎていく。なあぜなあぜ?(超古い)大河ドラマとか時代劇の見せ場って死にゆく場面なんですよね。毎年毎年主要メンバーが去っていった。そのたびに視聴者はロスになる。(史実を知っててもね。)切腹だったり処刑だったり自害だったりして壮絶な見せ場になってて演じる俳優の中には主役を食うほどの印象を残したりする。大河ドラマ「光る君へ」では道隆さまが逝き道兼さまも逝った。史実通りです。いやあん寂しい。。。( ノД`)シクシク…道隆さまの最期はもう凄い迫力でしたね。家の存続に執着して握りしめて鬼の形相でしたが臨終のときは庭で寄り添いながら飛ぶ二頭の蝶を眺めながら愛する妻に看取られて逝きました。いいシーンでしたね。泣けました。道兼さまの最期は今生の苦しみを背負った哀しい最期でしたね。史実でも醜かったと書かれてて優秀な長男や三男に比べ影が薄かった。家の汚れ役を担っていたかはドラマ内での設定ですが最後は弟と和解し疫病対策に奔走した挙句自分も罹患してこの世を去りました。だんだんね痩せていくんですよ。毎週観てたからわかる。倒れるところではもうほんとに痩せちゃっててどんだけ減量したんでしょうか。自分は罪人だから浄土には行けないかもと、自分をあざ笑うとことか観てて泣けちゃった。井浦さんも玉置さんも素晴らしいお芝居でもう道隆と道兼にしか見えなかった。兼家さまを演じた段田さんの最期もゾワっとしましたよね。庭にふらふら出ていき月を眺めるシーン。鳥肌が立ちました。岸田首相に似てる~笑と、ネットで評判になりましたね。藤原兼家・道隆・道兼は私の中ではもうこの三人のイメージが定着しました。さあ、これからは道長さまが権力を握るのです。1000年前は健康と長生きが正義だったんですね。伊周さんもいいですねえ。史実では貴公子の代名詞でしたが関白になれなかった恨みと僻みが伝わってマジで嫌な感じでした。隆家さんもねどーしよーもない嫌な感じでして飛ばされちゃえばいいのにと、思った。はい、その後本当に九州へ左遷させられるんだけど。いや~な感じ~(-゛-;)~と、視聴者に感じさせるそれって演技が巧いってことでしょ?「光る君へ」はキャスティングがいいんです。(大河は毎年そうだけどね)紫式部を中心に描くと女性ばかりになりますがこのところ悲劇の男性や嫌な感じの男性など楽しませて(?)もらっています。話しは変わりますが三谷幸喜さんが殺人事件の容疑者を「元大河俳優」という報道は止めて欲しいと発言されたそうです。そんな肩書はないと。土曜はライブエールをリピしててNキャスを観てなかったの。ネットニュースで読みました。三谷さんは大河ドラマの脚本を担当されていましたから思い入れがおありなのでしょう。確かに大河俳優・朝ドラ女優紅白出場歌手・・などなど箔がついて呼ばれるのは日本の芸能界では名誉なことでもありますが容疑者にそれを付けて呼ぶのはそれだけ話題性を持たせたいというメディアのやり方なんでしょうか。センセーショナルですもんね。このブログで書くのもなんですが私も三谷さんと同意見です。大河ドラマを子どもの頃から愛し毎年拝見しているので話題性を出すために存在しない肩書はどうかもう付けないでください。まあ、こんなブログで言ってても伝わんないと思うけど三谷さんを始め同じ意見の方は多いかと存じます。よろしくお願いいたします。昨夜「初耳学」では松本幸四郎さんのインタビューでした。私は若くないので染五郎さんのイメージが強い。(ごめんなさい)ご子息は「鎌倉殿・・」にご出演されてましたね。幸四郎さんは歌舞伎が好きで好きで大好きで「好き」ということにかけては歌舞伎界で一番なんじゃないかと仰ってました。芸の道は、私みたいに芸能界を全く知らない人間からしたら想像もつきませんがその「道」が大好きな道であり舗装されていないような困難な道中でも歩める喜びなんですね。羨ましいなあと思ったお話しでした。(鬼平犯科帳は、私も大好きでした。カッコイイの。幸四郎さんもきっと素敵でしょうね。)ひとりごとランキング