やってもらいたくて困る

 

 

相手のためだと思って

アドバイスしたり

叱責したりしても、

相手が行動を変えてくれなくて

困ることがないでしょうか。

 

 

どのように

対応すればよいのかというと、

 

相手に選択肢を与え

見守る立場でいた方が、

自主性が高まり

変わってくれることが多いです。

 

 

それに伴った実験がありました。

 

 

 

学生たちに

「デンタルフロスを使った歯の手入れ」

の効果について伝えます。

 

 

Aチーム

「やった方がいいのですが、

やりたくなければ

やらなくてもけっこうです」

といった優しい雰囲気で伝えます。

 

 

Bチーム

「やった方がいいので、

かならずやってください」

といった威嚇的な雰囲気で伝えます。

 

 

 

すると結果、

Aチームの方がデンタルフロスを

習慣づけることに対して

はるかに高い意欲を示しました。

 

 

 

何かをやってもらいたい時には、

相手の自主性を重んじた方が

望む結果が出やすいのです。

 

 

 

 

「やりなさい」と強制されても、

人は反発したくなるものです。

 

 

そうではなく、

やるかやらないかの選択を与え、

あとは自主性に

任せた方が良いようです。

 

 

 

周りに迷惑をかけることや

危険なことでなければ、

相手にゆだねてみてください。

 

 

意外と良い方向へ

進むことが多いはずです。