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『やる気』は誰もが生まれながらにはもっている!「やる気を出させる」・「モチベーションアップ」という言葉に、違和感を感じていた私に、アハと思わせてくれた、「やる気を挫かない!」という言葉!

2024年04月01日 | アドラー心理学

「やる気を出させよう!」ではなく「やる気を挫かない」に意識を向けてみる【宮越大樹コーチング動画】


『常にやる気を挫かないというマインドと、関わり方に視点をを向ける事が相手の心のバッテリーを100%にする』

企業で研修をやったり、リーダーへの教育をやっていて、以前からかなり違和感を覚えていた言葉があったんです。

それが、『やる気を出させる』『モチベーションをアップさせる』


この言葉を使って
、横に寄り添うとか、スタッフを尊敬してとか言ってみても、

この上下関係が必ず生まれる、キーワードを見た瞬間

自分で自分にがっかりしている私がいて、エネルギーが爆下がりだったんです!


なんか違うなー、いいフレーズないかなーと思っていたところに、この動画を見つけることができました。

一瞬で、「あっこれだ!」と直感しました。

その言葉が、「やる気をくじかない!」

この言葉の根底には、『やる気』は誰もが生まれながらにはもっている。

ただ、表に発動していないだけ、だから「ださせる」でなく、「くじかない」!

この『やる気をくじかないというマインド』は、
常に常に、心に刻み付けて行きたいと思います。


                                       


ところで今日からもう4月ですね、時間が過ぎるのは本当に早いもので、それぞれの会社でも、

新入社員が新しい職場になれるために、新人研修会が始まっているのではないかと思います。

勤怠管理をはじめとする、職場のルールの説明、技術系の職場では、普段使うことになる、機械設備の研修もあるかもしれません

そしてその後各部署に配置されて、年次の近い先輩社員に毎日のることになる、基本的な仕事のやり方を、OJTで教えてもらうことになります。

企業の大小に関わらず、組織や、コミュニティーの種類に関わらず、あなたも見かけたことのある光景だと思います。

しかし、ここでことの大小はあっても、必ず問題が発生します。

これは、新卒の新人に限らず、キャリア採用の人材においても、この段階でさまざまな軋轢が発生します、例外はありません。

元気がなくなる人、反発をする人、そして教える側にも、イライラが止まらなくなる人、教えている人がやめたいと言い出し、

頭を抱える人、僕もたくさん見てきました。

以前、窓口業務の研修で、挨拶の社会実験をやったというお話をしたことがあったと思います。

この時僕は、どのくらいの割合で、挨拶を相手から返してもらえるかにチャレンジしたと説明しましたが、

ほかにも気づいていたことがあって、すべての人に当てはまるわけではないのですが、

年次と挨拶の元気にはある相関関係があることです。

とある基幹病院で挨拶の実験を始めてすぐにちょっとした違和感を感じました。

それは、外部から来ている、看護学生さんの、挨拶の声の大きさと、元気と、笑顔です。

まだまったく仕事のできるわけでもない、看護師の卵の、彼ら、彼女らの笑顔に、僕は挨拶をしていて、元気付けられました。

そして、新人看護師さん、2年次3年次の若い看護師さん5年以上の中堅看護師さんと、年次が上がるごとに、これはあくまでも僕の私見ですが

声も小さくなり、笑顔もなくなり、下を向いて歩いてくる人が多くなっていくのです。

当たり前ですが、年次があがっていけば、仕事のスキルやコミュニケーションの能力も鍛えられあがっていくと考えるのが普通です。

管理職になっていく方も増えて、しっかり挨拶もできていくのが自然と考えるのですがそれが違うのです。

学生さんが一番元気がよくて、元気もあり、気持ちのよい挨拶をしてくれるのです。

さらに、こんな気づきもありました、これは昨年医療系に就職をした私の長女の話になるのですが、

医療系は看護師だけでなく、先輩が後輩を教える『プリセプター制度』という研修制度があります。

主に3年目くらいの年次の先輩スタッフが、1対1で新人スタッフに付いて、周りのスタッフとも協力しながら、

新人を育てていくという仕組みになります。

先輩スタッフも、新人に教えることにより、自分の復習になりますし、覚えるペースも、指導に対する反応も、

新人スタッフそれぞれで違ってくるので、どうすれば育ってくれるのか?にフォーカス出来ると、自分の成長にもつながる、

理想的な制度のはずなのですが、どうやらうまくいっていない話をよく聞きますし、長女の場合もうまくいっていなかったようです。

長女の勤めている病院は、研修制度の中で、現場で担当した患者さんへの対応を、レポートにまとめたあと、部内の会議でプレゼンするらしいのですが、

1ヶ月たっても、2ヶ月過ぎても、プレゼン資料のオーケーを、先輩スタッフたちにもらえないらしいのです。

直接私が口を出すと、妻から、「パパは素人なんだから、医療のことはわからない、だから何も知らないのに、何でも知った風な口で、

無責任なこといわないで」といつもしかられるので、ずっと黙っていたのですがやはり心配です。

ちょっとだけ、長女に声をかけてみました。

「レポートなかなかはかどっていないみたいだけど、どうかしたの?」

するとこんな答えが返ってきました。

「プレゼンするのにパワポ作ってんだけど、プリセッターも、先輩も、係長も、みんな違うダメだししてくるので、

どうしたらいいかわからなくて困ってる」とため息をつきながら言うのです。

「病院スタッフのプレゼンのダメだし!何のために?」

と思ったのですが、僕からは、それとなく仕事の視点の持って行き方の話しをしてその場は終わりました。

挨拶の事例や、長女の事例もそうですが、共通点は教育を受ける前が一番やる気があって元気がよく、

教育が進むにつれて、やる気をなくし元気もなくなって、エネルギーを失っていっている点です。

なぜなのでしょう?今回は少し長くなってしまったので、続きは次回にお話したいと思います。

 


 【僕がビジネスの現場とリーダー研修の仕組みづくりの中で 信頼作りに向けて効果のあったポイントを紹介します】

1、今の自分の、いいところも、悪いところもすべて自分だと受け入れる(自己受容、規則正しい生活からまず自分を整える)
2、相手の興味関心に、自分ごととして興味を持つ(人間スポットライト、あなたの行動の目的、言葉の真意は何なんだろう、一緒に体験する)
3、相手も、自分の興味関心に向かってやりたいことや信じていることに向かって生きている人であることを信頼する
(人は皆自分の人生の主人公を生きている、受け入れ、まずこちらから信頼する)
4、物事を、正解、間違いの2つで判断しない、自分の常識、当たり前を疑う(常識、当たり前、みんなやってる、などの言葉を使わない)
5、相手の出来ていない所ばかりに視点がフォーカスしている自分に気付く(視点をノートに書き出す、出来ているところを認め、変化しているところを長いスパンで見る)
6、相手の言葉でなく、行動や、非言語コミュニケーションに注意を向けて対峙する(表情、目の動き、視点の変化、体の向き、手の位置、声のトーンの変化etc)
7、自分を信じ、自分の興味関心に向かって生きるていることや、自分の価値観を大切に生きている姿を見せつづける(言行一致、積極的傾聴、笑顔、挨拶、親切、ごまかすことなく謝罪するetc)


               


関連サービス:メンタルフロー人材育成プログラム  元気でいきいきと生きることと、ハイパフォーマンスの両立を目的とした、 応用スポーツ心理学(フロー理論)を基本に脳科学、行動科学、コーチング理論などから導き出した、気づきを習慣化することまでを1パッケージにした、メンタルトレーニングプログラムです。


『企業文化の醸成や、変革は、リーダの心の言葉を言語化することから始まる』リーダーの言葉に影響力を持たせるには、リーダーが自己受容していることが前提となる。

自分の、出来ているところ、良い所も、出来ていない不足しているところも、「すべて自分」と受け入れることを、自己受容といい、理想の自分と比べない、自分を否定しないことが、自己受容するための重要なポイントとなってくる。このことが出来ていると人間は、本能で自然と前に進んでいくエネルギーに満ち溢れるようになる。


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【 右腕創りコンサルタント 】

コンサルティンググループ 大分メンタルフロー研究所 匠

      代表  石川 保幸

 連絡先 : 携帯電話 090-1366-4882
Email      : mflowrabo@gmail.com

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      http://blog.goo.ne.jp/c3421yxy

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