東京地検特捜部に暴かれるか、「東京五輪」の闇

　目下、東京地検特捜部が「東京五輪」の闇を暴こうと、あるベンチャー企業の若手経営者への事情聴取を繰り返している最中だ。

　若手経営者は東京五輪・パラリンピック推進本部事務局の幹部に、自社の「商品」を無償提供するという利益供与を行なっていたとされる。

　その代わりに、若手経営者の会社は、その推進本部が創設した東京五輪がらみの「認証」を受けたとか。

　つまり、東京地検特捜部の狙いは、「贈収賄」なのだ。

　そのうえ、若手経営者と幹部を繋げたのは、政権の元トップだった。

　コロナ禍に開催さえ危ぶまれた東京五輪。菅前首相の指揮のもと、どうにか開催に漕ぎ着けたものの、汚点が加わってしまうのか。

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