タビジョのゆかいな放浪記

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【宮城・仙台】宮城の食と文化を丸ごと楽しめる!!鐘崎総本店 笹かま館~七夕ミュージアム編~

【宮城・仙台】宮城の食と文化を丸ごと楽しめる!!鐘崎総本店 笹かま館~七夕ミュージアム編~

 先日、中学受験を終えた姪へのご褒美に、伯母&姪で仙台旅行に行ってきました。その際立ち寄ったのがこちら、「鐘崎総本店 笹かま館」。先に食レポ編をアップし、本日は文化に触れる、「七夕ミュージアム編」です。

 食レポ編についてはこちらからどうぞ。

 私は8月の七夕まつりを仙台で生で体験しましたが、姪は七夕の時期には来たことがなく、今回七夕の笹飾りを見て欲しくってこちらにやってきたのが、ここ鐘崎総本店に来た目的でありました。

 こちらには「七夕ミュージアムというものがあり、本物の豪華絢爛な笹飾りが常時展示されているとのこと。入り口から入ると、早速私達を出迎えてくれました(*^-^*)

 初めて見る姪は吹き流しの中に入ってみたり、素材の和紙を確かめたりして興味持ってくれていました(*^-^*)

 中に入ると、過去に実際に七まつりで使われた、そして受賞された笹飾りが飾ってありました。

 こちらは平成29年度になんと金賞を受賞されたものでした\(^o^)/ この上部の江戸切子のような造りは、私が行った2023年、アーケードいっぱいにあった中で目にしなかった珍しいものだなと、お気に入りになりました(*^^)v おそらく仙台の沢山の方々は七夕飾りに願いを込めつつ、この受賞を目指して何か月も前から趣向を凝らせてデザインや作成に時間を費やされているんだと思います。本当にどれも凝った作品が多く、だからこそ見応えがあり、全国各地から毎年200万人以上の観光客が見に来られる所以なんだと思います。

 この笹飾りには7つの飾りがあります。

 左から
投網:豊漁・豊作
屑篭:清潔と倹約
巾着:商売繁盛
吹き流し:織姫の織糸
折鶴:家内安全と健康長寿
紙衣:病気や災難の厄除け、裁縫の上達
短冊:学問や書道の上達

の願いが込められて飾られています。

 さて、この豪華さを誇る現在の七夕の形になったのは昭和に入ってからだそうで、もともとは家ごとに行われる素朴でつつましいお祭りだったようです。ではいつからどんな感じで現在に至ったのか、仙台に400年間続く七夕の歴史がここでは学べました。

藩政期

 現在の私達がよく目にする笹飾りに似た感じですね。こんな時代に既にこのように飾りつけして、七夕まつりがあったのですね。

大正期

 この時期は全て白っぽくって、華やかさはない感じです。藩政期に比べて質素で、その時代の背景も垣間見えます。

昭和初年頃

 少し吹き流しに色が出てきました。そして吹き流しにも工夫が見られます。

昭和10年

 段々と吹き流しが現在のものを彷彿させるようなものになってきました。

昭和30年頃

 ここまでくると、ほぼほぼ現在のものと変わらないですね。豪華なモノにもなってきています。

現在

 さてさて、そこにさらに工夫がなされたものになっているのが現在のものになっています。各お店や企業さんの努力で、ほんとに見応えのある笹飾りになるんですよね(*^-^*)

 現在の笹飾りは、どうしても絢爛豪華な飾り付けばかりに目がいきがちです。最初に説明した仙台伝統の七つ飾りも手づくりされて必ずぶら下がっていることや、本物の和紙で作られていること、折り鶴も一つずつ丁寧に折られていたりだとか、細部にわたっても見ると、皆さんが一生懸命に願いを込めて製作されていることが伝わってきます。

 七夕まつりの時期に行けなくても、このような常時見れるところって貴重ですし、本当の七夕まつりのように沢山飾ってあるわけではないので、じっくり見るのにもいい機会だなと思いました。姪の為に来たつもりが、私がさらに虜になって見学させていただきました( *´艸`)

 今回は時間がなかったので見学だけでしたが、七夕飾り手づくり体験も出来るようですので、お時間ある方は是非そちらも体験してみて下さい!

●鐘崎総本店 七夕ミュージアム
[ 住所 ] 〒984-0001 仙台市若林区鶴代町6-65
[ 営業時間 ]月・水・金曜日・・・9時30分~15時まで
     火・木・土・日曜日・祝祭日・・・9時30分~18時まで
[ TEL ] 022-238-7170

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