五十六話 2010年 6月 多重債務者なのに何故か…
2023年3月6.7日に私はまた暴走してしまった…
現代のパチンコのレートは等価交換が普通
筐体にクソみたいなギミックを付けたり抱き合わせ販売をし店が台を購入するのは1台50万が妥当なラインだろう。
当然、店側は釘を閉めるのは当たり前。
なので私が打つ台はスペックが甘く相性の良い台であり演出が面白い。これに限るんだ。
この台は最近のクソ台ラッシュの最中でも最も面白い台なのでは無かろうか?
客付きも良い分、釘はガチガチがデフォルト
試しに打っても千円で14回転なのだから勝負する気にはならない。
だが先月からたまに釘が開く日もあり1K25も回る日があり6万勝ちの日もあった。
そして3/6日も釘が開けられていた、少し回すと25も回るので勝負に出てみたが結果28000円負け(ノーヒット)
何か違和感を感じる、私だけでなく回りも大ハマりしているのだ(まさかな…)
翌日は休日のため昨夜と同じ台を打つも25回る
何でだ?あり得ない
基本、パチ屋は誰が何と言おうと信じないが(遠隔・出玉制御はある派)
だが回れば条件反射で打ってしまうのがパチンカー、朝から回るのだからヤメれない…
気がつけば3万も投資していてレバブルがキタ!と思えば隣の台って…(ハズレてた)
本当に抽選しているのか?
それから4500円ほど追加投資をしたとこで別にアツくも無い零号機リーチで当たり→通常で勝負あり。
冷静に考えればスマスロ北斗の導入費用はユニット込みで100万と言われている。
そのしわよせがパチンコに来ているのだろう。
話を本編に戻す
2010年6月
前回の知らない間に年金を引き落としされた事により事態は急展開を迎える
『足りない、支払いが全然足りない…』
ギャンブルでの借金は人には言えない
何故なら理解して貰えないからであり、例え理解してくれても再犯率が恐ろしく高いのだ。(罪人じゃないが…)
どうしよう…
頭脳をフル回転させ、とりあえず縁の無いカードから現役のカード類まで整理を始めた(もしやと思い)
すると一枚、見覚えの無いカードを発見
こんなカード作ったか?
確かキャッシングが出来ないからほっといたんだろ…
でもあれから時間がたつし…
問い合わせしてみるか?
私『もしもし会員カードの者ですが期限が切れていないか確認を取りたいとのですが、会員番号は…』
女『まだ大丈夫ですよ、住所変更とかですか?』
私『いや違うのですが、ショッピング枠とかキャッシング枠はついてますか?』
女『そうですね、貴方様の場合はショッピング枠が20万でキャッシング枠が20万となっております』
心の中でジェロニモの雄叫び&ガッツポーズ!
私『(冷静を装って)あ、そうですか色々とありがとうございました』
これで何とか今月は乗り切る事が出来そうだ…
だが、この1枚のカードの使用により私の信用情報が各々の金融ネットワークで繋がっていた事は微塵も分かっていなかった…
【ギャンブルの借金は破滅します】
借入3855000円
借入件数7件
毎月の支払い29万