● 日産、新型「キックス」公開、2024年夏以降に北米市場で2.0リッターガソリン車を発売 | エコカーブログ [eddie-k's eco_car blog]    

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日産自動車の北米法人は、新型「KICKS(キックス)」を2024年夏より北米市場に投入すると発表しました。発売は2024年夏以降を予定しており、価格は発売日近くに発表するとしています。


北米市場で展開する従来モデルの「KICKS」は、1.6リッターのガソリンエンジンを搭載していた。新たに登場する新型「KICKS」では、2.0リッターエンジンを搭載し、コンパクトクロスオーバーのレベルをさらに高めたモデルとして、ストリートで映える高級スニーカーのような洗練されたデザインや、優れた機能性、高い安心感をもたらす4WDシステムを備えた。


◆北米市場は直列4気筒 2.0リッターエンジンを搭載
北米市場に展開する新型KICKSは、最高出力141PS/最大トルク190Nmを発生する直列4気筒 2.0リッターエンジンを搭載し、トランスミッションは最新のCVT(エクストロニック・トランスミッション)を組み合わせた。このパワートレインはレスポンスに優れたトランスミッションと力強い低中速トルクを発生するエンジンにより、高速道路での追い越しなどの場面で余裕のある加速をもたらすとしている。


◆北米向け「KICKS」初となる4WDシステムを搭載
北米向けの「KICKS」として初となる4WDを「S」「SV」「SR」のすべてのグレードに設定し、天候や路面状況を問わず高い安心感をもたらした。ドライビングモードに滑りやすい路面に特化した「SNOW」を設定し、4WDとビークルダイナミックコントロールシステムを緻密に制御し、雪道で安心した走りを提供。また、最低地上高はセグメントトップとなる8.4インチとし、悪路や雪道での高い走破性を実現させた。


◆高級スニーカーのソールからインスパイアされたボディサイドのデザイン
新型「KICKS」のエクステリアは大胆かつ力強い印象をもたらすデザインを採用。ボディサイドのアクセントに、視覚的に目を引く、高級スニーカーのソールからインスパイアされた立体的な形状が施された。


すっきりとしたボディ上部と、ワイドに張り出されたスクエアな形状のフェンダーの対比が新型「KICKS」のデザインを特徴づけた。リアはフルLEDのテールライトをフェンダーに沿って配置し、テールゲートが分割しているかのような特徴的なデザインを採用している。



インテリアは、タフで力強いエクステリアのイメージとは異なり、モダンで繭に包まれるような感覚をもたらす。ダッシュボードにはメーターとナビにデュアルスクリーンが設定され、「KICKS」としては初めて、全席にゼログラビティシートを採用することで、より快適な姿勢を保ち、ドライブにおける乗員の疲労を軽減。オプションとなる電動パノラミック・サンルーフは風切り音を低減する新世代の薄型デザインが採用され、明るさと開放感をもたらすとしている。


室内空間は乗員の快適性とラゲッジスペースの確保を両立しながらも、市街地でも運転しやすいコンパクトなボディサイズを維持。ラゲッジスペースの荷室容量はクラストップで、ワンクラス上のクロスオーバーにも匹敵するという。ラゲッジルームの開口部も40.3インチとクラストップで、ベビーカーやゴルフバッグなど長さのある荷物を容易に収納可能。



◆12.3インチのデジタルディスプレイなど採用するインテリア
新型「KICKS」では直感的な操作が可能な12.3インチのデジタルディスプレイに加えて、室内に最大4つのUSB Type-Cポートや、前方センターコンソールにワイヤレス充電器を装備(グレード別設定)。Android AutoとApple CarPlayの両方に対応しているほか、SRプレミアムパッケージには、Bose Personal Plus 10スピーカーオーディオシステムが搭載され、運転席だけでなく、助手席にもヘッドレストスピーカーを追加した。


◆最上級グレード「SR」に北米向け「KICKS」として初のプロパイロット採用
新型「KICS」は、全方位運転支援システム(セーフティシールド360)が全モデルに標準装備され、歩行者検知機能付きエマージェンシーブレーキ、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)、LDP(車線逸脱防止支援システム)、ハイビームアシストを搭載。また、最上級グレードの「SR」には北米向け「KICKS」としては初となるプロパイロット(北米名:ProPILOT Assist)を採用し、高速道路での疲労を軽減させる。


そのほか、タイヤ空気圧警報システム、車内の忘れ物を知らせるリアドアアラート、インテリジェントDA(ふらつき警報)などの運転支援機能を標準装備した。さて、今般のモデルは「北米モデル」だが、日本市場導入についてのインフメーションはまだない。
 

 

 

 

 


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