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第8回 横浜トリエンナーレ

2024-03-26 21:15:57 | 美術[や]
第8回 横浜トリエンナーレ 「野草:いま、ここで生きてる」

 第8回横トリに行ってきた。本来は2023年12月~2024年3月の冬開催のはずだったが、半導体不足で横浜美術館の改修工事が遅れたための延期だそうで、暖冬とはいえ寒い真冬よりマシだったかも。これからどんどん暖かくなるし。でも雨降ってた。

 「横浜美術館 + 旧第一銀行横浜支店 + BnakART KAIKO」の3か所を見られるチケットを買った。残念ながら黄金町バザールやいろんな展示サイトまで足を延ばす暇はなかった。

 横浜美術館が会場になったのは第4回目からだけれど、特設会場にありがちなすきま風を気にする必要もなく心地よく過ごせる。今回はリニューアル直後なので、綺麗な館内のどこが変わったのかとキョロキョロしながらの鑑賞となった。

 横浜美術館とみなとみらい線のみなとみらい駅が入っているMARK ISの間は雨に濡れてしまうが、旧第一銀行横浜支店とBnakART KAIKOはみなとみらい線の馬車道駅の地下通路を利用すれば雨に濡れずに鑑賞できる。


 「野草:いまここで生きている」というサブタイトルで、生きることに焦点を当てているうえに、キナ臭い世界情勢でもあるので、戦争・紛争などの重苦しいテーマの作品が目立つ。とはいえ展示の多くが現代アートなので、好き嫌いが大きく分かれそうなワケワカメもたくさん湧き出している。








 丹羽良徳氏の「自分の所有物を街で購入する」という映像作品、どこかで買った本を持ち歩き、別の書店やらキオスクやらのレジでまた金を払っている。万引きではなく万足し? 閉店後の売り上げが合わなくて多すぎて数え直す店員さんが気の毒だったりして。

 次回の横トリが2026年になるのか2027年になるのか気になるけれど、きっと2026年の秋にでもなるのだろう。それでリセットできるし。夏はぐったりするので秋がいいなぁ。

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