生きづらい私のこと 自閉症グレーゾーンの人生行路

アスペルガーっぽい私のこれまでのこと、そしてこれからのことを自己分析しながら書き記していきます。

自閉症者が生きやすい社会 

2020-11-01 21:42:57 | いろいろ
 障害者総合支援法にもとづき、発達障害者にも就労支援制度が適用されています。自閉症者の「問題点」を改善して、職場社会に適応できるようにすること自体に反対するわけではありません。ただ、「定型発達者目線」のようなものを私はどうしても感じてしまいます。自閉症者の特性をポジティブにとらえる支援方法がもっと考えられないものでしょうか。
 2019年度には労働局に寄せられた相談のうち「いじめ・嫌がらせ」の問題は9万件近くに達しています。この件数は氷山の一角であると思われます。要領が悪かったり、コミュニケーションがうまくとれなかったりする自閉症者は上司や同僚からのパワハラ、いやがらせの標的になりやすいものです。このような職場の状況では自閉症者は安心して就職活動ができないでしょう。
 ひとりひとりの自閉症者の特性を活かした働き方ができる社会になってほしいものです。さらには働くことに限定されず、自閉症者がなんらかのかたちで積極的な役割を果たせるような社会のあり方も考えられていいのではないでしょうか。


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