旅好きル☆行き着いた先はキャンピングカー

行き着いた先はキャンピングカー

渡米を機に始めたブログ。今は旅の記録用。2018年キャンピングカーを購入し、より旅に出やすくなりました。

2019 東北10日間の旅 その5 雪と、千と千尋の弊害

2019/4/30(火)

この日は角館武家屋敷田沢湖、後生掛自然研究路、1300年の歴史を誇る史跡尾去沢鉱山 、とやや詰め込み過ぎプラン。
しかし
泥火山やマッドポットや硫気ガスが各所で噴出する様子が間近で見られるのを楽しみにしてた「後生掛自然研究路」はあいにく見ることができませんでした。それはのちほど。
f:id:outdoorsytype:20190617141056j:plain画像HPより
URLが変更になりました

朝から予報通り雨ザーザーの5日目。
ならば急ぐ事もなかろうと朝食のあともゆっくり温泉に浸かってからチェックアウトし、東北道を北上。
キャンプ&スキー仲間のN家が我が家同様東北エリアを回っているのですが、昨晩は花巻温泉に泊まっていたとのことが出発後に判明。
うまく調整すれば会えた可能性があったのにニアミスでほんっとに残念。(><)

東北道盛岡インターで降りて田沢湖方面へ。
その途中にある、道の駅雫石あねっこに寄ってみました。この道の駅、キャンプも出来るらしい。
大きな道の駅で、美味しそうなものがたくさんありましたよ。
www.anekko.co.jp

最初の目的地は角館武家屋敷と、その近くの桜並木の河原。
角館につくと、予想通り駐車場渋滞していたけれど大したことはなく、個人で呼び込んでいる駐車場は割と空きがありました。
雨がやむ事を期待しつつ、車内で、道の駅で買ったおこわなどでお昼ご飯。

角館の雰囲気は素敵でした。枝垂れ桜がいい感じ。
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武家屋敷はいくつか有名な家があり、お金を払って中に入り見学させてもらいます。
石黒家というお宅をみてみました。簡単に解説してもらえます。
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f:id:outdoorsytype:20190617140200j:plain大名行列の豆人形の展示

続いて桧木内川堤の桜並木へ。武家屋敷通りと共に「日本のさくらの名所100選」だそうです。
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ちょっと時期が遅かったかな。あとはお天気が残念。


一時半頃角館をあとにし、後生掛自然研究路へ向うため、田沢湖を経由して山道を北上します。
グーグルナビで示された道に行きかけると、入り口をコーンで塞がれた形跡のある、舗装もままならない狭い山道。
ほんとにこの道?!
どうみても一方通行的狭さだし、斜度的にも危うい。
近づいてよく見てみると、『五月上旬までは雪が残っている可能性があるため通行止め』と注意書きある。
一応もう5月上旬になりかけているし、雪はないし、コーンはすでに路肩にどかされいかにも通って良さげ。
でも、念の為やめておいて遠回りでも広い方の道をチョイスしましたが、それでよかったです。

なぜなら、雪などないと思っていたけれど少し標高が上がると道の周囲はどんどん雪が。
グーグルナビってかなりの頻度でかなり無茶しませんか?

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後生掛自然研究路のある八幡平アスピーテラインもやっぱり周囲は雪。
そして観光名所であるはずの後生掛自然研究路付近に近づいたのにまったく他の車の気配無し。
その時点でなんとなく嫌な予感はしていましたが、着いてみると研究路はまったく見えず、雪に覆われていました。
つまり、営業していないということ。せっかく山道登ってきたのにがーん
泥火山とか熱湯とか蒸気などの地熱があっても雪って溶けずに積もるんだ。。。
読みが甘かったです。

しかし、ここで見学の時間を取らなくてよくなったことはある意味ちょうど良く、尾去沢(おざりさわ)鉱山で長男がやりたがっていた砂金採りに間に合うことになりました。

尾去沢鉱山は1300年もの歴史があるそうです。つまり奈良時代から。
山に近づいてゆくと、現れた鉱山はものすっっっごくかっこいい

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夜の工場地帯同様こういう雰囲気大好きです。
かつての(昼間の)人々の賑わいが空っぽの建物中に浮遊しているのが感じ取れる寂しさ切なさというか。

こんなにも興奮してしまう風景なのに、不安になるくらい人の気配が少なく、鉱山へ入場する切符売り場にスタッフの人もいない。
そのまま入っていいらしく、足を踏み入れようとしたそのとき。

「お父さん、もう帰ろうよぅ」「お店の人に怒られるよ」

と、裾を引っ張る次男の心細げな声。
せっかく来たのになぜ?!

・・・心当たりがありました。

今回の旅中、GW渋滞対策に、いくつかDVDを持参した中の一つであるジブリの「千と千尋の神隠し」。
今回初めてその映画をみた子供たち。画面に釘付けになり、かなりの入れ込み様。
その「千と千尋の神隠し」の冒頭の不思議世界に迷い込むトンネルはまさにこの鉱山トンネルと酷似しており、切符を買わずに入ろうとしている状況は、映画内で千尋の両親があとで払えばいいからと料理をむさぼるあたりと似ている。。
6歳児にとっては現実と映画がシンクロし恐怖そのものだったのでしょう。
手を取ってなんとか中に入りましたが、もんのすごい心拍数。(笑)


長ーーーーいトンネル、中は寒いです。
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展示はなかなか面白いく、ゆっくり歩いて、出口まで40分くらい。
1300年前のトンネルにいたのに、最後はいきなり現代のエスカレーターで地上に帰れます。

そしてギリギリ間に合った砂金採りに長男挑戦。
本来は、砂金採りを行う本人しか入れませんが、他にお客さんもいなかったせいか、今回は入れてもらえました。
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コツがいるんですね。
砂金はなかなか見つかりませんでしたが他の石も含めこんな感じで採れました。よかったね。
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今夜はRVパーク泊。
スーパーに寄って、今夜の夕食と翌朝朝食を買い、RVパーク毛馬内に到着。
七滝温泉という温泉施設の駐車場の一画です。
電源なし利用ならなんとお値段500円。
温泉営業中は建物内のトイレが使え、駐車場にもRVパーク利用者用のトレイ小屋があり、清潔だしあったか便座で洗面台もあり快適。
簡単なピクニックテーブルと流しもあり、一番いいのはゴミが捨てられること!
ここのRVパークもかなりオススメです。
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rv-park.jp

おしまい☆

その6はこれから更新します・・・