みなさん、こんにちは。

昨日、私が住んでいる宮城県では、公立高校入試の合格発表が行われました。

学習塾を営んでいる私にとっては、一年で最も緊張する日でした。

受験生のみなさんは、私とは比にならないほど緊張したことと思います。

 

今日の独り言は、私が毎年合格発表前の受験生に伝えている言葉。

 

 

『どの道を選ぶかは確かに大事だが、

 選んだ道をどう進むかの方が、

 百倍も千倍も一万倍も大切だ。』

 

 

合格発表の前日は、中学3年生の最後の授業でした。

卒業生のみんなに、私からの最後のメッセージを伝えました。

生徒のみなさんには、

 

「いよいよ明日が合格発表だね。合格していればもちろん最高だけど、たとえ望む結果ではなかったとしても、自分が全力を尽くしたなら胸を張ってほしい。もちろん、落ち込むと思う。ものすごく落ち込むと思う。それでも、顔を上げて次にやるべきことを考え、前に進んでほしいと思います。毎年、合格発表の前に受験生のみんなに言っている言葉があります。それは、

 

『どの道を選ぶかは確かに重要だが、

 選んだ道をどう進むかの方が百倍も千倍も一万倍も大切だ。』

 

ということ。たとえ希望する高校に入学したとしても、3年間をダラダラ過ごせば、その先に明るい未来はない。逆に希望する高校ではないところに進学したとしても、いろいろなことにチャレンジして3年間を全力で過ごせたら、その先には輝く未来しかないんだ。だから、合格して自分の希望する道に進んだ人も、残念ながら希望通りではない道に進んだ人も、その道を全力で駆け抜けてほしい。」

 

ということを伝えました。

 

何かを選択しなければならない時、選択する時点で、どちらか一方が正解でもう一方は不正解ということが決まっているのではありません。

 

選択する時点では、正解も不正解も決まっていないのです。

 

選択した後、自分が何を考え、どう行動するのか、それによって選択した方が正解となるのか不正解となるのかが決まるのです。

つまり、どちらの道を選ぶのかで未来が決まるのではなく、選んだ道をどう進むのかで未来は変わってゆくということです。

この考え方が身につくと、自分の選択を後悔するということがなくなります。

選んだ道を正解にしようという意識で行動すれば、すべての選択を正解にすることができるからです。

いつも自分の選択を後悔してしまうという人は、選択が間違っているのではなく、その後の考え方や行動が間違っているのです。

どの道を選ぶかではなく、選んだ道をどう進むのか・・・。

 

「正解を選択するのではなく、

 選択が正解になるように生きる」

 

ということですね。

 

それが、「後悔しない生き方」につながっていくのではないでしょうか。

私自身も、常に自分の選択に責任を持ち、すべての選択が正解だったと言えるような生き方を追求していきたいと思います。

 

どんなに険しい道でも、全力で進み続けていれば・・・、

 

その道が正解となる・・・。

 

 

公立高校を受験した塾生14名は、全員が第一志望校に合格することができました。

私立高校の推薦で合格した1名を含め、今年度の卒業生は15名全員が自分の希望する道へと進むことができました。

 

4月から始まる高校生活も、この道を選んで正解だったと思えるように、全力で走り抜けてほしいと思います。

 

では、今日はこのへんで。

 

 

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みなさん、こんにちは。

 

今日は、天気は良いものの、風がとても強く気温以上に寒く感じます。

 

それでも、真冬の寒さではなくなってきており、いよいよ春の足音が近づいてきているように感じます。

 

私の仕事は学習塾なので、来週の高校受験に向けて、今が一年で一番ピリピリとした時期となっています。

 

昨日は日曜日でしたが、中3生限定で教室を自習開放し、ラストスパートをサポートしました。

 

最高の春を迎えられるよう、残り一週間を全力で頑張ってもらいたいと思います。

 

 

さて、私は、日々の生活の中で心に浮かんだ言葉を書きとめるようにしています。

 

それは、自分への戒めだったり、自分への励ましだったり、世の中に対する憤りだったりもします。

 

そんな私のとりとめのない独り言を、ブログでつぶやいています。

 

私の独り言が誰かの目にとまり、誰かの心に何かを届けられたらうれしいです。

 

今回は、私がすべての物事に通じると思っており、私自身も自分への戒めとして常に心に留めている独り言です。

 

 

『大切なことは、

 たいてい数字では表せない』

 

 

あらゆる物事を数字で考えることは、とても大切だと思います。

 

でも、それはあくまでも、その先にある目的を達成するための手段としてです。

 

数字の先にある大切なことを見失ってはいけません。

 

数字を追うことが目的になった時、人は判断を誤ってしまいます。

 

本来、数字とは、大切なことを見失わずに歩いて行った時に、その足跡としてついてくるものだと私は考えています。

 

数字とは結果であり、追うものではないのです。

 

数字とは足跡である

 

 

例えば、飲食店で利益ばかりを追いかけていたらどうでしょう。

 

人件費や材料費をギリギリまで削り、そのせいでサービスや料理の質は落ち、結果的にお客さんは離れてしまいます。

 

従業員だって、低い時給と少ない人数できつい労働を強いられていたら、働きたくなくなります。

 

おそらくそんなお店は長く持たないでしょう。

 

利益追求主義は破滅を招く

 

逆に、お客さんや従業員を大切にし、必要な経費は可能な限り削らない、そんなお店ならどうでしょう。

 

従業員のモチベーションも常に高く、最高のサービスをしようとするでしょうし、お客さんも美味しい料理と質の高いサービスを気に入り、リピーターがどんどん増えることでしょう。

 

そうすれば、結果的に売り上げはどんどん伸び、利益も上がります。

 

そして、それをまたお客さんや従業員に還元することができます。

 

そこには、全員が幸せになれるサイクルが生まれるのです。

 

 

子育てでもそうです。

 

数字ばかりを追ってしまい、テストの点数や通信表で良し悪しを判断する親がいますが、それは大きな間違いです。

 

大切なのは、自分を高めようと努力しているかどうかです。

 

努力してもそれがすぐに結果として表れるとは限りません。

 

前回のテストより努力したのに、結果が出なかったからと親に怒られたらどうでしょう。

 

努力することが嫌になってしまいますよね。

 

テスト結果だけを見て、褒めたり怒ったりしてはいけません

 

逆に、前回より大して頑張っていないのに、たまたま点数が良くて親に褒められたらどうでしょう。

 

子どもは、結果が良ければ努力しなくてもいいんだと勘違いしてしまうかもしれません。

 

そうなると、子どもも結果だけを追うようになり、最悪、カンニングなどの不正を働いたり、親にウソをついたりするようになります。

 

それは、その先の人生に大きな負の影響を与えてしまいます。

 

結果ではなく、努力しているかどうかを見ている親はそうなりません。

 

結果がどうであれ、前回より頑張っているようであれば、

 

「結果はでなかったかもしれないけどよく頑張ったね。次は必ず結果に表れると思うよ。」

 

と声をかけてあげられるのです。

 

そうすると、子どもも努力していることを見ていてくれたとうれしくなり、モチベーションを高く保つことができます。

 

努力を継続することができるので、結果的にテストの点数はどんどん上がっていくでしょう。

 

また、友達に対する思いやりや礼儀、ルールを守る態度、そういったものも数字で表すことはできませんが、幸せな人生を送るうえでものすごく大切なことです。

 

 

努力や思いやり、数字で表せないことほど大切なのです。

 

 

ここ数年問題になっているYouTubeやSNSの投稿の問題にしても同じですよね。

 

お金を稼ぐこと、「いいね!」やフォロワーを増やすこと、そんな数字ばかりを追うから、信じられないような迷惑動画を投稿してしまい、人生を台無しにしてしまうのです。

 

数字に支配された人たちは必ず破滅へ向かいます

 

 

あくまで私の考えですが、幸せな人生を送るうえで本当に大切なことは、たいてい数字では表せないものばかりです。

 

また、数字とはあくまで結果としてついてくるものであり、追うべきものではありません。

 

本当に大切なことを見失わずに生きていきたいものですね。

 

 

では、今日はこのへんで。

 

 

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みなさん、こんにちは。

 

私は、日々の生活の中で心に浮かんだ言葉を書きとめるようにしています。

それは、自分への戒めだったり、自分への励ましだったり、世の中に対する憤りだったりもします。

そんな私のとりとめのない独り言を、ブログでつぶやいています。

私の独り言が誰かの目にとまり、誰かの心に何かを届けられたらうれしいです。

 

 

『正解が分からない?

 それなら、不正解を削ればいい。

 きっと、正解の形が見えてくるよ。』

 

 

世の中に「正解の無いこと」はたくさんあると思います。

 

むしろ、生きていく中でぶつかる問題のほとんどは、絶対的な正解の無いことかもしれません。

 

生きるということは、正解の無い迷路を進むようなものかもしれない・・・

 

 

そんな問題にぶつかった時のひとつの考え方を独り言でつぶやいてみました。

 

正解の分からない問題にぶつかった時は、自分の中で不正解だと思うことを書き出し、それをやめてみると良いかもしれません。

 

まさに、彫刻をするように、いらない部分を削り落としていくのです。

 

例えば、「子育てに正解はない」とよく言われます。

 

どのように子育てをすれば良いのかが分からず、悩んでいるお母さんやお父さんは本当に多いと思います。

 

でも、そんな親のみなさんも、おそらく「子育ての不正解」(子育てでしない方が良いこと)は、ある程度分かっているのではないでしょうか。

 

そして、不正解だとは思っているのに、何となくやってしまっているということがあるのではないでしょうか。

 

人間は、本能的に楽な方、楽しい方に流されやすい生き物です。

 

私もそうですが、やめた方が良いと分かっているのにやめられないでいることが、けっこうあるはずです。

 

しかし、その状態では、正解は決して見えてきません。

 

正解が分からなければ、まずは不正解を削っていく(やらない方が良いことをやめる)のです。

 

「子どもに手を挙げない」

「夫婦喧嘩をしない」

「無制限にスマホやゲームを使わせない」

「あれしなさい、これしなさいと口を出し過ぎない」

「お菓子やジュースを与え過ぎない」

 

などなど、子育てでやらない方が良いことはたくさんあります。

 

子育てに絶対的な正解はないかもしれませんが、不正解はたくさんあるのです。

 

それらをやめることで、子育ての正解の輪郭が見えてきます。

 

 

不正解を削り落とすことで、正解の形が見えてくる

 

 

そこからさらに、その子の気質や性格に合わせて細かい不正解を削っていきます。

 

そうすると、子育ての正解の全体像がハッキリと見えてきます。

 

さらに、それを磨いていくことで、「子育ての正解」というオリジナル彫刻が完成するのです。

 

もちろん、それは誰にでも共通の絶対的な正解ではなく、あなたにとっての正解です。

 

子育て以外にも、「人間関係」「仕事」「夢」「お金」「健康」・・・、正解が分からないことは無数にあります。

 

それらの壁にぶつかった時は、ぜひ、彫刻家になったつもりで不正解を削り落とし、自分だけの正解という彫刻を完成させてみてくださいね。

 

 

では、今日はこのへんで。

 

 

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