10日以上になるけど

日比谷ミッドタウンでアイアンクロー鑑賞


エリック一家の中で唯一現存する、長男ケビンの目を通して描くプロレス名門一家の栄枯盛衰


スポーツネタの映画の中でも珍しく、根性論や従来の男らしさの啓蒙に疑問を投げた異色作


俳優に本物のレスラーが持っていた個性や戦い方の完コピを求めるのは酷だけど

ザック・エプロンが演じたケビンは色黒すぎて軽やかさにやや欠けるが、その熱演はオスカー候補になってもおかしくない


義父の偏狭さを見抜き、ケビンを支える妻パム役はダウントン・アビーで奔放な貴族令嬢ローズ役で有名なリリー・ジェームズ


次男デビッドが日本で客死後、一家の不幸は続く

三男ケリーのバイク事故による足切断と薬物中毒、四男マイクは試合中に致命傷が原因で自殺

この映画では省略されたキャラ、五男クリスもステロイドを過剰投与のち自殺


監督のショーン⚡︎ダーキンは少年時代よりプロレス好き、この一族の映画化という悲願を叶えた


他に往年の名レスラー、リック、フレアーやハーリー⚡︎レイス役が本物のよう