巨人(☆8対5★)阪神 =リーグ戦7回戦(2024.05.03)・東京ドーム=
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阪神
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巨人
42000002X8901
勝利投手:戸郷 翔征(2勝1敗0S)
(セーブ:泉 圭輔(1勝0敗1S))
敗戦投手:門別 啓人(0勝1敗0S)

本塁打
【阪神】大山 悠輔(2号・2回表ソロ),中野 拓夢(1号・6回表ソロ),大山 悠輔(3号・8回表ソロ)
【巨人】岡本 和真(5号・2回裏2ラン)

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◆巨人は初回、坂本の適時打などで4点を先制する。続く2回裏に岡本和の2ランで追加点を挙げると、2点差に迫られた8回には門脇が2点適時打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・戸郷が6回途中3失点で今季2勝目。6番手・泉はプロ初セーブを記録した。敗れた阪神は、先発・門別が振るわなかった。

◆阪神門別啓人投手(19)が、プロ初勝利を目指し、今季初となる先発マウンドに上がる。今季は中継ぎとして初の開幕1軍入り。岡田監督は「先発予備1番手」と位置づけ、先発陣に有事があった際は、門別が繰り上がる体制を整えてきた。ここまで中継ぎで3試合に登板し計4イニングを無失点。青柳の2軍再調整でめぐってきた出番は「伝統の一戦」だ。巨人の球団創設90周年を記念した「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた一戦で、勝利となるか。

◆高卒2年目の阪神門別啓人投手(19)が、いきなり"洗礼"を浴びた。今季初先発のマウンドで、初回から2死一、二塁のピンチ。巨人5番坂本に、プロ通算2345安打目となる先制の左前適時打を浴びた。その後、長野、小林、門脇にも連打を浴びてこの回5安打4失点。球数は41球に達した。「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた試合で、巨人打線に初回から集中打を浴びた。

◆/一発には一発を\岡本和真が高め振り抜く2号2ランで突き放す???#プロ野球(2024/5/3)??巨人×阪神??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #giants pic.twitter.com/0G7cZqwnr3

◆/まだまだここから──\主砲・大山悠輔が反撃の狼煙カーブを振り抜いた打球はレフトスタンドへ?#プロ野球(2024/5/3)??巨人×阪神??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #tigers pic.twitter.com/6VduFDtUB3

◆巨人が初回から打者9人の猛攻で4点を奪った。2死走者なしから阪神先発の門別を攻め立てた。3番吉川が右中間を破る二塁打で出塁し、続く4番岡本和が四球を選んで一、二塁とチャンスを広げた。坂本が左前に飛ぶ適時打で先制すると、さらに長野、小林、門脇の3連打で点差を広げた。初回から先発戸郷を援護する大量4得点を挙げた。

◆阪神シェルドン・ノイジー外野手(29)が、痛恨の失策を犯した。3点ビハインドの2回、3番吉川の左翼への飛球を背走で追いかけグラブを伸ばすも、捕球できなかった。打球に追いついていただけに、もったいないプレー。初回に4失点した2年目の門別を救うことはできなかった。2死二塁となり、続く4番岡本和に左翼へ2ランを被弾。結果的にノイジーの失策が痛い2失点につながった。

◆阪神大山悠輔内野手(29)が今季2号ソロを放った。今季初先発の門別啓人投手(19)が初回に4点を失った直後の2回。先頭で巨人戸郷翔征投手(24)の2球目、高めのスライダーを右中間スタンドに運んだ。本塁打は19日の中日戦(甲子園)以来、10試合ぶり。ダイヤモンドを1周し、ベンチに戻ると、満面の笑みの門別とハイタッチした。「先に点は取られてしまいましたが、まだまだ序盤ですし、ここからつないで粘り強く戦いたいと思います。次の打席もチームに貢献できるように頑張ります」とコメントした。この日は「長嶋茂雄デー」として開催され、虎の背番号「3」が反撃ののろしを上げた。【動画】阪神の主砲・大山悠輔が反撃の狼煙

◆苦い今季初先発となった。阪神門別啓人投手(19)が3回6安打6失点で降板を喫した。初回から2死一、二塁のピンチを背負い、坂本、長野、小林、門脇に4連打を浴びて4失点。2回には4番岡本和に2ランを被弾した。3回を投げ終えて75球。4回からは2番手岡留がコールされ、降板となった。 「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた一戦。注目の集まる一戦での、プロ初勝利はならなかった。

◆巨人長嶋茂雄終身名誉監督(88)が東京ドームのグラウンドに姿を見せた。「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた一戦。5回が終了すると、東京ドームにアナウンスが流れた。「4番サード長嶋 背番号3」。松井秀喜氏をかたわらに車いすに座り、グレーのスーツに身を包んだミスターが登場した。球場のボルテージは一気に高まった。ベンチから出てきた阿部監督と熱い握手を交わした。松井氏、阿部監督と一緒に記念撮影。ファンがメッセージボードを掲げるスタンドを見渡しながら、グラウンドを後にした。○...球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として開催された。試合前練習は永久欠番になっている背番号3のTシャツを身にまとい、試合ではユニホームの右袖と帽子に「3」を刻んでプレーした。試合球には「3 NAGASHIMA SHIGEO DAY 5.3.2024」と刻印。全国各地の映画館でライブビューイングも行われ、中畑清OB会長が特別解説を務めた。また、28日のソフトバンク戦は「王貞治DAY」として開催される。○...「長嶋茂雄DAY」で巨人OBからメッセージが届く中、阪神OBの吉田義男氏、小山正明氏、掛布雅之氏らも思い出を語った。球場ビジョンにVTRで登場。掛布氏は電話口で素振りの音を聞いてもらい、ほめられたエピソードを披露。「これからもプロ野球を明るく照らす太陽であり続けてください」と語った。

◆阪神の守備でヒヤリとするシーンがあった。3回2死一塁、巨人戸郷の打球は右中間へ。これを右翼森下翔太外野手(23)、中堅近本光司外野手(29)が追い、最後は軽くぶつかるような形で森下がつかんだ。激しく衝突していれば危ないシーン。その後は問題ない様子でともにベンチへと走った。

◆阪神中野拓夢内野手(27)が今季124打席目で1号ソロを放った。1-6の6回、2死。巨人戸郷翔征投手(24)の2ストライクからの3球目、141キロ高めの直球を振り抜いた。高々と上がった打球は右翼スタンドに吸い込まれた。本塁打は23年8月9日の巨人戦(東京ドーム)以来だ。「まずは出塁して後ろにつなぐという意識でした。追い込まれていましたが、しっかり振り切ることができたと思います」と納得した。この日は今季初先発の門別啓人投手(19)が2回までに6失点。それでも2回に4番大山悠輔内野手(29)が左中間へ2号ソロを放ち、反撃ののろしを上げていた。

◆元巨人でヤンキースGM付特別アドバイザーの松井秀喜氏がセレモニアルピッチを務めた。背番号55のユニホームで、ど真ん中に投げ込んだ。「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた一戦に「プロ野球の歴史を振り返っても、必ず長嶋茂雄という名前は一番。私の中でも一番、大きな存在。今年はジャイアンツが90周年ですが、100年たっても、150年、200年たっても、長嶋茂雄という名前は語り継がれると思います」と話した。試合前にはトークショーに出演し、ミスターと過ごした日々を回想した。試合前は素振りを見てもらうのが習慣。長嶋監督が宿泊するホテルにもバットを持って出向いた。空気を切り裂くスイング音を聞いてもらった。「いいスイング、悪いスイングの音で聞き分けていられる。それが、だんだん自分でも分かるようになってきた。短くて高い音がいい。その音を求めて、自分1人でも練習できるようになった。その練習ができるのは自分にとってアドバンテージだった」と感謝した。○...球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として開催された。試合前練習は永久欠番になっている背番号3のTシャツを身にまとい、試合ではユニホームの右袖と帽子に「3」を刻んでプレーした。試合球には「3 NAGASHIMA SHIGEO DAY 5.3.2024」と刻印。全国各地の映画館でライブビューイングも行われ、中畑清OB会長が特別解説を務めた。また、28日のソフトバンク戦は「王貞治DAY」として開催される。○...「長嶋茂雄DAY」で巨人OBからメッセージが届く中、阪神OBの吉田義男氏、小山正明氏、掛布雅之氏らも思い出を語った。球場ビジョンにVTRで登場。掛布氏は電話口で素振りの音を聞いてもらい、ほめられたエピソードを披露。「これからもプロ野球を明るく照らす太陽であり続けてください」と語った。

◆巨人坂本勇人内野手(35)がミスターの目の前でミスターに並んだ。通算186度目の猛打賞を記録し、プロ野球歴代3位の長嶋茂雄に並んだ。4月20日広島戦以来、今季2度目となる猛打賞をマーク。この日の伝統の一戦は球団創設90周年特別試合「長嶋茂雄DAY」として開催された。5回裏終了時には長嶋終身名誉監督本人がサプライズで登場。松井秀喜氏、阿部慎之助監督と並び記念写真に収まった。坂本は「5番三塁」でスタメン出場。1回2死一、二塁で先制の左前適時打を放ち、5回1死からは右翼への二塁打を放っていた。

◆阪神佐藤輝明内野手(25)への死球に、左翼席の虎党からブーイングが飛んだ。2点差に迫った8回2死。船迫の投球が左膝付近に直撃。これにファンが反応し、しばらく東京ドームにブーイングが響いた。佐藤輝は問題なくプレーを続行した。

◆/長嶋茂雄DAYに大記録\坂本勇人が通算186度目の猛打賞歴代3位の長嶋茂雄さんの記録に並ぶ?#プロ野球(2024/5/3)??巨人×阪神??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #giants pic.twitter.com/YePwx2JpI0

◆巨人長嶋茂雄終身名誉監督の次女でスポーツキャスターの長島三奈さん(55)がファーストピッチを務めた。背番号3のユニホーム姿でマウンドから投球。「ファンの方、球団の皆さんに今までの感謝を伝えようと思ってマウンドに上がりました。(長嶋茂雄DAYを)やっぱり父が喜んでいて、それを見るのがすごくうれしい。ありがたい気持ちでいっぱい」と話した。

◆阪神門別啓人投手(19)が、今季初先発でプロ初黒星を喫した。巨人戦では初めての先発で、いきなり"洗礼"を浴びた。初回から2死一、二塁を背負うと、プロ18年目の5番坂本に先制の左前適時打を浴びた。この一打を皮切りに、長野、小林、門脇にも連打を浴びて4失点。2回には4番岡本和にも左翼への2ランを被弾。3回6失点で降板した。「長嶋茂雄DAY」と銘打たれたメモリアルな一戦。団結し、勢いづいた巨人打線を止めることができなかった。球数は75球に到達。「初回の4点までで粘っていかなければいけないと思い投げていましたが、重ねて失点を許し、チームや中継ぎのみなさんに負担をかけてしまいました」と悔やんだ。打線は大山悠輔内野手(29)に今季チーム初、自身は2シーズンぶりとなる1試合2本塁打が飛び出した。中野拓夢内野手(27)にもソロアーチが出るなど、反攻の姿勢は見せたが、メモリアルデーの巨人に及ばなかった。これで2位巨人と2ゲーム差となった。

◆阪神岡田彰布監督(66)が3点を追う6回2死満塁の好機で、打者の梅野隆太郎捕手(32)へ声をかけた。1-6で迎えた6回、2死から中野拓夢内野手(27)が、巨人戸郷翔征投手(24)から右翼へ今季1号ソロ。さらに3番森下翔太外野手(23)と4番大山悠輔内野手(29)が連続四球で出塁し、代打糸原健斗内野手(31)が右適時二塁打を放って3点差に迫った。6番佐藤輝明内野手(25)も四球で2死満塁。指揮官は自ら梅野へ声をかけ、ベンチでにやりと笑った。梅野は5球目に遊ゴロに倒れ、追加点とはならなかった。

◆阪神大山悠輔内野手(29)が22年6月17日DeNA戦(甲子園)以来となる、1試合複数本塁打を決めた。まずは2回。今季初先発の門別啓人投手(19)が初回に4点を失った直後だった。先頭で巨人戸郷翔征投手(24)の2球目、高めのスライダーを左中間スタンドに運んだ。本塁打は19日の中日戦(甲子園)以来、10試合ぶり。ダイヤモンドを1周し、ベンチに戻ると、満面の笑みの門別とハイタッチした。「先に点は取られてしまいましたが、まだまだ序盤ですし、ここからつないで粘り強く戦いたいと思います。次の打席もチームに貢献できるように頑張ります」とコメントした。3-6の8回には巨人の4番手船迫大雅投手(27)の2球目だ。113キロの変化球を阪神ファンが待つ左翼スタンドへ3号ソロを運んだ。大山の1試合複数本塁打は今季初で、自身10度目。この日は「長嶋茂雄デー」として開催され、虎の背番号「3」が敵地で豪快弾を見せつけた。

◆/最後を締めたのは泉圭輔\新加入の男が見事な火消し記念すべき日にプロ初セーブ?#プロ野球(2024/5/3)??巨人×阪神??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #giants pic.twitter.com/TTaJgYbS4Z

◆阪神が2位巨人に2ゲーム差に迫られた。先発の門別が3回6失点で降板。ノイジーや加治屋の守備のミスもあり、失点につながった。岡田彰布監督の試合後の一問一答は以下の通り。-門別はいずれも2死から「ちょっと、そろえすぎよな。コースに狙うというかな。腕振らんとな。低め、狙い打ちやんか。もっと大胆にいかなアカンわな。腕振って」-テンポも丁寧にいこうとして「丁寧にいこう、丁寧にいこうってなあ。そんな感じやったからなあ」-力は出しきれなかった「まあ、そらそうやなあ。結局、スリーツーまでなあ、吉川にフルカウントにして、ストレート置きにいくわけやからなあ。そこまででも、勝負できるわけやんか」-昨日も言っていたが門別は結果はどうであれ「まあ、いい経験になったんちゃう」-3回は球威が落ちたか。「いやいや、だって変化球ばっかり、ツーシームかなんか放っとるっていうから。なんでまっすぐ放らへんのやって言うたんや。まっすぐちゃうやろ、あれ? もったいないのう。ノイジーの落球も痛かったけどな。あれで3者凡退で終わってたらなあ。4点で、3点差なんか絶対にわからへんのに、ここなんか」-加治屋の悪送球も痛かった。「いやいやファームに落とすよ。状況がわかってない。打順を見てみい。そんなもん。一番ベテランというか経験があるのに。それもワンチャンスやで。なんでそんな慌てる必要あるんやろな」-門別今後は「1回投げさす、下で。次青柳がな、1回飛ばしとるからな。最初からそういうつもりやったけどな、青柳おるし」-大山が2発「うん。まあここはなあ、あんまりな、納得いく当たりじゃないやろけどな、ここはあんなんでもホームランなるからな。だから1点でも少なくやっとかんとあかんということや」-6回の梅野への耳打ちは「いやいや、ヒットを打てって。みんな振りが大きいから。振り回してばっかりやから」-最後はつなぐ意識が出た「9回な、ゲームセットまで何が起こるか分からんのやから、この球場やから。1点でも(追い上げたら)そら。何回もここでやってるんやからなあ。セーフティーリードは何点やいうても分からへんような球場やから。なあ、中継ぎピッチャーもそこまではうまいことな、あと1点2点というくらいのところまでいったわけやからなあ。そら、大勢も甲子園で打ってるから。そら2点くらいやったらと思ってたよ」

◆巨人長嶋茂雄終身名誉監督(88)が東京ドームのグラウンドに姿を見せた。「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた一戦。5回が終了すると、東京ドームにアナウンスが流れた。「4番サード長嶋 背番号3」。松井秀喜氏をかたわらに車いすに座り、グレーのスーツに身を包んだミスターが登場した。球場のボルテージは一気に高まった。ベンチから出てきた阿部監督と熱い握手を交わした。松井氏、阿部監督と一緒に記念撮影。ファンがメッセージボードを掲げるスタンドを見渡しながら、グラウンドを後にした。長嶋茂雄終身名誉監督のコメントは以下。巨人軍は本年、球団創立90年を迎えました。ご観戦の皆さま、全国の野球ファンの方々とともに心から祝福したいと思います。1世紀に近い年月の中、多くの先輩、同輩、そして若い世代の人たちに支えられて築かれた球団の歴史です。私も巨人に入団して半世紀を過ぎました。自分自身の足跡を振り返っても、さまざまな喜怒哀楽が詰め込まれています。今シーズンは阿部監督のもと、レギュラーを死守するベテランとチャンスを狙う中堅、さらに若手を含めた戦う集団です。創立90年の年、巨人が日本一の座を目指す戦いを見せてくれると期待しています。

◆敗れた阪神岡田彰布監督は、2つのミスを厳しく指摘した。3点ビハインドの2回2死、吉川の飛球を左翼ノイジーが追いつきながらも捕球できず。2死走者なしからのエラーで、直後の4番岡本和の2ランにつながってしまった。「ノイジーの落球も痛かったけどな。あれで3者凡退で終わってたらなあ。3点差なんか絶対に分からんのに、ここ(東京ドーム)なんか」。門別の足を引っ張って5点差に拡大。ノイジーは4回裏の守備から交代させた。2点差に迫った8回には4番手加治屋が、無死一塁でバントを試みた佐々木のゴロを二塁へ悪送球。ピンチは広がり、痛恨の2点を失った。指揮官は「いやいや、ファームに落とすよ」と2軍行きを即決。次打者は7番小林だっただけに「状況が分かってない。打順を見てみい、そんなもん。一番ベテランというか、経験があるのに。なんでそんな慌てる必要があるんやろな」と首をひねった。9回の攻撃で詰め寄っただけに、より悔しさが募った。▽阪神ノイジー エラーしたのは自分のミスです。

◆阪神糸原健斗内野手がまた勝負強さを発揮した。6回2死一、二塁に代打で登場。戸郷から右中間フェンス手前に飛ぶ強い打球を放ち、右翼の佐々木が捕れずに適時二塁打になった。代打は4打席連続安打で今季の代打率は3割8分5厘。先発で3安打した4月28日ヤクルト戦以来5日ぶりの出場だったが、好調が続く。追い上げ及ばず敗れ「明日も頑張ります」と言葉少なに球場をあとにした。

◆巨人守護神の大勢投手(24)が緊急降板した。4日にも精密検査を受ける。3日の阪神戦(東京ドーム)の9回に登板。2死後に連打され、森下の適時打の直後に自らベンチに右肩の異常を訴えた。阿部監督は「自分で訴えてくるってことなので、あまり良くないんじゃないかなと思います」と説明。大勢は「投げられないなという感じというか、抑えられないなという感じだったので、大事な試合でしたし、申し訳なかったですけど交代しました」と話した。昨季6月末に右上肢のコンディション不良で約2カ月半、離脱。今季は2月の春季キャンプで右ふくらはぎ痛で出遅れるも、開幕直前に1軍合流し、ここまで7セーブをマーク。この日は4月27日DeNA戦から中5日の登板だった。

◆阪神森下翔太外野手(23)が諦めない姿勢を示した。4点ビハインドの9回2死一、二塁で大勢から左翼へ適時打。これが自身15打席ぶりの安打となり、4試合ぶりのタイムリーにもなった。バットを折られながら内角球をさばき「当たりはどうであれ、久しぶりに1本出たことはよかった」とうなずいた。初回に4失点したが反攻したことで「ジャイアンツサイドとしては明日以降、印象に残る試合だったかなと思います」と振り返った。

◆巨人岡本和真内野手が5戦ぶりの5号2ランを放った。3点リードの2回2死二塁、阪神門別の高めに浮いた138キロ直球を左翼席後方のバルコニー席まで運んだ。「長嶋茂雄DAY」での1発に「記念の日というかたちで開催したゲームで勝ててよかったなと思います」。首位阪神との3連戦から始まった、6連戦の初戦を白星発進。「相手は首位ですしね。この6連戦、大事だと思うので頑張りたい」と見据えた。

◆ミスターの目の前で偉大な記録に肩を並べた。巨人坂本勇人内野手(35)が今季2度目、プロ通算186回目の猛打賞をマークした。1回に左前先制適時打、5回に右翼線二塁打、8回にも右前打の3安打で長嶋茂雄終身名誉監督(88)に並ぶ、プロ野球史上歴代3位タイに浮上。球団創設90周年特別試合「長嶋茂雄DAY」として開催され、サプライズで東京ドームを訪れていた長嶋終身名誉監督を坂本がメモリアル打と勝利で歓迎した。伝統の一戦で首位阪神に競り勝ち、2ゲーム差に迫った。坂本が3安打を放って今季2度目の猛打賞。通算では186度目となり、歴代3位の長嶋(巨人)に並んだ。2位の川上(巨人)は1リーグ時代に69度、セ・リーグで125度だから、セ・リーグでは長嶋に並び最多となり、右打者でも最多の長嶋に並んだ。58年に入団した長嶋はリーグ最多猛打賞を7度記録し、最後の猛打賞が2185試合目の74年10月14日中日戦。リーグ最多は1度しかない坂本だが、長嶋より早い2129試合目で186度目の猛打賞を記録した。

◆巨人泉圭輔投手がプロ初セーブを挙げた。3点リードの9回2死一、三塁で守護神・大勢が肩を気にするような様子を見せて降板し、1、4打席目に本塁打を放った大山との対戦を託された。本塁打が出れば同点という緊迫の場面で「とにかく強い球を投げることだけ考えた」と二飛に仕留めた。「こういう特別な日に初セーブができてうれしい」とかみしめた。

◆阪神梅野隆太郎捕手(32)が絶好機で凡打に倒れた。3点差に迫った6回2死満塁。打席に入る直前、ベンチから飛び出した岡田監督から言葉を授けられた。指揮官は「いやいや、ヒットを打てって。みんな振りが大きいから、振り回してばっかりやから」と説明。だが結果は遊ゴロでチャンスはついえた。受けては先発の19歳門別が立ち上がりにつかまった。梅野は「もっともっと引っ張って、最少失点で抑えられたらよかったけど」と反省した。

◆巨人阿部慎之助監督がミスターの激励に応えた。5回終了時にサプライズ登場した長嶋終身名誉監督と球団OBの松井氏と並んで記念写真に納まった。握手で出迎え、ひと言、二言の会話を交わし「『今日は勝てよ』と言ってくれた。カツを入れられました」と明かした。5回終了時点では5点リードも一時は2点差まで追い上げられ、最後は3点差で逃げ切り「それも絶大にあると思います」とミスター効果に感謝した。

◆ミスターの目の前で偉大な記録に肩を並べた。巨人坂本勇人内野手(35)が今季2度目、プロ通算186回目の猛打賞をマークした。1回に左前先制適時打、5回に右翼線二塁打、8回にも右前打の3安打で長嶋茂雄終身名誉監督(88)に並ぶ、プロ野球史上歴代3位タイに浮上。球団創設90周年特別試合「長嶋茂雄DAY」として開催され、サプライズで東京ドームを訪れていた長嶋終身名誉監督を坂本がメモリアル打と勝利で歓迎した。伝統の一戦で首位阪神に競り勝ち、2ゲーム差に迫った。目の前でミスターの記録に並んだ。8回先頭。坂本が阪神加治屋の外角低め146キロ直球を逆らわずに合わせた。一、二塁間を突破する右前打。4月20日広島戦以来となる今季2度目で通算186度目の猛打賞に「長嶋さんのセレモニーの日に光栄なこと。素直にうれしく思います」。1回2死一、二塁からは左前先制打を放ち、5回1死からは右翼線への今季初となる二塁打を放った。長嶋終身名誉監督が見つめる前での一戦だった。右袖、帽子、ソックスには「3」があしらわれた特別仕様のユニホームで戦った。5回終了時。東京ドームにアナウンスが流れた。「4番サード長嶋 背番号3」。長嶋終身名誉監督が車いす姿で登場。球場は総立ちの「長嶋」コール。レジェンドの栄光を感じながらの一戦で、偉業に並んだ。東京ドーム一塁側ベンチ裏のミラールームの壁には「勝つ!勝つ!勝つ!」と記される。94年の「10・8決戦」で当時の長嶋監督がミーティングで発した激励。脈々と受け継がれる重い伝統がある。坂本は口癖のように繰り返す。「チームが勝てるように」。個人でも数々の記録を打ち立てる中で、何よりも勝利に執着する。勝てない時期は「しんどいな」と何度も思った。重圧と向き合いながら、巨人のど真ん中を歩んできた。ミスターとは、2年目のキャンプでは「君の将来を期待している」と激励され、レギュラーを勝ち取った。右手親指末節骨の骨折で戦線離脱した3年前はジャイアンツ球場で直々に打撃指導を受けた。今季開幕戦でも激励された。先人への強い感謝を胸に今を戦う。「日本のプロ野球の人気は先輩たちが築いてくれたもの。今、何万人の前でプレーできるのも、そういう人のおかげ」と言う。阿部監督からも「こういう日にピッタリじゃないですか。自分の体にむちを打ってやっている姿も見えますし、若い選手の教科書になってくれていると思います」とたたえられた。今季からミスターと同じ三塁に変わった18年目。4年ぶりの王者奪回に向け、背番号6は巨人の象徴として輝き続ける。【上田悠太】

◆虎の背番号3が巨人の永久欠番3の前で意地の2発を運んだ。阪神大山悠輔内野手(29)が「長嶋茂雄DAY」として開催された3日の巨人戦(東京ドーム)で2号、3号を連発し、2年ぶりの2本塁打をマーク。チームの連勝が3で止まり、2位巨人に2ゲーム差に迫られた試合で強烈な輝きを放った。記念の伝統の一戦で体現した4番の奮闘は敗戦の光。ミスタータイガースへ突っ走れ!大山が左中間席の最前列へ放ったアーチは10歳下の門別を始め、多くの人を勇気づけた。いきなり4点ビハインドでもすぐに1点を取り返した4番の1発。静かに燃える主砲は、勝利への執念をバットに乗せた。今季初先発の門別が初回に4点を失った直後の2回先頭。巨人戸郷の高めのスライダーを捉えた。10試合ぶりの2号ソロ。岡田彰布監督(66)は「あんまり納得いく当たりじゃないやろけどな。ここはあんなんでもホームランなるからな」と心中を代弁した。だが一方的な展開になりかけた中で、主砲らしく振り切ったからこそ、反撃ののろしが上がった。「長嶋茂雄DAY」として開催された伝統の一戦。通算444本塁打で誰もが認める長嶋氏本人が5回終了後にグラウンドに登場すると、大歓声が送られた。その背番号3は巨人の永久欠番。虎の背番号3もそのメモリアルゲームで存在感を発揮した。ダイヤモンドを1周し、ベンチに戻ると、満面の笑みの門別とハイタッチ。この1本では満足しなかった。2本目は3-6の8回だ。巨人の4番手船迫から虎党が待つ左翼スタンドへ確信の3号ソロ。1試合2本塁打は22年6月17日DeNA戦(甲子園)以来686日ぶりで、自身10度目の快感。一時2点差に迫り、勝負を分からなくした。そして9回。3連打で1点をかえして3点差に迫り、なお2死一、三塁で再び打席が回った。1発出れば同点だ。岡田監督も「9回な、ゲームセットまで何が起こるか分からんのやから、この球場やから」と期待せずにはいられなかった。だが代わった巨人泉の5球目、149キロ外角直球を打ち上げる二飛で試合終了。帰りの通路で真っ先に口にしたのは2本のアーチではなく、この場面だった。「最後のチャンスが全て。ああいうところでつなげられるようにしないと。個人的にはそこが一番」と唇をかんだ。連勝は3で止まり、2位巨人に2差に縮められた。それでも最後まで諦めず、心底悔しがる主砲がいる。「僕が明日ズルズルいかないことが大事。そこを止められるように反省して、また明日頑張ります」。頼れる虎の背番号「3」が力強く勝利への貢献を約束した。【村松万里子】

◆阪神中野拓夢内野手に今季124打席目で初アーチが飛び出した。6回に戸郷の内角高めのボール球をバットをかぶせてたたき、右翼席へ。一時4点差にするソロだった。昨季は2本塁打でプロ4年目で節目の通算10号。「まずは出塁して後ろにつなぐ意識でした。その結果がヒットになってよかったです。しっかり振り切ることができました」。守備でも4回に超美技を見せるなど投手陣をもり立てた。

◆この経験を糧に-。阪神2年目左腕、門別啓人投手(19)は悔しさをにじませながら言葉を絞りだした。「久々にこんな打ち込まれたので...。また頑張らないといけないです」「長嶋茂雄DAY」として開催された一戦で、今季初先発の大役を任された。いつにも増してアウェームードが漂うマウンド。立ち上がりから巨人打線にのみ込まれた。初回から2死一、二塁のピンチを招くと、5番坂本に先制の左前適時打を浴びた。あと1死が奪えず、長野、小林、門脇にも適時打を打たれ、4連打であっという間の4失点。高卒入団左腕でプロ初勝利が巨人戦なら球団初の快挙も期待された試合で、いきなり"洗礼"を浴びた。「最後に決めるところが、甘く入ってしまった。変化球も落ち切らなかったり、キレも全然なかった」毎イニング、ベンチでは梅野や安藤投手コーチと対策を練った。直球が甘く入ってしまっていたことから、ツーシームなどを使う打たせるスタイルに転換したが、火が付いた勢いを止めることはできなかった。2回は岡本和に高めに浮いた138キロ速球を捉えられ、左翼へ2ランを被弾。75球を投げ、3回6安打6失点で無念の降板となった。岡田監督は「ちょっと(コースを)そろえすぎよな。もっと大胆にいかなアカンわ、腕振って。変化球ばっかり、ツーシームかなんか...。何で真っすぐ放らへんのやって言うたんや」と指摘した。それでも19歳にとってはプロ2度目の先発マウンド。苦い初黒星を喫したが「いい経験になったんちゃう」と成長の糧にすることを願った。指揮官は今後について「1回投げさす、下で」とも明言。2軍での再調整を挟み、リベンジのプロ初勝利に期待する。次週10日のDeNA戦(横浜)は「1回飛ばしとるからな。最初からそういうつもりやったけど」と青柳が先発する見込みとなった。門別は「課題が今日全部出た。また一から頑張っていこうと思います」と前を向いた。悔しさをバネに再出発する。【波部俊之介】〇...門別の家族も東京ドームで投球を見届けた。北海道からこの日の午後に東京へ移動。父竜也さん(41)と母実保さん(42)、祖父母ら親戚5人で駆けつけた。竜也さんは「ちょっと緊張して、投げ急いでいるようにも見えましたね。でも全然いいです、見られただけで。経験になったと思います」と息子の勇姿を振り返った。

◆阪神門別啓人投手(19)が、今季初先発でプロ初黒星を喫した。巨人戦では初めての先発で、いきなり"洗礼"を浴びた。初回から2死一、二塁を背負うと、プロ18年目の5番坂本に先制の左前適時打を浴びた。この一打を皮切りに、長野、小林、門脇にも連打を浴びて4失点。2回には4番岡本和にも左翼への2ランを被弾。3回6失点で降板した。阪神門別の地元、日高町も今年は熱の入り方が違う。任意団体「門別啓人後援会」が地元有志により発足。ちょうど1カ月前の4月3日に入会受け付けを始めると、初日に50件もの申し込みがあり、160件に達した。口コミとチラシ程度の募集だったので会員は町内の人ばかり。知人はもちろんのこと、高齢のファンや出身チームの選手ら幅広い人が入会を希望してきた。「想像以上で驚きました。地元の皆さんの期待が相当高いと感じます」と関係者。後援会発足の目的は野球の普及、次世代の人材育成も含む。活躍が、地元に与える影響は小さくない。

◆阪神門別啓人投手(19)の東海大札幌時代の恩師、大脇英徳監督(48)は、次回登板に期待を込めた。高校での練習を終え、自宅でテレビ観戦する予定だったが、北海道地域での試合中継は午後7時から。帰宅すると、すでに降板していたという。「長嶋茂雄DAY」のアウェーで先発を任された大舞台。「かなりいい経験ができたと思うので、次は大阪で。楽しみにしています」とエールを送った。

◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】巨人-阪神戦は「長嶋茂雄デー」です。巨人坂本勇人の3安打猛打賞、阪神は大山悠輔が3号本塁打を放つなど長嶋終身名誉監督の永久欠番「3」ずくめの1日となりました!

◆阪神は門別啓人投手(19)が今季初先発する。高卒2年目の今季は初の開幕1軍を果たし、3試合すべて中継ぎ登板。阪神の10代左腕が巨人戦でプロ初勝利を挙げれば初めてで、偉業に挑む。巨人の先発・戸郷に対してチームは3月29日の同戦(東京ドーム)で6回無失点と好投を許すも、「2番・二塁」の中野は3打数2安打。門別の援護に期待が懸かる。

◆巨人・増田大輝内野手(30)が「2番・中堅」で1軍昇格即先発出場する。ベテランの長野久義外野手(39)が「6番・左翼」、小林誠司捕手(34)が「7番・捕手」でスタメンに名を連ねた。球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として開催される。

◆阪神の先発・門別啓人投手(19)は一回に4点を失った。先頭の丸を中飛、増田大を空振り三振に仕留めて2死を奪うも、吉川に右中間へ運ばれる二塁打浴び、岡本には四球で一、二塁。ここで5番・坂本を迎えると、左翼線に落ちる左前適時打を許した。今季中継ぎで3試合に登板し無失点だった左腕は、これが今季初失点。なお2死一、三塁で続く長野にも左前に運ばれる適時打を浴び、2失点目。小林、門脇にも適時打を続けて浴び、1四球挟む5連打で4点を奪われ、打者一巡の猛攻を許した。

◆阪神は0―4の二回、大山悠輔内野手(29)のソロ本塁打で1点を返した。戸郷が2球目に投じたカーブを捉え、左中間スタンドの最前列に運んだ。4月19日の中日戦(甲子園)以来、10試合ぶりの2号ソロ。「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた一戦で阪神の背番号「3」が快音を響かせ、先発の2年目左腕・門別が一回に4点を失う苦しい立ち上がりとなった中で反撃の一打とした。「打ったのはスライダー。先に点は取られてしまいましたが、まだまだ序盤ですし、ここからつないで粘り強く戦いたいと思います。次の打席もチームに貢献できるように頑張ります」とコメントした。

◆巨人が一回に2死からの猛攻で一挙4点を先取した。一回2死、左腕・門別から吉川が右中間への二塁打で出塁。岡本和が四球を選び一、二塁とすると、坂本が左前適時打を放ち先制した。続く長野、小林、門脇と4連続適時打と打線がつながり、打者一巡の猛攻で4点を挙げた。この日は、球団創設90周年を記念した「長嶋茂雄DAY」とした開催。ユニホームの右袖に長嶋終身名誉監督(88)が背負い、永久欠番となっている「3」と書かれた記念ボールを使用した一戦で一回から打線が機能した。

◆阪神・門別啓人投手(19)が4―1の二回、岡本和に2ランを浴びた。一回に4点を失い、仕切り直しの二回にまさかの落とし穴が待っていた。簡単に2死を奪うと、吉川尚の打球は左翼へ。十分間に合うフライだったが、打球がノイジーのグラブをかすめてグラウンドに落ちた。失策で二塁に走者を置き、4番・岡本和との対戦。高めに浮いた直球を左翼スタンド中断まで運ばれた。門別はこれがプロ初被弾。2イニングで6点を失う登板となったが、三回は代打を送られることなく第1打席を迎えた。

◆巨人・岡本和真内野手(27)が5号2ランを放った。4ー1の二回2死二塁。相手の失策でつくった好機で門別が投じた高めの直球を一閃。大きな放物線を描いた打球は左翼席に着弾した。この日は、球団創設90周年を記念した「長嶋茂雄DAY」と開催された一戦で、第89代4番打者の主砲が4月27日のDeNA戦(横浜)以来の一発をたたき込んだ。

◆阪神・門別啓人投手(19)は3回6失点(自責4)で降板した。今季初先発は苦しい登板になった。一回2死一、二塁から坂本に先制の適時打を浴びると、長野、小林、門脇にも続けて適時打を浴び4失点。二回は2死から左翼のノイジーがフライを落球し、続く岡本和に左翼へ2ラン本塁打を許した。三回は無失点に抑えたものの、持ち味の直球で空振りが取れず、変化球も見逃される場面が目立った。四回からマウンドには2番手の岡留が上がり、失策のノイジーに代わって前川が途中出場した。

◆「長嶋茂雄DAY」と銘打って開催された一戦。五回裏が終わり、巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(88)が車いす姿でグラウンドに登場した。球場内に「4番・サード長嶋」とアナウンスされ、この日セレモニアルピッチを行ったOBの松井秀喜氏(49)も見守る中で登場。ホームベース付近で阿部慎之助監督(45)とともに3人で写真撮影をした。スタンドでメッセージボードを持った観客からは「長嶋」コールが鳴り響いた。

◆阪神・門別啓人投手(19)は3回6失点(自責4)で降板した。今季初先発は苦しい登板になった。一回2死一、二塁から坂本に先制の適時打を浴びると、長野、小林、門脇にも続けて適時打を浴び4失点。二回は2死から左翼のノイジーがフライを落球し、続く岡本和に左翼へ2ラン本塁打を許した。三回は無失点に抑えたものの、持ち味の直球で空振りが取れず、変化球も見逃される場面が目立った。四回からマウンドには2番手の岡留が上がった。門別は「ファウルは取ることができていたのですが、決めにいったボールが甘くなってしまいました。初回の4点までで粘っていかなければいけないと思い投げていましたが、重ねて失点を許しチームや中継ぎのみなさんに負担をかけてしまいました」とコメントした。

◆巨人・長嶋終身名誉監督の次女でスポーツキャスターの三奈さん(55)が「長嶋茂雄DAY」の始球式を務めた。父が付けた背番号3のユニホーム姿で登場。山なりのボールとなったが「うまく投げることよりも、父に代わって皆さんに感謝の気持ちを伝えようと思ってマウンドに上がりました」と笑顔で振り返った。

◆巨人・坂本勇人内野手(35)が3安打を放ち、通算186度目の猛打賞を記録。終身名誉監督の長嶋茂雄氏(88)に並ぶ歴代3位となった。2安打を記録して迎えた八回。先頭で打席に入り、右前打を放った。この日は「長嶋茂雄DAY」と銘打って開催された一戦で、ミスターに肩を並べた。

◆巨人は3日、阪神7回戦(東京ドーム)を「長嶋茂雄DAY」と銘打ち、長嶋茂雄終身名誉監督(88)が付けた永久欠番の背番号「3」を袖に付けたユニホームで戦った。同氏と師弟関係にあった松井秀喜氏(49)=ヤンキースGM付特別アドバイザー=が試合前のセレモニアルピッチを務めた。試合は一回に5安打4得点、二回には岡本和真内野手(27)が左越えに5号2ランを放つなどした。8―5で打ち勝ち連敗を3で止めた。阪神戦を「長嶋茂雄デー」と銘打ち、長嶋氏が付けた永久欠番の背番号「3」を袖に付けたユニホームで戦った。試合に先立ち、長嶋氏と師弟関係にある松井氏が東京ドームの外で行われたトークイベントに参加。球史に名を刻み「ミスタープロ野球」と呼ばれた恩師の偉大さを語った。「私の中で一番、大きな存在。プロ野球の歴史の中で、100年経っても150年、200年経っても長嶋茂雄という名前は語り継がれると思います」試合前には始球式を務め、力強い投球を披露。大きな歓声を一身に浴び「現役時代を思い出すというか、熱気が伝わってきた」と振り返った。長嶋氏が天覧試合で阪神・村山実からサヨナラ本塁打を放った1959年当時のユニホームを復刻したTシャツが、来場者に配布された。試合球には「3 NAGASHIMA SHIGEO DAY」と刻印が施された。巨人は特別な一戦で、序盤から主導権を握った。先発の戸郷が長嶋氏の永久欠番「3」が掲出されたマウンドに立ち、一回を三者凡退に抑えた。直後の攻撃で、2月の春季キャンプで松井氏に臨時指導を受けた打線が爆発。坂本らの4者連続適時打で4点を先制。二回には主砲の岡本が左翼席中段へ豪快な2ランを放り込んだ。巨人の球団創設90周年記念特別試合。特別な刻印が入った試合球を使用し、マウンド後方に長嶋氏の永久欠番「3」を掲出。監督、コーチ、選手は3が右袖にデザインされた特別仕様のユニホームと、側面に3が入ったキャップとソックスを着用して試合に臨んだ。長嶋氏と師弟関係にあったOBの松井秀喜氏(49)=ヤンキースGM付特別アドバイザー=がセレモニアルピッチを務め、ファーストピッチは長嶋氏の次女でスポーツキャスターの長島三奈さん(55)が行った。全国41の映画館で試合の模様を上映するライブ・ビューイングも実施された。28日には「王貞治DAY」が開催される。

◆阪神は巨人に敗れ、5試合ぶりの黒星を喫した。今季初先発の門別啓人投手(19)は3回6失点(自責4)でプロ入り後初黒星。一回2死一、二塁から坂本に先制の適時打を浴びると、さらに3本続けて適時打を浴び4失点。二回は2死から左翼のノイジーがフライを落球し、続く岡本和に左翼へ2ラン本塁打を許した。阪神の10代左腕が巨人戦でプロ初勝利を挙げれば初めてだったが、快挙達成はならなかった。打線は大山悠輔内野手(29)が二回、八回にソロ本塁打。「長嶋茂雄DAY」の特別な一戦で虎の背番号3が2年ぶりの1試合2本塁打を放つ躍動をみせた。六回は中野の第1号ソロなどで2点を加え、九回に森下が適時打を放ったが、2死一、三塁で大山が倒れた。

◆五回終了時のイベントで登場した長嶋茂雄終氏は阪神ベンチにも立ち寄ったが岡田彰布監督は不在...=東京ドーム(撮影・安部光翁)

◆巨人は『長嶋茂雄DAY』と銘打たれた一戦に勝ち、連敗を3で止めた。阿部慎之助監督(45)は、五回終了後のグラウンドにも登場した長嶋茂雄終身名誉監督(88)との会話を明かし、「『今日は勝てよ』と、多分言ってくれていたと思います。カツを入れられました。元気そうだった。球場に来ると元気になるというのをお聞きしたので、結果的に今日勝てたので、素晴らしい一日になった」と、新人時代に監督を務めていた同氏に勝利を届け、胸をなでおろした。また、打率2割台前半で苦しんでいた坂本が先制打など3安打を放ち、長嶋氏に並ぶプロ野球歴代3位の通算186度目の猛打賞を記録。阿部監督は「素晴らしい。こういう日にピッタリじゃないですか。自分の体に鞭を打ってやっている姿も見えますし、そういうのは若い選手の教科書になってくれている」と賛辞を贈った。

◆阪神の1分挟む連勝が「3」で止まった。門別啓人投手(19)は一回2死から、四球を絡む5連打など打者一巡の攻撃を許して4失点。二回も2死からシェルドン・ノイジー外野手(29)の飛球失策後に岡本和真内野手(27)に2ランを浴びた。3回75球、6安打1三振2四球6失点(自責4)で、プロ初黒星を喫した。打線は大山悠輔内野手(29)が二、八回に2022年6月17日DeNA戦(甲子園)以来の1試合2発。中野拓夢内野手(27)の六回のソロは昨年8月9日巨人戦(東京D)以来の本塁打。九回は森下翔太外野手(23)の左前打で3点差に詰め寄ったが、2死一、三塁で大山が二飛に倒れた。岡田彰布監督(66)の主な一問一答は以下の通りは不在だった(成績=15勝10敗4分、観衆=4万1833人)。ーー門別はいずれも2死から「ちょっと、揃え過ぎよな。コースに狙うというかな。腕振らんとな。低め、狙い撃ちやんか。もっと大胆に行かなアカンわな。腕振って」ーーテンポも丁寧に行こうとして「丁寧に行こう、丁寧に行こうってなあ。そんな感じやったからなあ」ーー力は出しきれなかった「そらそうやなあ。結局、スリーツーまでなあ、吉川にフルカウントにして、ストレート置きに行くわけやからなあ。そこまででも、勝負出来るわけやんか」ーー結果はどうであれ「まあ、いい経験になったんちゃう?」ーー三回は球威が落ちたか「だって変化球ばっかり。ツーシームかなんか放っとるって言う。なんで真っすぐ放らへんのやって言うたんや。真っすぐちゃうやろ、アレ? もったいないのう。ノイジーの落球も痛かったけどな。アレで三者凡退で終わってたらな。4点で、3点差なんか絶対にわからへんのに、ここなんか」ーー加治屋の悪送球も痛かった(八回無死一塁で6番打者のバント処理後に二塁悪送球。その後2失点)「ファームに落とすよ。状況がわかってない。打順を見てみい。そんなもん。一番ベテランというか経験があるのに。それもワンチャンスやで。なんで、そんな慌てる必要あるんやろな」ーー門別の今後は「一回投げさす、下で。次青柳がな、一回飛ばしとるからな。最初からそういうつもりやったけどな、青柳おるし」ーー大山が2発「うん。まあここはな、あんまり納得行く当たりじゃないやろけどな、ここはあんなんでもホームランなるからな。だから1点でも少なくやっとかんとアカンということや」ーー六回の梅野への耳打ちは(六回2死満塁で打席に向かう梅野に声かけ)「いやいや、ヒットを打てって(結果は遊ゴロ)。みんな振りが大きいから。振り回してばっかりやから」ーー最後はつなぐ意識が出た「九回な、ゲームセットまで、何が起こるか分からんのやから、この球場やから。1点でも(追い上げたら)そら。何回もここでやってるんやからなあ。セーフティーリードは何点やいうても分からへんような球場やから。中継ぎピッチャーもそこまではうまいことな、あと1点2点というくらいのところまで行ったわけやからなあ。そら、大勢も甲子園で打ってるから。そら2点くらいやったらと思ってたよ」

◆巨人・大勢投手(24)が緊急降板した。右肩の異常を訴えたとみられる。4点リードの九回に登板した守護神は2死後に3連打を浴びて失点。ここでベンチへ異変を訴え、トレーナーと杉内投手チーフコーチがマウンドへ。杉内コーチと言葉を交わし、泉と交代した。阿部監督は試合後、「どういう状況か、まだ聞いていない。自ら訴えているということはあまりよくないのかなと思います。肩? そうですね」と説明した。大勢はここまで11試合に登板し、7セーブを挙げていた。

◆阪神の1分挟む連勝が「3」で止まった。注目の門別啓人投手(19)は一回2死から、四球を挟む5連打を浴び、打者一巡の攻撃を許して、4失点。二回も2死からシェルドン・ノイジー外野手(29)の飛球失策後に岡本和真内野手(27)に2ランを浴びた。3回75球を投げ、6安打1三振2四球6失点(自責4)で、プロ初黒星を喫した。攻撃では大山悠輔内野手(29)が二、八回に2022年6月17日DeNA戦(甲子園)以来の1試合2発。中野拓夢内野手(27)の六回のソロは昨年8月9日巨人戦(東京D)以来の本塁打。九回には森下翔太外野手(23)の左前打で3点差に詰め寄ったが、2死一、三塁で大山が二飛に倒れた。主な選手のコメントは以下の通り(成績=15勝10敗4分、観衆=4万1833人)。九回2死一、二塁で3試合ぶり安打を左前に運んだ森下翔太 「ジャイアンツサイドとしては明日以降、印象に残る試合だったかなと思います」2年ぶり1試合2発も九回好機で二飛の大山悠輔 「最後のチャンスが全て。僕が明日ズルズル行かないことが大事だと思う」今季1号ソロに中野拓夢 「最近はそういう打球を打てていたので良かったです」初黒星の門別啓人 「全部中に入っちゃう感じで、それが原因かなと思います」2番手で2回無失点の岡留英貴 「なんとかチームに流れをというところで投げました」

◆現役時代は阪神、南海で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(76)は3回6失点で初黒星を喫した阪神・門別啓人投手(19)に言及した。門別にとって、試合の結果を気にする必要はない。東京ドームの巨人戦、長嶋さんのメモリアルデーに投げて、プロとして大きな一歩を踏み出したと思えばいい。評価したいのは、点を取られても焦りの表情を見せず、平然と投げていたこと。19歳が出来ることではない。タダモノではない片りんを感じさせてもらった。真っすぐ、変化球ともに悪くなかった。一回の4失点も、吉川尚に二塁打された球だけが高かったが、それ以外は低めに投げ込めていた。巨人打線にうまく打たれた。岡本和への四球は明らかに力みを感じた。対戦したいと熱望していたので、その思いで力が入り過ぎたのか。全体的に見ても、ほんの少し、力が入り過ぎて、それが普段よりスピードガン表示が遅かった原因かもしれない。二回のノイジーの落球がなければ、もう少し長いイニングを投げていただろう。この登板を次の励みにしてもらいたい。持っている力は間違いない。

◆あと1死、あと1球―。追い込みながら、最後のところでの現在の実力を痛感した。門別が満を持して伝統の一戦で今季初先発。プロ初勝利を目指したマウンドは、悔しさの残る内容だった。「ファウルは取れていたけど、決め球はしっかりコースに行かないと意味がない。自信はあったが、どうしても力が入ってしまって真ん中にというのが多かった。久々にこんなに打ち込まれたので、また考えないといけないです」いずれも2死からの失点だった。一回は先頭の丸を中飛、増田大は直球を9球続けて空振り三振を奪う。しかし吉川にフルカウントから二塁打を浴びると、岡本和を歩かせ2死一、二塁で迎えたのは坂本。外角低めのツーシームを左前適時打とされ、今季初失点を喫した。さらに長野、小林、門脇にも連続適時打を浴び、4点を失った。大山の2号ソロで1点を返した直後の二回も同様だった。簡単に2死を奪ったものの、吉川の飛球をノイジーが落球。2死二塁で岡本和との勝負だったが、コントロールミスで高めにいった直球を左翼スタンドにたたき込まれた。痛恨のプロ初被弾だった。三回は変化球や高めも使って無失点だったが、3回75球、6安打6失点(自責点4)で降板。「追い込んだときの力みが多かった。全部、中に入っていったことが原因」と唇をかんだ。

◆虎の背番号3を見たか! 阪神は「長嶋茂雄DAY」と銘打たれた伝統の一戦に5-8で敗戦。連勝は3で止まったが、来場した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(88)の前で、大山悠輔内野手(29)が2本塁打を放って存在感を示した。ミスターの背番号3は永久欠番だが、虎の3番はこれからも打ちまくるで!長嶋さん、見てくれましたか!! メークドラマは起こせなかったが、阪神の背番号3、大山が2年ぶりに1試合2発の大暴れ。巨人・長嶋終身名誉監督のメモリアルとして開催された一戦で、虎の主砲の意地をみせた。「いや、もう最後のチャンスがすべてだと思うので。ああいうところでつなげられるようにしないと。あそこまで追い込んで。個人的にはそこが、今日は一番かなと思う」笑顔はない。悔やんだのは、巨人の守護神・大勢を攻めて3点差に迫った九回、なおも2死一、三塁。大山に3本目のアーチが飛び出せば同点となる場面。6番手・泉の149キロ直球を打ち損じて二飛に倒れたことを反省した。この日は、巨人の球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として開催。全国41の映画館でライブ・ビューイングも催された。多くの野球ファンが見守る中、ミスターの現役時代と同じ「3」を背負う大山が強烈なインパクトを残した。まずは今季初先発の門別がいきなり4点を奪われた直後の二回。巨人のエース、戸郷のスライダーを左中間席へ。10試合ぶりの2号ソロだ。それだけでは終わらない。3-6の八回1死での第4打席。4番手・船迫のカーブをすくい上げると、打球は高い放物線を描いて左中間席へ3号ソロ。スタンドインを確信して一塁に歩き出すほどの完璧な当たりだった。

◆長嶋茂雄さんの前で、初回から打線がつながり、坂本も区切りの猛打賞。巨人にとって、落としでもしようものなら、あとあとに響く試合を、なんとかモノにした。いい勝負になったね。ただ、この展開を呼んだのは、阪神・岡田監督の采配だよ。6失点したからといって、あきらめるわけにはいかない。なぜならば、若い門別を先発させた責任は、自分にあると受け止めているからだ。中盤以降をにらみ、前川を9番に入れて反撃の構えを示した。投手は5番に入れて、代打攻勢をかける打順とした。そして、リリーフが抑えている間に、じわじわ迫る。一つのきっかけで、流れをひっくり返せる状態に持ち込んだ。ゲームの変え方、プレッシャーのかけ方、いずれも見事。単に選手を入れ替えるだけではない。監督の神髄を見せてもらった。采配とは、こうでなくては。したがって巨人は、阪神のしぶとさを、改めてインプットしておく必要がある。あきらめない。スキを与えない。伝統の一戦もやはり、こうでなくては。(サンケイスポーツ専属評論家)

◆東京ドームに到着した29歳・邨田直人&23歳・中屋友那のトラ番ダブルエースはグラウンドを見てビックリ。練習している巨人の選手が全員、背番号3のTシャツ姿だったのだ。「長嶋さんの日というのは、分かるんですが、阪神選手があいさつに行っても、相手が誰なのか分からなくて...」邨田は思わぬ〝試練〟に苦笑いだった。長嶋茂雄DAY。偉大なるミスタージャイアンツをたたえる日の相手として、阪神以上にふさわしいチームはない。伝統の一戦を繰り広げてきたライバルだから。ただ、長嶋さんの栄光の日々は、同時に阪神がここ一番で苦しめられ続けた歴史でもある。天覧試合のサヨナラホームランに始まり、V9時代は村山実&江夏豊というダブルエースが決死の覚悟で挑み、数々の名勝負を繰り広げながらも、最後の最後は長嶋さんが立ちはだかってしまうのだ。時は流れて1992年秋。監督復帰した長嶋さんはドラフト会議で4球団競合の末、熱狂的虎党・松井秀喜の指名権を獲得する。先にくじを引いたダイエー、中日は外し、残るは2枚。当時の阪神監督・中村勝広は「下」を引いてしまう。前日、高知から東京への移動は天候不順で新幹線が名古屋駅でストップ。編成会議に間に合わないアクシデントに見舞われていた。「下(地上)で移動するからですよ。上(飛行機)だったらあんな災難に遭わなかったのに」長旅を同行したトラ番記者から冷やかされていた。なのに、中村監督は「下」に手を伸ばし、松井は巨人に、いや長嶋さんに持っていかれる。

◆「長嶋!」「長嶋!」。長嶋茂雄DAYのこの日、本人が姿を見せると東京ドームは最高潮に! 現役引退の時の「わが巨人軍は永久に不滅です」という名言がつい昨日のことのようなのに...気が付けば1974年10月14日の引退セレモニーから半世紀もの時間が過ぎたのか~。子供の頃、生で現役バリバリの長嶋さんを見られたことは記憶の宝物や~。大切にしよう!!(小学生の頃から阪神ファンだから、後楽園球場で「長嶋、三振しろー!!」って叫んで痛打された苦い記憶ばかりだよ~)さて、本日の阪神は大山の2本のアーチがあり、九回は一発が出れば同点のところまで追い上げたのに、二回にはノイジーが吉川のフライをグラブで空振りするエラー、八回には加治屋の送球エラーが失点につながるんだから、長嶋さん流に言えば「阪神は自滅です」。それ以外なし!!最後に19歳の門別君、3回KOは気にするな!! 長嶋さんはデビュー戦で400勝投手の金田さんに4打席連続三振だよ!! 今日をバネに大投手になれよー!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
15104 0.600
(↓0.025)
-
(-)
11497
(+5)
80
(+8)
18
(+3)
8
(-)
0.232
(↓0.001)
2.140
(↓0.11)
2
(-)
巨人
14133 0.519
(↑0.019)
2
(↑1)
11378
(+8)
78
(+5)
12
(+1)
14
(-)
0.228
(↑0.001
2.480
(↓0.09)
3
(2↑)
DeNA
13141 0.481
(↑0.019)
3
(↑1)
11588
(+2)
107
(-)
9
(-)
17
(-)
0.244
(↓0.003)
3.290
(↑0.12)
3
(2↑)
ヤクルト
13141 0.481
(↑0.019)
3
(↑1)
115115
(+5)
95
(+3)
21
(+2)
13
(-)
0.255
(↓0.001)
3.300
(↑0.04)
5
(2↓)
中日
12143 0.462
(↓0.018)
3.5
(-)
11476
(+3)
99
(+5)
14
(+1)
3
(-)
0.241
(↑0.005)
3.170
(↓0.05)
6
(2↓)
広島
10124 0.455
(↓0.021)
3.5
(-)
11772
(-)
67
(+2)
10
(-)
12
(-)
0.231
(-)
2.520
(↑0.02)