オススメ度 ★★★☆☆
細田守監督によるアニメ映画。
バケモノの世界に迷い込んだ人間の少年と、そこに住むバケモノとのお話。
佳作。
割と王道なストーリーラインであり、楽しく見られるアニメ。
種族は違い血のつながりはなくとも、不器用ながらも彼らの間に親子の絆がしっかりと存在しており、お互いの力となっている。
また、ライバルの親子が主人公たちと明確に対比になっていて構造的にもわかりやすい。
あと、EDに入る直前のセリフがなくとも、主人公が新たに努力している姿の描写も良い。
ただし、中盤以降から終盤につれ、キャラの行動の唐突さや説明不足が多々あり、親子の描写以外では粗があったように感じた。
「様々な親子の絆」が良く描かれたアニメだったと思います。