3男のお花をまた植え替えていました。
つい先日には、季節はずれの大雪があったと思ったら、
ここのところは夏日となって 汗ばむ気候です。
暖かくなると、街には塗り絵をするように
ポツポツと色がついてくるのがわかります。
はじめは、桃系のピンク、そしてボケのような橙赤。
少しすると今は レンギョウの黄色、八重桜系の白もあります。
それをながめながら、
自分の心が優しい風に癒されている気持ちになります。
きっとそんな木々に生きる力をいただいているのでしょうね。
土をさわりながら、
草木や花に触れながら、
生き物を『愛でる』ということが自分には必要だなと感じています。
とりわけ春になると、
木々の枝のあちこちから新芽がふくらみ、
土の中からも 草木の芽がのぞいて
動きはじめる自然が視界に入ってきます。
そして、その生命力を体で感じる時には心が熱くなります。
片隅にあるどんな小さな雑草のような花でも、
春になれば、太陽の陽射しを浴びるために
ムクムクと顔を出し、
そんな健気さにも感動します。
四季を作った神様は、
人間が驕り高ぶることのないようにと凍えるような冬をこしらえて、
春の到来には 感謝の気持ちを促したのかもしれません。
で 我が家には室内にも
幾つかの鉢を置いてあるのですが、
コレについては、失敗をすることもあって、
必死でフォローして世話をせねばなりません。
たとえば・・・
秋にいただいたオザリス(カタバミの種)は、水やりをしていても次々と枯れて、
遂には、ヒョロヒョロの茎が数本となってしまいました。
しかしある時、ふと「陽射し」が必要なのかと、
窓際で再生させたところ、
下の方から次々に新しい芽が出てきて、
やっと新しい茎がたち始めたところです。
2男が去年留学していたスウェーデンから持ち帰ったアロエベラ。
ほとんど死にかけていたのですが、
最近少し 根が出てきたような感じです。
そんなこんなで、
植物の世話をしながら
気がつけば、癒されている自分がいるのだと思います。
そして 昨日のサプライズがこれ。
2年前に、3男のクラスメイトからいただいた胡蝶蘭は、
少し前に根を綺麗にして植え替えをしていたのですが、
今年も小さく茎がのぞいてきました。
うまくいけば、4度目の花を咲かせるかもしれません。
私にとって、花を愛でるというのは、
愛しい息子への供養でもあるのです。