本日「池田文庫」(大阪府池田市)で開催された「もっと知りたい 小林一三」の講座に行きました。

 

この講座は、阪急文化財団理事であり館長でもある「仙海義之」氏が講師をされ、「一三」に因んで毎月13日に開講され来年の3月まで続く講座です。

 

講座の案内 ↓

 

本日は第一回目でしたが、定員20名のところ多分満席だったと思います(一番前に座ったので後ろは見えず)。

 

私は、根っこからの「阪急沿線」在住者であり「阪急ファン」、転勤で二年間は他所に住んでいましたが、ずーと「阪急」に慣れ親しんだ者でしたので、この講座は垂涎の的でした。

 

白壁の塀中でまだ🌸が頑張って咲いている「池田文庫」は、以前は「阪急電車」や「宝塚歌劇」等の展示をしていた建物でしたが、近年旧「逸翁美術館」の別館へ移りました。

 

「池田文庫」 ↓

「池田文庫」 ↓

 

今日のテーマは「阪急電車・阪急百貨店・宝塚歌劇・東宝」で、「小林一三 略年譜」に沿って、映像を沢山見ながらの説明で、興味津々でした。

 

今日のテーマ ↓

「小林一三 略年譜」 ↓

 

プロジェクターに映し出される写真は、見たことがある写真や資料以外にも始めて見るモノも多く、「小林一三」が手掛けた、或いは「一三」の発想の豊かさから産み出されたモノの多さには驚きが多々ありました。

 

例えば、「箕面有馬電鉄(阪急電車の前身)」の「池田駅」に「室町住宅」を建てて販売したのは、ニュータウンの先駆けであり、販売方法は割賦販売を導入してローンの先駆けでもあったことや、電車の発電所から電気を引いてライフラインを完備するなど、日本で初めてのことだらけでした。

 

乗車客を増やすためには、箕面に動物園を開園したり、宝塚には宝塚新温泉を開業しプールを併設、プールから転じたその場所を「宝塚少女歌劇」の舞台にする等、発想の豊かさだけでなくダメであったら次の事に取り組むという柔軟性を持ち合わせていたようです。

 

これだけでなく、神戸線を開通させたときには、宣伝ポスターに「いつでも空いていて涼しい阪急電車」と自虐的にも思えるワードを使用して発信したりしています。

 

また、当時は呉服系の百貨店が主流であるのを逆手にとって、今でいう「デパチカ」に力を入れたり家族で食事ができる大食堂を作ったりと、電車の乗客増を狙った取り組みも行っています。

 

書き出すとキリがないので、このぐらいにしておきますが、「略年譜」の中に記載されている内容は「一三」の手腕の賜物ばかりだと思いました。

 

講師の「仙海」氏の説明も流れるような喋り口で、非常に聞きやすく、また時にはジョークっぽい所もあって1時間半があっという間に終わりました。

 

次回6月は「阪急電車の始まりと沿線の広がり」というテーマで、帰宅して早速WEBで申し込みをしました。

 

楽しみです!

 

 

 

 

 

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