東北の旅 花巻編

福岡県糸島市よりこんにちは

 

前回からのつづきです。

 

今回の旅の最終目的地 花巻の大沢温泉 湯治宿。

2日間滞在。

参加者

野瀬パパ、野瀬ママ、しょうちゃん&しょうちゃん(犬)

盛岡在住 小野寺さん、秋田在住 文ちゃん、日帰りで花巻在住そらうみのゲストさん。それにわたし。

野瀬パパとママは先月別府の湯治宿でもご一緒させてもらいました。

 

ここは小野寺さん紹介の宿。

趣のある建物で、雪も積もっていて東北の温泉に来たなって感じ。

 

温泉もヌルヌルで美肌の湯でした。

3人のてかり具合をごらんいただけばお分かりかとおもいます。

 

坊主のオフ会ではございません。

 

翌日はわんこそば大食い大会。

 

優勝はしょうちゃんの70杯。

小春さんは50杯で最下位。

 

いやはや、しばらくそばは見たくない。

 

その後デカ盛りソフトクリーム。

割りばしでたべるらしい。

180円!

 

夜は自炊で、いろんなものを食べ、いろんな話をした。

楽しかったな~。

 

 

そして、

小野寺さんは盛岡で宿の開業準備中。

文ちゃんは秋田でいつか宿をやりたいとのこと。

 

こりゃあまた、東北さいぐよー!

 

んでわ。

 

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東北の旅 三陸編

福岡県糸島市よりこんにちは

 

前回からのつづきです。

 

仙台にある旧荒浜小学校へ。

 

今は震災遺構として保存、公開されている。

2階まで津波が押し寄せて、児童や職員、地域住民の方は屋上に避難し、ヘリによって救出されたとのこと。

怖かったでしょうね。

屋上から遠くに海が見えていた。

ここはもう住めない地域になっていて、高いところに新しい道路を作っていた。

これが、堤防の役目をするのだろうか?

 

 

一度仙台駅に戻り、JRで石巻方面へ。

 

駅を降りるとICカードが使えなくなっていた。

 

ここまで、いろんな電車、バス、ロッカーなどで活躍してきた福岡のSUGOCA。

これはすごかバイ!

と感心していたが、ここで力尽きた。

仙台から北は要注意です。

 

ここでBRTに乗り換え。

ここでは、またSUGOCA復活。

BRTは、震災で壊れたJRの線路跡と一般道を使いながら走っているバスのこと。

 

南三陸町で途中下車。

 

遠くに旧防災庁舎。

周辺の土地の嵩上げ工事のため下の方にみえる。

展示されている写真をみると、風景が一変している。

 

 

車窓からみえる美しい三陸の海。

どこまでも続く高いコンクリートの防潮堤。

川の両岸のコンクリートの壁。

ひっきりなしに行きかうダンプカー。

高い所に建設中の新しい道。

 復旧工事。

復興とは?

 

そこで暮らす人の思いとは?

 

いろんなことを考えさせられました。

 

 

夕方、今日の宿 気仙沼架け橋に到着。

ここは当時ボランティアセンターになっていた所。

 

スタッフのももこさんが夕食を作ってくれました。

とんかつのようなサメかつに、メカジキのハーモニカ焼き。

どれも気仙沼でよく食べられているものだそうです。

とても美味しくいただきました。

 

 

翌朝早く起きて、旧気仙沼向洋高校へ。

以前小春にきたゲストさんが、津波で家族を亡くした場所なのです。

いつか機会があれば訪れてみたかったところです。

4階まで津波が押し寄せたそうです。

がれきがまだ残っています。

今年3月に震災遺構として公開されるとのことです。

 

 

この後、BRTと、三陸鉄道を乗り継いで釜石へ。

途中乗り継ぎの駅でおばさんに話しかけられたが、よく分からなかった。

とりあえず んだな~と相づちを打ちながら、聞き取ろうとしたが・・・

たぶん、「電車で買い物にきたが、帰りの電車まで時間がありすぎて不便だ」

みたいなことだったと思います。

 

釜石から釜石線で遠野へ。

遠野のそば屋さんで店の人と話していたら遠くから来たということで、売り物の干しリンゴをいただきました。

ありがとうございます。

 

夕方、花巻に到着。

いやはや、今日はほとんど移動ばっかりだった。

電車の本数が少ないので乗り継ぎに時間がかかる。

やっぱり車があった方が便利。

 

ここで、隊長(そらうみオーナー)の車に乗せてもらい大沢温泉へ。

つづく・・・

 

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東北の旅 仙台番外編

福岡県糸島市よりこんにちは

小春のCEOあなたのわたしです。

 

 

前回の仙台編からのつづきです

 

仙台のゲストハウス梅鉢とうちゃこ。

 

フレンドリーなオーナー夫妻が迎えてくれた。

きれいな雰囲気のある宿。

こういう宿をみると、小春もちゃんとしなくちゃと思う。

 

 

そして、ここでとんでもない事実が発覚するのです。

 

ウイスキーなど呑みながら、いい気分でオーナーのマサキさんと話していた。

 

 

マサキさんは子供のころ福岡市で暮らしていて、O小学校に通っていたと。

 

え!

 

それっていつの話?

 

わたしは福岡市の学校用務員として25年働いていて、最初に赴任したのがO小学校。

 

年代をさかのぼると同じくらいになる。

 

担任の先生は?

 

知ってる。

 

マサキさんが卒業アルバムを持ってきた。

 

職員写真を見ると、

 

あ~らなんということでしょう。

27年前の小春おじさんがそこにいる。

 

いや~何たる出会いというか再会。

 

世間は広いようで狭い。

日本の人口は実は100人くらいじゃないか⁉

 

実は最初に会った時になぜか知ってるような気がしていたのです。

いや、ほんとに。

 

昨日食べたごはんは忘れているけど、昔の記憶はどこかに残っている。

 

それに最初に赴任した学校で、印象深かったのかもしれません。

 

まさか、福岡から遠く離れた仙台で、

しかもゲストハウスのオーナーとして、

200校以上ある福岡市の学校の1小学校で、

たった2年いた中で、

これはもう恐ろしい偶然。

 

二人ともチョット興奮してしまいました。

 

しかし、こういう宿に泊まって話をしたからこそ、分かった事実なのですね。

要するに、おうち系ゲストハウスは最高バイ!ということです。

 

そして、同室のゲストさんが、ギターを弾いてくれました。

いとしのエリー

 

これがまた偶然にも、ヘルパーのエリーさんの卒業の日だったんです。

彼も知らなかったらしいです。

 

 

心に残る夜になりました。

 

出会いに感謝です。

 

いよいよ明日からは震災遺構を訪ねて三陸海岸を北上します。

 

つづく・・・

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東北の旅 仙台編

福岡県糸島市よりこんにちは

 

前回東京編からのつづきです。

 

 

東京ひかりゲストハウスは東京とは思えぬ静かなところで、

酔いも手伝いよく眠れた。

なかなか凝った作りで、清潔感もある宿だった。

オーナーも夜遅い時間にもかかわらず、話につきあってもらってありがとうございます。

 

 

朝早い新幹線で仙台へ。

 

天気はいいけど寒い。

やっと東北に来たなって感じ。

ここからはノープラン。

ノープランと言っても、泊まるところだけは決めている。

この前の硫黄島のようになったら死んじまうからね。

 

急遽仙台から、蔵王の樹氷を見に行くことにした。

途中の遠刈田温泉(とうがった)まで高速バスで移動。

 

ここで、樹氷ツアーをやっているスキー場の送迎バスに乗るのだが・・・

 

ホームページを見てみると、

今日の天気

爆風雪

ばくふうせつ?

なんと恐ろしい言葉だろう。

 

ゲレンデ閉鎖。

 

仙台で確認しとけばよかった。

 

ま、行き当たりばったりのあるあるだ。

 

こういうことではめげない小春おじさんなのだ。

 

わたしはこの温泉に入りにきたのだ。

ここはいいに温泉に違いないのだ。

と、バカボンのパパになるのだ。

雪がちらついていたが、よく温まった。

ほら、いい温泉だ。

 

「遠刈田温泉は遠がったなぁ~」

なんていいながらまた高速バスに乗り込んだ。

 

仙台に中途半端な時間に帰ってきてしまったので、

ここは早めの牛タンといこうではないか!

 

明るいうちから呑むびーるはうまいな~。

引き続き居酒屋へはしご。

地の酒と、お刺身をいただいて満足。

早めに今日の宿仙台のゲストハウス梅鉢へ。

なんと、ここで小春史上最大の驚愕な出来事が・・・

つづく・・・

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東北の旅 東京編

福岡県糸島市よりこんにちは

旅が好きすぎて本業がおろそかになっているあなたのわたしです。

 

 

東北に行くことにした。

実は東北は一度も行ったことがないだ。

高松のゲストハウスそらうみの野瀬隊長(しょうちゃん)と花巻の湯治宿で合流予定だ。

以前、阿蘇び心太宰府店で店長をしていて、今盛岡に帰って開業準備中の小野寺さんの紹介の湯治宿なのだ。

当然彼も合流予定。

花巻空港まで一気に飛ぼうと思ったが、LCCが飛んでおらず、

高い!

成田でいったん降りて、新幹線で行こう。

そっちの方が安上がりだし、東京で会いたい友人もいる。

 

朝早い便だったが、すでに40分も遅れてる。

 

さすがLCCや。

 

機長が寝坊したんかな。

 

急いでいるときはあぶないなぁ。

 

でも到着したときは20分遅れになっとった。

機長 あかん思うて相当飛ばしたな。

おかげで、あまり遅れることなく、友人と合流。

 

19年ぶり。

新宿で待ち合わせて、声掛けられたが一瞬分からなかった。

小春おじさんも相当だが・・・

SNSで顔知っているので、向こうは分かるので何とかなった。

19年の歳月はお互い恐ろしいな。

ロッケンロール!

ハーレーにでも乗ってきたんかなって感じ。

 

彼、森川さん。

こう見えて(失礼)めっちゃ繊細でやさしさに溢れた人なのだ。

彼と知り合ったのは、19年前、高校時代からの友人の紹介だ。

それ以来、メールでのやり取りを続けていた。

 

小春の開業直前に熊本地震があり、被災された方を受け入れていた時、

彼は、段ボールいっぱいの支援物資を送ってきてくれたのだ。

心優しき人。

 

「苦労したほど、人はやさしくなれる」

金八先生も言うとった。

いろんなことがあったんやろな。

 

串カツ屋で一杯呑むことに。

彼は関西出身やからね。

 

彼はあまり呑むイメージがなかったが、

お酒大好き人間になっていた。

東京といえば謎の飲み物ホッピーですね。

 

昔、デンキブランというこれまた謎の物体を呑んだことがあったが。

 

ホッピーなんて九州には売ってないからな。

飲みかたは焼酎と一対一で割って呑む。

焼酎のくせを無くして飲みやすくするためかな。

 

「そんなもん邪道でごわす。芋,米、麦、それぞれの味わいがあるとばい!」

と、頑固なオッサンは言うやろな。

 

ちなみに、九州はみんな焼酎とひとくくりにしている方が多いと思いますが、

福岡佐賀は日本酒、熊本は米焼酎、大分は麦焼酎、宮崎鹿児島は芋焼酎、

沖縄は泡盛。

そ、それで、長崎は?

なんやろ?

やっぱり、舶来物か?

 

そういうことで、ホッピーからの日本酒。

初日から飛ばしすぎた。

 

「ホッピー意外といけますね」

と言うと、

「なら送りますよ」

なんていい人森川さん。

 

そんなこんなで楽しい時間はあっという間。

名残惜しいな。

次はいつ会えるんかな。

今度は奥さんも交えて呑みたいな。

糸島に来てくれんかな。

でも彼、こう見えて(失礼)飛行機がめっちゃ怖いらしい。

プっ!

 

ゲストハウスのチェックイン時間があるので、帰らなくちゃ。

今日の宿は蔵前にある ひかりゲストハウス。

「送りますよ」という申し出を丁重にお断りして、

東京の迷路みたいな電車を乗り継いで無事チェックイン。

 

まだまだ小春オジサンも大丈夫だな。

そのうち、分からんようになるんやろな。

次回につづく・・・

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硫黄島の旅 2

DSCF4747

 

前回からのつづきです。

 

 

 

誰もいない東温泉でまた夜明けを迎えた。

 

波の音しか聞こえない湯ぶねで自撮りしてたら、

 

「Hi!」

 

 

オーマイガー!

 

1人の女性が。

 

英語で何とか言っている。

 

日本語はペラペラのわたしだが、英語はからっきしダメだ。

 

でも、なんとなく分かったぞ。

 

「スマホを貸せ撮ってやるから」ということだろう。

 

DSC_1849

なんともお恥ずかしい写真になっちまったな~。

 

 

それから、めでたく混浴となったわけであります。

 

彼女はNZのジャーナリストで、日本各地の秘境温泉を取材しているらしい。

(たぶん)

 

わたしにモデルになってくれというので、仕方なく応じた。

 

ついに小春おじさんも世界デビューか。

 

日本の南海に海坊主現る

 

なーんてことになっていなければいいが・・・

 

なかなか上がるタイミングがなく、

ずーと湯に浸かっていたので、皮膚がヒリヒリして眼が痛くなってきた。

 

効能が高すぎる湯やな。

 

 

いやはやこれはどうしたものか・・・

 

 

 

これ以上のことはここでは書けないので、青少年諸君オジサンは妄想空想にふけりたまえ。

 

 

 

それにしても濃密な3日間だった。

 

2日目の夜はHさんのご厚意で室内で休ませてもらった。

朝は缶コーヒーまで買ってきてくれた。

 

Oさんは寝袋を貸してくれたり、島のあちこちを案内してくれた。

 

平家城跡

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ウミガメ2頭発見。

 

DSCF4737

あまりに凄すぎて写真では表現しきれない硫黄岳。

 

心にしっかり刻み込んだ。

 

 

おじさんには無縁の恋人岬から。

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島のこと、

家族のこと、

宿のこと、

いろんな話をした。

火山島で生きていく覚悟とはどんなものか。

平穏に生きているわたしには分かるはずもない。

 

かつてこの地はカルデラ噴火を起こし噴石は関東まで飛んだというからすごい。

今はユネスコの三島村・鬼界カルデラジオパークに指定されていて、

その当時の痕跡が見られるが、なんとも想像しがたい光景だ。

 

 

 

 

今の島の様子を少し紹介します。

 

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硫黄岳展望台へは立入禁止となっています。

 

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ところどころに落石の危険があります。

 

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むかでが、サソリのようなもの食っとる。(サソリじゃないと思いますが)

 

 

台風の影響で坂本温泉へは行けませんでした。

 

島にある商店が帰る日から数日休みになっていたので気をつけてください。

数日ずれていたらわたしはどうなっていたのでしょう。

 

必ず、宿を予約して行ってください。

 

キャンプ場もあります。

 

いずれにしろ事前に観光協会に確認を取って行くことをお勧めします。

 

 

上陸するまでは不安がいっぱいでしたが、Hさん、Oさんのおかげで楽しい旅になりました。

今度は糸島でお会いできるの日を楽しみにしております。

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いよいよ出港です。

 

上陸するときはジャンベの音がまったく入って来なかったが、今は満ち足りた心にジャンベのリズムが心地よい。

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サヨウナラ硫黄島。

 

 

 

そして、鹿児島から熊本へ。

 

DSC_1860

阿蘇び心熊本店のサイトーちゃんに会いに。

癒される笑顔!

DSC_1858

 

 

ぐっすり眠った。

朝起きた時自分がどこにいるか分からなかった。

 

ときどき旅に出て、旅人目線に戻ることは大切なこと。

これからもおもろい旅を続けていきたい。

 

と、まじめに終わってみた。

 

 


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硫黄島の旅 1

前回プロローグからのつづきです。

DSCF4686

上陸か退散か?

 

2泊の野宿で済む?

 

フェリーが欠航すれば?

 

オー恐!

思考停止しよ。

 

硫黄島を目前にして腹を決める時が来た。

 

一か八か上陸するしかないやろ。

 

いつもゲストさんに優しくしているあなたのわたしだから神様が助けてくれるはず。

 

なんとポジティブなわたし。

 

よし上陸じゃ!

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おお。すごい色。

 

港が温泉。

 

 

上陸。

 

 

 

港の前にある観光協会へ。

 

「宿が取れないんですけど・・・」

 

「そうですか・・・う~ん・・・

この船で帰ったほうがいいかもしれませんよ。」

 

(ほら!言わんこっちゃない。)

(なんで降りたんやろ。)

 

振り返ると船のタラップは外されていた。

 

出港だ。

 

ぜ・つ・ぼ・う とはこんな時に使う言葉だ。

 

 

寝床を見つけなきゃ。

フェリー乗り場にコンテナが置いてあった。

一時待合所。バス停みたいな感じかな。

中に木のベンチ。

ここしかない。

許可をいただき、今日の寝床確保。

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次は食料だ。

「早く食料を確保した方がいいですよ」

島には小さな商店が1軒。

船が着いたので島の人たちが来ている。

食料品から日用品までなんでもある。

冷凍焼鳥とパンに菓子それとびーるを買った。

 

 

岸壁に行って大海原を眺めながら、とりあえず、びーる。

 

呑めば大概のことはどうでもよくなる。

 

噴煙をあげている口永良部島、屋久島が見える。

 

気持ちいいー。

 

昼寝しよ。

 

 

夕方、総合開発センターというところで地元の人と温泉に入ってホテルに戻った。

 

「SEASIDE  HOTEL コンテナボックスIOUJIMA」

 

 

はよ飯食って寝よ。

 

昼間はTシャツ1枚でよかったが、日が暮れると寒くなってきた。

 

おまけに雨降ってきたやんけ。

 

持ってきた服全部着て、手には靴下をはめて横になった。

 

寒い。

 

やばい。

 

夜中雨が上がったら、風がでてきた。

 

雨はしのげるが風はしのげない。

 

凍死する。

 

 

満月がきれいな夜だった。

 

この月があの山に隠れると夜が明ける。

 

もう少しの辛抱だ。

 

早く温泉であったまりたい。

 

夜明けを待たずに、歩いて30分程の東温泉に向かった。

 

ここは孔雀の島でもある。

暗闇から孔雀が襲ってくるんじゃないかとビビリながら進む。

 

波の音が聞こえてきて海にでた。

 

海に突き出た東温泉。

 

岩の隙間から温泉が海に流れ落ちている。

 

それを囲っただけの野趣あふれる温泉だ。

 

誰もいない。

 

ふ~あったかい~

生き返った。

 

空の様子が変わってきた。

夜明けだ。

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#夜明けのこない夜はないさ~

 

太陽さんありがとー。

あなたのおかげで生きていられます。

 

朝陽に祈りを捧げ、踊った。

 

歌ったり踊ったり、眠ったりして時間をすごした。

 

誰もいない。

 

見えるのは、太陽、空、雲、海、島、噴煙。

 

ここは天国か?

 

もしかしたらわたしは昨夜凍死したのか?

 

 

 

 

次の日も夜明け前から出かけた。

 

 

#誰もいないうみ~

 

空の色が変わり始めたころ

調子に乗って湯船で自撮りしていたわたし。

 

 

「Hello! Hi」

 

ひとりの天使が・・・

 

オーマイガー!

 

やっぱりここは天国か・・・

 

 

 

つづく

 


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硫黄島の旅 プロローグ

すっかり寒くなった福岡県糸島市よりこんにちは

痔で旅を延期していたあなたのわたしです。

 

 

今回の目的地は薩摩硫黄島。

 

鹿児島の沖に浮かぶ火山島。

 

行き当たりばったりの旅だ。

 

まずは新幹線で鹿児島入り。

 

前日予約していたイルカゲストハウスへ。

 

昨年、諏訪之瀬島へ行った時以来1年ぶり。(冒険者たち 参照)

 

着くと早々オーナーが桜島の温泉へ行きましょう。と誘ってくれた。

 

その前に明日の島の宿を予約しとかなくてはね。

 

おすすめの宿を紹介してもらい、電話するがどこも応答がない。

 

困ったな。

 

また後で。

 

 

桜島へ渡り、港近くの温泉へ。

 

鹿児島の夜景を見ながら心も身体も温かくなった。

 

その後近くの宿ムーン ガラムマサラへ。

かなり個性的な宿だが、素敵なご夫婦で独特なゆる~い時間が流れている。

愛犬のポチも人懐っこい。

オリオンビールでいい気分になって、ついつい長居してしまった。

 

市内に戻り今度は気になっていた宿ホステルトマルへ連れていってもらった。

 

イルカゲストハウスで修行したショウコさんが宿を始めて1か月。

 

どんな感じかな。

 

今度は泊まってゆっくり話してみたいな。

 

突然お邪魔したのにビールまでいただきました。

ありがとうございました。

DSC_1817

 

さて、やっとイルカに戻ってきた。

楽しみにしていた よるイルカ。

 

生親子丼と、おすすめの焼酎で満ち足りた気分。

 

イルカのオヤジさん。

いろんな所へ連れていってくれてありがとさん。

 

充実した濃厚な時間。

 

あ~幸せ。

 

 

いかんいかん。

 

旅はまだ始まったばかりだ。

 

酔いちくれて宿に電話するの忘れてた。

 

明日にして早く休もう。

 

 

 

酔いも手伝いぐっすりと眠れた。

 

今日はいよいよ硫黄島上陸だ。

 

港に行く途中コンビニで、朝飯 昼飯 若干の保存食調達。

 

待合所で宿探し。

5軒かけたがどこも相変わらず応答なし。

いったいどうなっているのだ。

 

フェリーの出港時間が近づいてきた。

一抹の不安を抱えながら乗船。

 

乗る前にまたパンを買った。

 

サバイバルになるかも知れぬ。

 

冒険者の私の血が騒いだ。

 

 

硫黄島まで、約4時間の船旅だが、落ち着かない。

 

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桜島が爆発した。

 

これは何かの予兆か。

 

 

電話をかけ続け、2軒と繋がったが断られた。

 

ピンチ!

 

今回はテントも寝袋も持ってきてないぞ。

 

ピンチの時ほど冷静に。と、父が教えてくれた。

 

落ち着け!

 

まだ、時間はある。

 

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開聞岳通過。

 

ここでわしも考えた。

 

硫黄島がダメなら、

今日は1つ手前の竹島ではどうか。

竹島の宿は取れないか。

そして、明日硫黄島の宿はどうであるか。

 

でもそんなに上手くいくはずもなく、どちらもまた断られた。

 

ついに、スマホもつながらなくなってきた。

 

こんなもん海に捨ててやるわい!

 

 

行き当たりばったり、無計画の自分が悪かとです。

この性格は死ぬまで変わりそうにないとです。

秘境に行く覚悟というか、感覚がちょっと鈍っとたとです。

 

でも旅はいろんなことが起こるからおもしろい。

気持ちを切り替えるのじゃ!

 

幸いなことにこのフェリーは3島を回って鹿児島に戻る日帰り便。

 

こう思えばよかじゃなかですか。

 

「鹿児島発着の三島クルーズ。ちょっと贅沢な大人の船旅。」

 

そんでもってまたイルカに泊まる。

 

でも行く前にイルカのオヤジさんに、

「泊まるとこなかったら溶岩台地の上で寝る。地球がおれのベッドばい!」

と豪語してきたので何と言われるか。

 

イルカのオヤジさんは、今年の夏トゥクトゥクで日本一周してきた豪傑だ。

 

「12時間も船に乗って帰ってきたでごあすか。これはまたチキンな方でごあすな」

 

と言われるに違いない。

 

さらに、「航海しても仕方ない。」

と、ダジャレまでかましてくるだろう。

 

トホホ・・・

 

しかし、

 

チキンとだけは言われたくない!

 

 

どうする。

 

上陸するか。

 

帰りの船は2日後。

 

2日も野宿できるか。

 

寒くないか。

 

 

妄想空想しているうちに目指す島が近づいてきた。

 

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おー!ジュラシックパークじゃ!

 

どうする。

 

上陸か退散か?

 

もう猶予はない。

 

 

つづく。

 


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ふっこう割をご存知ですか?

政府がやっている「13府県ふっこう周遊割」。

 

福岡県も入っています。

 

わたしも知りませんでした。

(し・し・しらんのかい!)

 

「2泊以上連続して宿泊」など、条件がありますが、知らないともったいない。

 

小春に連泊でもいいし、他の宿と組み合わせてもOK。

 

ちなみに、福岡県は補助が1人1泊4000円なので、小春はタダで泊まれるということです。

 

申請書を提出すれば、宿泊代は戻ってきます。

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ただし、11月30日までですが、予算がなくなり次第終了ということです。

 

詳しくは「福岡県ふっこう周遊割」で検索してください。

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オリーブの収穫

すっかり秋めいてきた福岡県糸島市よりこんにちは

 

 

近所の木工小屋 木蓮の品川さんと近所のオリーブを採らせてもらいました。

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この木は、近所の方が小豆島を旅行した際、記念に持ち帰ったらしいです。

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きれいに水洗いして、私は日本酒につけました。

2週間くらいで飲み頃になるそうです。

どんなんかな~

たのしみー!

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品川さんは重曹であく抜き。

料理上手な品川さん。

どんなもんができるのかな。

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これも2週間くらいなので、交換して味わいたいですね。

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小豆島の山田オリーブ園のあく抜き方法を参考にさせてもらいました。

 

 

 


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