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スフォルツァートのネットワークプレイヤー試聴会に行ってきた

2024年01月26日 | オーディオ
今日は「オーディオ」

sfz スフォルツァートという会社のネットワークプレイヤー「DPS-Columba」を試聴してきた。

講師は開発者の小俣氏とリジュール社長の2名
今回は1日1回のセミナーであった。

Columbaは、「鳩座」という意味らしい。



今回のシステム
写真右側の人は、SME(アナログプレーヤー)を設立した「アラステア・ロバートソン・アイクマン」


ラックの上2台が「ネットワークプレイヤー DPS-Columba」2筐体
価格 1,650,000円

ZERO LINKでトランスポートとDACが接続されている。
ZERO LINKは、SOULNOUTEとスフォルツァートしか採用されてない規格である。
ラックの下左側が別売りの「マスタークロック PMC-Cetus」で価格1,650,000円である。

ラックの下右側は、今回使用したラックマンの「プリアンプ C-10X」

※今回の試聴会に参加したのは、このラックマンのプリアンプとパワーアンプの音色を再確認したかったこともあったからだ。

DPS-Columbaの2筐体を1つにしたのが、この「DSP-Corvus」である。
価格が 858,000円

※今回の試聴会では聴いていない。



使用したパワーアンプはラックマンの「M-10X」


スピーカーは「パラダイム ペルソナ3F」
価格 1,980,000円


こちらが、DPS-Columbaに標準として接続されているクロックである。
小さい物だがなかなか純度の高い部品が使われているそうだ。

音を聴いた時には、これで十分な音はしていた。
クロックを本体に内蔵しなく、外付けにしたのは設計者のこだわりで、内部にクロックを持つと後で外部クロックを接続すると内部のクロックを切り離したりあまり音に良くないことになるらしくこのような外部クロックの考えになったとのこと。
外付けと言っても、価格165万円のものをもう1台購入することになるのでなかなかハードルが高い。



試聴結果
日本では、まだまだストリーミング再生で音楽を楽しんでいる方は少なく、海外の展示会では、ほとんどCDは無くストリーミングかレコードをかけている。でも日本人は物を買いたい人が多くまだまだCDが売れているそうだ。

ネットワークプレイヤーの音質であるが、再生したソースが小編成の音楽であったが、かなり高音質ではあった。音は、少し硬めに感じたが、これはスピーカーなどの再生装置にも影響されているので難しい。
先ほどの外部クロック(165万円)を繋いで聴いた時は、標準クロックよりは楽器が細かく広がっては聴こえた。

講師の話では、1番音が良いのはストリーミングよりNASから聴いた方が良いとも言っていた。

今回のネットワークプレイヤーは、タブレットにアプリの「Taktina」をダウンロードして曲を検索する。
NASの音源再生も出来、Amazon Musicにも対応している。
Amazon Musicは使用許可がなかなか取れないが、スフォルツァートでは許可が最近取れたそうだ。LINNでさえAmazon Musicnoの使用許可が取れてないとのこと。
ストリーミングサービスは、月額料金がかかるので私的には少し抵抗がある。
現代は、情報が多すぎて音楽も映画も聴いたり見たりする時間が取れないのが現実である。私なんか月額で映画を見ていたが、映画ばかり何本も見ていたら他のことが何も出来なくなったので解約したこともあった。

昔は、なかなかレコードが買えなかった時代だったので音楽を大切に聴いていたような気がする。
若い年代の方と年配の方では、音楽の聴き方がまったく異なるので人それぞれだが?音楽をだだくさに聴くのではなく、大切に聴いて欲しいと思うことがある。

今回のようなネットワークプレーヤーだが、個人的にはまた装置が増え、2筐体、3筐体になりラックや置き場所に困ることを考えてします。
オーディオは、なかなかお金がかかる。今回のシステムでさえ、SACDプレーヤー、アナログプレーヤー、ネットワークプレーヤーとそろえると1000万円くらいかかているので若い方には荷が重いと思ったりする。


では、また。






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