インドのチャンディーガルってこんなところ

ル・コルビュジエの計画都市 Chandigarh
コルビュジエ建築物、街&生活情報
 

インド初!DAISOがチャンディーガルにオープンしてました

2023-02-22 | マーケット&買い物 Markets & Shops


冒頭の写真はこちらからお借りしました。


全く知らず偶然に知りました。
チャンディーガルの巨大ショッピングモールELANTE内に
昨年、2022年秋にダイソーが出来てたんですね!
しかもまたもやインド初!
商品は99ルピー(約177円)から。


昨年12月には同じ北インドのムンバイにも2号店ができているそうです。
今後もインド国内に相次いで出店予定のようです。

こちらは現地の記事です。日本人スタッフさんの顔もありますね!

そのモール、Elanteの過去記事

ダイソー・インディアのインスタ

    動画でも紹介されています。何でも揃いますね!


     ELANTEのアクセス:178/178 A,Industrial&Business Park,PH-1,Chandigarh



住んでいた頃、階下のインド人のご家族が以前に海外に住まれていた頃にダイソーがあったそうで、
大変お気に入りだったそうです。
日本と言えば寿司とダイソー、とよく言われました😊 

一時帰国でダイソーなど100均の便利グッズを買い集めてインドに持ち込む、
という苦労はどの日本人も共通では? 
当時にもしダイソーがあったとしたらもっと便利で快適だったであろう、
と思いますが、それでもあの苦労はあの時しか味わえない、
やはりあの生活で良かったかな~、なんて思いますね😃 



チャンディーガル地下鉄プロジェクト

2022-11-16 | ニュース News


地下鉄プロジェクト。遂に始動しましたので報告です。

冒頭の図と情報はこちらからお借りしました。


計画があることは知ってはいたのですが、
噂も全く聞かないし想像もできませんでした😅 

調査に費用がかかり計画は進んでおらず、
5年前には地下鉄不要論まで飛び出し、計画はボツになっていたそうです。
しかし今年に入りプロジェクトが再始動し始めたようです。

その理由として、
人口増加に伴い車両の増加と公共交通機関に圧がかかる。
チャンディーガルはインドの中でもトップレベルに高所得者が多く
車両保有者が多いのも要因。


コルビュジェ建築群のあるSector1のキャピトル・コンプレックスまで行けるようになります。


三路線あり、一部は地下を走り、一部は高架を走るそうです。
チャンデイーガルの衛星都市、パンジャーブ州モハリと
ハリヤーナ州パンチクラまで延びるので郊外とのアクセスも可能。
バスターミナルや駅には停まりますが、なぜだか空港には直結していないようですね。


また北部に隣接するヒマーチャル・プラデーシュ州は、
同州Baddiという工業都市まで延長して欲しいと懇願しています。

この工業都市にはチャンディーガルから時間をかけて車通勤している
ビジネスマンも多く、住んでいた頃は階下の住人もそうでした。
ガードレールもない山道を走らなくてはならず時間もかかり大変です。
できれば延長できたらいいな~と期待します。

*プロジェクトは2041年に向けての始動で一体いつ工事が始まるのか?
いつ完成するのか??まだかなりの時間を要すると思いますね。


観光地情報の記事に動画を追加しています

2022-07-18 | 観光(コルビュジェ関連以外)Tourist Places

上のサイトに以下の動画を追加しています。
動画はコロナ禍(COVID19)以前に撮られたものです。



*地元出身のインド人女性の動画。
出身地だけあって、ロックガーデンではきちんと説明がされています。
行先(ブログ記事) 2階建てバスでRock Garden →Sector7多国籍料理店Social→Sec10エッフェル塔
Garden of Silence(湖東)→スクナ湖Sector10人気エリアでランチ(マーケット裏側)



ピエール・ジャンヌレ邸が博物館へ

2021-11-09 | コルビュジェ関連・建築物 Architectures


新しいニュースではないのですが、
コルビジエの従兄弟でこの都市計画協同者であるピエール・ジャンヌレの邸宅が、2017年に博物館になって公開されているんですね!
場所はSector5でスクナ湖から徒歩圏です。

*1967年に亡くなった彼の遺灰は、その後に遺族によってスクナ湖に散骨されたそうです。


写真は以下のサイトから拝借。

正式ホームページはこちら。


この住居、チャンディーガルで初めて建てられた家で、ジャンヌレが11年間住んでいたそうです。
チャンディーガル都市計画に彼は総監督として勤め、
コルビジエは繰り返し現地に訪れており、その際にはこの家に宿泊されていたそうです。

その後は行政と高等裁判所の官舎になり、博物館として一般公開するにはそれまで反対があったそうです。



こちら↓のサイトでは住宅内部を見ることができます。
エントレンス、リビング、ダイニング、キッチン、ベッドルーム、階段、バルコニー。シンプルで機能的で素敵です。





バルコニーと壁には、インドの強い日差しを遮りながら風通しも考慮された、ブリーズ・ソレイユと呼ばれる赤茶色の格子状の日除け。
コルビジエ建築物にもよく見られますね。





*1階は建築関係者用の宿泊施設になっているそうなので、
建築を勉強されている方なら誰でも宿泊できる可能性があるようです。
また現地の方のお勧めコメントですが、
シェアサイクルがありますので、電動自転車を借りて周辺移動するのがお勧めだとか。
アプリ登録者しか利用できないと思いますが。


57, Uttar Marg, Sukhna Lake, Sector 5
定休日 月曜日 
9時(又は10:00)~17時 入場無料
平均所要時間 1~2時間

 




現地で初めてコルビジエ関係の博物館に訪れ、多くのコルビジエの資料を見た時から、
一体、彼はどこに滞在してこの都市を作ったのだろう、と思っていました。
まだ都市ができていない=宿泊施設はないだろうし、と。

きっと最寄りの村でもてなされてたとしか思えなかったのですが、
当時のインドで、当然インド食しか提供されなかったでしょうし
一体どのような食事をし、エアコンもない暑さの中で滞在していたのだろう??と、
当時、資料を見ながら彼の苦労がどれほどだったのかと思うと同時に
コルビジエに強く同情したのを覚えています。
(ジャンヌレの存在はまだ知りませんでした。)

私たちがそうしたように、沢山の馴染みの食料品を持ち込んで滞在されていたのかな?

ひょっとしたらジャンヌレの方がインドの生活に耐性があったのかな、
とも推測してしまいます。





加速するシェアサイクル事業

2021-09-04 | ニュース News



インドで一番長い自転車レーンを誇るチャンディーガル!
近年、シェアサイクルのプロジェクトが加速しています。

現在、業者が参入しスマホ登録システムを取り入れ、
電動自転車も含んだ自転車を1250台まで増やし、来年までに5000台に増やす予定です。

料金は30分間で10Rs。会員は5Rs。
9月12日までは無料キャンペーン中!



レーンについての過去記事↓


自転車レーンはあったものの、
昔は労働者階級の人が乗る程度で自転車はさほどポピュラーではありませんでした。
富裕層の多くは皆自家用車を持ち、自転車に乗る人はあまりいなかったようです。
確かにメイドさん、ドライバー、修理人、また会社で近所の人が自転車で通う程度だったと思います。


近年、主な場所にはシェアサイクルを設置していたようですが、返却場所が少ないのが問題でした。
例えば旅行者はスクナ湖で借りると、そこまで又返しに行かなくてはいけなかったのです。


Sector17



ドッキング・ステーションと呼ばれる日本語で言うサイクル・ポートは、
Sector1のロックガーデン、高等裁判所、スクナ湖、PGI(医療施設)、Sector17、22、34、35、43、その他の混雑した場所、例えばマーケット内のミルク屋さん近くなどに設置されます。

詳しい場所はこちら↓ 大半のセクターに置かれるようです。
SmartBike dock stations
The dock stations have been set up at sectors 1, 3, 4, 7, 8, 9, 10, 11, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 36, 37, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46, 47, 48, 49, 52, PU, PGI, Punjab and Haryana High Court, Manimajra, Sukhna Lake, Rock / Rose Garden and GMSH-16.





*利用方法
Play Storeの「Smartbike」というアプリをダウンロード。
国内居住者であれば、携帯電話番号や身分証明書がアプリ登録に必要で、
支払いはPaytmアカウントかデジタル・ウォレットから自動的に差し引かれます。(=スマホ決済)
GPS対応ですので、スマホのアプリ登録なしには利用できないと思われます。

*海外からの旅行者は、このシステム以前ならパスポートを見せて利用できたようですが、
現在は登録なしでは利用できないかもしれませんね。


以下はまだ業者参入される前に書かれた記事より。
この頃はまだ自転車に乗る人が少なかったそうです。

専用レーン



Sector17のショッピング広場 Plazaで。
一応、乗ってる人がいますね。この広場は広いから!


https://www.civilsocietyonline.com/cities/chandigarh-wants-to-be-a-cycling-city-but-cyclists-are-missing/



ガソリン代の高騰、大気汚染対策、コロナ禍で密にならないと好評のようです!
セクターをぐるりと回るだけでも結構な距離なので、
旅行者はSector1だけでの移動でも自転車があると便利ですよね!

でもリクシャのおじさんたちの仕事が減ってしまうのは可哀想かな😖