ノーメンテで40年もたせる!ウッドフェンスの作り方(3/3)支柱→板張り→完成

2024/04/06

ウッドフェンス

1人で建ててくで~!
クランプやら棒やら使えばなんとかなる。

簡単にできるモルタル型枠

フェンス支柱の基礎については、穴を掘ってモルタルを流し込むのが一番簡単。しかし、施工現場は土をどかしてしまっているので、モルタル枠が必要になる。しかも、既存の間知石にうまくはめ込まないといけない。

そこで、このように、

めちゃデカいラップの芯みたいなボイド管直径30cm(ホームセンターにて購入)を、縦半分に切って型枠に利用する(そして使い回す)。とても簡単&間知石にもフィットさせやすく良かった。

本柱と控柱を立てるときは、ベニヤ板を追加して大きい型枠を作った。

支柱建ての実際

 ↑左端の支柱を建てようとしているところ
支えの木材3本を使って固定している(①は最上部の横板)。高さ(水平)は支柱の底部の砂利を加減して微調整する。固定出来たら、基礎モルタルを流し込む。このように、クランプや支えの木材を使えば1人でもできる。
※重要なのは、ここで水平・垂直・ツライチをきっちり決める! 支柱が少し傾いているだけで、横板を張るときにずれが生じてくる。逆にここできっちりしていれば、横板張りは簡単。

(支柱同士をツライチにするためのガイドラインとして、フェンス予定地の両端から黄色水糸を張っている)
妥協せずに水平器を見ながら、じりじり頑張る。
↓このために、ちゃんとした水平器を購入した。

近与(KONYO) SUN UP ミニ水平器 SLV-230

どんどん建てていく。なお、支柱同士の高さ合わせは、最上段横板に水平器を乗っけて都度測った。これでも問題なかったが、よりベターなのは、最初に予定地の両端に支柱を建て(ガイドは長いホースの両端の水面)→両端間に水糸張るという方法。

横板を張る前に、下穴をあけておく

支柱が全部建ったら、いよいよ横板を張っていくが、その前に!

最上部の横板を一旦外し、これを定規として、一面分一気に下穴をあけておく。特にハードウッドはちょっと硬くて穴があきにくいので、事前にあけておいた方が楽。
その際は、下穴ビットがあると仕事がはかどるのでおすすめ。

↑これを使用した。

さらに、コーススレッドの頭が飛び出ないように、皿ビットも使った。
↓こういうの。

皿取り錐ドリル ビット 6~19mm

横板を張る

ここからスタート。

まずは印をもとに、最下段を張る。
なお、腐れ防止のため木と木の間に、1~2mm程度の隙間をあける(腐れ防止の詳細は設計の記事参照)。

初めのうちはアイスの棒をスペーサーにかましていたが、そのうち何もなしで、隙間があけられるようになった。説明が難しいけど、片手で横板を浮かせ気味に引っ張りつつコーススレッドをねじこむ感じ。
次に、上下の隙間にちょうどいいスペーサー(今回は鉛筆を利用)をかませて→次の板を乗せて、クランプで固定する。(→必要ならば支柱にも下穴をあけ)→コーススレッドで留める→スペーサー鉛筆を取り外す。この繰り返し。
下から張ると、このように板を乗っけていけるので、1人でも作業しやすかった。

張る。

張る。

張ったー!

ついでにこっちも〜

張ったったー!

支柱があるべき場所に垂直水平ツライチに立ってさえいれば、横板張りはスピーディーに進んだ。あとは最上段に笠木を付ければ完成(が、まだ笠木を発注していない汗(出来たら後日追記したい)。

ということで、とりあえずフェンスづくりは一段落。果たして40年ノーメンテでやり過ごせるのか。その検証結果は、2063年公開予定!(ほんまかい笑)
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著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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