ノーメンテで40年もたせる!ウッドフェンスの作り方(2/3)材料の下準備(ブロンズ色ステンレスビスの作り方)

2024/03/30

ウッドフェンス

 設計・材料の仕入れができたら、下ごしらえをやってくで~

 普通のステンコーススレッドが、ブロンズ色になる!

ブロンズ色ステンビスの作り方

ウリンでフェンスを作ることに決めて、ステンレスのコーススレッドを購入したわけだけど、

色が白っぽくて、木材と比べてどうしても浮く……。

ステンレス/茶ブロンズコーススレッド
こういうブロンズ色のやつが欲しいけど、市販のやつはお高い! で、市販のはどうやって色付けしてるのかというと、機械で焼成して色を付けているらしい(酸化反応)

鉄を焼くんか……
ん、DIYできそうやな!!

準備するもの

こんな風にしてみたらうまくいった。まず、不燃性バケツ(焼き物の植木鉢など)に砂を入れて、コーススレッドを一列ごとに差しておく。
※バーナー仕事をする際の手袋は、燃えにくい革製のものがベター

富士グローブ 豚皮クレスト手袋 Lサイズ 

工程

一列ごとにバーナーの火で炙っていく。数分くらいで色が変わる。

何度かやると勝手が掴めるはず。炙りすぎると紫っぽい虹色になる。けど、未焼成より断然木に馴染むので、炙りすぎても問題ない。
※やけど注意! 完全に冷めるまで触らないで放置しておくこと。

テカテカの未焼成に比べて、ずっと落ち着いた雰囲気になって、
なじむ。実に!なじむぞ!フハハハハ……という感じになるはず。

 辛気くさい作業大好き〜(笑)
2000本くらい焼けた。

支柱を作る



今回はアルミ角柱とハードウッド(ウリン)を組み合わせたハイブリッド支柱を作る。構造は↑こんな感じ。DIY勢の皆さんなら作り方は想像に難くないと思うので、細かい部分は割愛して、工夫した点は次の通り。

木部ボルト穴の加工方法

木部に①ボルト頭用の凹みを掘る(ビットで掘って彫刻刀で底をなだらかにする)。②その後、ボルト通し穴をアルミ角柱まで貫通させる。
※先に②ボルト通し穴を貫通させると、①凹みをあける際にビットがぐらぐら遊んでうまくあけられない必ず、先に凹みを完成させておく

頭用の凹みはこのビットで掘った↓

先三角ショートビット 22mm 六角軸 スターエム

なお、ハードウッドというとごっつ硬いイメージだけど、ちょっと硬いくらいで、普通に手ノコでも切れるし、彫刻刀でカリカリ削る細かい細工も可能(タンニン含有量の高さゆえに腐敗しにくいのかな~?)。

本柱と控柱のジョイント方法

 ちょうどいい長さになるようアルミパイプをカットしているところ

本柱と控柱のジョイントには、ステンレスの寸切ボルトを使用。ずどんと貫通させている。そのままだと、ねじ山が見えて不格好なので、寸切ボルトが通るサイズのアルミパイプでカバーする。

支柱に鉛筆で横板張り位置を付けておく

支柱ができたら、地面に全部並べて、一気に横板張り位置に印をつける鉛筆は紫外線に強く、消しゴムで消せるのでおすすめ)。支柱を建ててから1本1本印を付けるのは手間なのであらかじめやっておいた。

下ごしらえが出来たら、いよいよ支柱建て&横板貼りをやってくで~。
つづく!
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著者:なおと

著者:なおと
関西在住の主婦。2017年より1人庭を開墾し始める。愛読書は「月刊現代農業」、ドゥーパ! ブログ記事へのリンクはご自由にどうぞ〜画像・記事を引用される場合の引用元は、該当記事またはhttps://woniwa.blogspot.comでお願いします(いずれも報告等不要)。

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