秋田県のご当地コスメは秘湯の泥湯成分配合石けんとパック!
あんなに暑かった9月も過ぎて…一気に秋が深まった10月。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
秋といえば旅行シーズンですね。紅葉あり、温泉あり…風情たっぷり日本の秋にふさわしい、ご当地コスメを探してきましたよ!
今回はお初の秋田県、八幡平に位置する後生掛温泉の泥湯を使ったコスメです。
九州に住んでいる私にとって、遥か遠い東北は、旅情をかき立てる土地。
さて、どんなコスメなのでしょう?ご紹介します!
- 「馬で来て下駄で帰る後生掛」古くから親しまれた湯治場
- 後生掛温泉で名高い「泥湯」は美肌効果も!
- 秋田県のご当地コスメ「後生掛温泉おりじなる泥石けん」と「後生掛温泉の泥温泉ぱっく」を使ってレポ!
- 「遠く離れた土地の人にも後生掛温泉の恵みを楽しんでほしい」
「馬で来て下駄で帰る後生掛」古くから親しまれた湯治場
後生掛温泉があるのは、秋田県の内陸部に位置する八幡平国立公園の中。開湯から300余年もの長い歴史を持っています。
「馬で来て下駄で帰る後生掛」とは、馬の背に乗ってくるような調子の悪い方も、後生掛温泉で療養をすれば、帰りは下駄で歩けるほど回復することを謳ったもの。神経痛やリューマチなど数多くの効能があり、古くから湯治場として親しまれてきた名湯なのです。
後生掛温泉で名高い「泥湯」は美肌効果も!
後生掛温泉の泉質は硫黄泉。一軒宿で、7種類の温泉が楽しめるのも特徴です。
大きな木箱から首だけ出して温まる「箱蒸風呂」、湧き出す気泡を堪能できる「火山風呂」、自然の蒸気を利用した「蒸気サウナ」、「打たせ湯」、「露天風呂」、「神経痛の湯」…中でも、女性客に人気なのが「泥湯」なのだそう。
入浴方法も独特です。手に取った泥を、肌になじませて10分から15分ほど半身浴します。お湯の温度も、じっくり浸かれるようにぬるめに設定されているのだとか。これは魅力的ですね。九州からは遠いですが、泥湯の美肌効果は気になるな…と思っていたら…
あるじゃないですか、オンラインショップが!
後生掛温泉の泥湯成分を配合した「おりじなる泥石けん」と「泥温泉ぱっく」を見つけ、ポチりましたよ!
秋田県のご当地コスメ「後生掛温泉おりじなる泥石けん」と「後生掛温泉の泥温泉ぱっく」を使ってレポ!
おりじなる泥石けんは、淡いグレーの色合いでガチっと固め。
しっかりとした、密度のある泡が立ちます。洗顔に適したモコモコ泡ですね。
石けん素地がベースで、ベントナイトと共に温泉の泥成分(温泉沈殿抽出物)を配合。保湿成分として、グリセリンやソルビトール、オリーブ果実油などが配合されているようです。洗い上がりは、すべすべっとした使用感。もちろん、ボディにもいい感じです。
泥温泉ぱっくは、より泥湯の魅力を感じられるアイテム。
温泉沈殿抽出物を配合したカオリンベースのパックは、なめらかテクスチャー。私は特に気になる小鼻をパックして、集中ケアしましたよ。
美容成分も見逃せません。ヒアルロン酸Na, 水溶性コラーゲン, 水溶性プロテオグリカン, ポリグルタミン酸, オタネニンジン根エキス, ドクダミエキス, グリチルリチン酸2Kが配合されています。
パックで肌を密閉することにより、美容成分の浸透も期待してしまいます。落としきれていない古い角質や皮脂を洗い流して、スッキリすっぴん素肌に✨️
「遠く離れた土地の人にも後生掛温泉の恵みを楽しんでほしい」
昔むかしから受け継がれてきた、泥湯の美肌効果。それをじかに感じられる泥せっけんと泥パック。後生掛温泉eショップの方にメールでお話をうかがうと、
「泥湯は当館の名物です。この泥を配合した商品を、遠方でなかなか来館できない方にもご自宅でも使っていただきたい…という想いで作りました」
平成18年の発売から、17年にわたってじっくりと愛されてきたロングセラーなのです。
秋田の温泉に思いを馳せながら、のんびり使ってみたいご当地コスメでした。
後生掛温泉さんのウェブサイトはこちらです。宿泊の方はオンドル体験もできるそうですよ。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が、あなたとご当地コスメの出会いになれば幸いです。