トップへ戻る

MENU

お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

< 古い日記へ  

2024.5.1(水) ようやく5月

本文は書けているものの、最上部に置く画像が決まらないから日記を公開できない、ということがしばしばある。この1週間ほどもその連続で、日記の更新がしばしば遅れた。「画像を撮るなど一瞬のことではないか」と問われれば、対象をカメラに納める時間は一瞬でも、それをし忘れることが頻繁なのだ。

列車に乗って100キロメートル以上も離れたところへ行くとか、飛行機に乗って数千キロメートル以上も離れたところへ行くなどのときには、その「し忘れ」は発生しない。行った先には日常に無い風景や文物があるからだろう。

しかしよくよく考えてみれば、日常にあっても、見慣れない風景や珍しい文物には出会っているはずだ。それに気がつかないということは、それを感知する受信装置が錆び付いているからに違いない。

「春が来た」と喜んで防寒のための服を3月のうちに洗濯に出すと、三寒四温の戻りがあって後悔する羽目になる。それを毎年のように繰り返してきた。今年はそれを忘れず、中綿入りのベストや上着はクローゼットに温存した。しかし今日から5月であれば、もう大丈夫だろう。そう考えて午前のうちに、それらを洗濯屋に預けに行く。

寺山修司はむかし、麻布の小さな焼肉屋でちかくのテーブルに見かけたことがある。別のテーブルには石野真子と陽子がいた。「あの空間は何だったのだろう」と、今でも不思議に思うことがある。


朝飯 豆腐の玉子とじ、炒り豆腐、納豆、牛蒡と人参のきんぴら、香港橄欖菜、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 肉じゃが、鮪の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、三つ葉の辛子和え、胡瓜のぬか漬け、湯豆腐、「黒龍酒造」の「九頭龍垂れ口」(燗)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2024.4.30(火) 毎日が日曜日

新聞で見逃した訃報にしばらくしてから接し、しかし間違いがあってはいけないから複数の人に確かめるうち遅くなってしまったお悔やみに、今日は10時よりお伺いすることができた。ご遺族との会話は楽しかった。しかし10時30分には銀行の人が来て、僕はいくつかの判を捺さなくてはならない。よって勧められたソファからは早々に立たざるを得なかった。まったくもって「毎日が日曜日」という人が羨ましくてならない。

「引退したらボケる」と主張する人がいる。「ボケるわけがない」という意見もある。僕は後者に与する者である。実のところ、早々に引退をして南の国で過ごしたい。海外であれば、意思の疎通には英語またはその国の言葉が必要になる。ひとりの時間には本を読む。そいいう環境の下で一体全体、人はボケるだろうか。

シンガポールでの展示会に自社の商品を出品する。その仕事の合間にバンコクへ行く。面白いところがあったら教えて欲しいと先日、ある人に声をかけられた。僕は南の国では大抵、プールサイドで本を読んでいる。だから面白いところ、というものは特に知らない。その旨を言うと、だったら自分も本を読むことにするとその人は答えつつ、自身のライブラリをiPadに見せてくれた。そこには魯山人もあればイヴォン・シュイナードもあった。「いいじゃないですかー」である。

パタゴニアの新しいバギーショーツは、いつ買いに行けるだろう。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、トマトのスクランブルドエッグ、納豆、三つ葉のおひたし、香港橄欖菜、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ジーマミー豆腐、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、芋けんぴ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、グリーンアスパラガスの豚肉巻ソテー、メシ、「黒龍酒造」の「九頭龍垂れ口」(冷や)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2024.4.29(月) 悩みどころ

衆議院の3つの補欠選挙において、自由民主党が不戦敗も含めて全敗したことを新聞各紙が伝えている。

「私は自民党員ではありますが、今回ばかりは自民党にお灸を据えたい」と、麻生内閣の末期に語った人がいる。自由民主党に代わって民主党の鳩山内閣が成立し、しばらくすると「はー、もう民主党には愛想が尽きた」と、長年に亘って組合活動を続けてきた人は溜息をついた。肩入れが過ぎれば落胆も大きくなる、ということだ。

それはさておき気温はきのうより上がり、宇都宮は東京より暑くなると、スマートフォンの予報は伝えている。きのう半袖ポロシャツに重ねた木綿の長袖Tシャツは、今日は椅子の背もたれに掛けられたままになった。

初夏は歓迎すべき季節だ。しかしここ数年はからだの変化が激しい。昨春来の皮膚の変調は、インターネットで見つけた神田の皮膚科により現在は小康を得ている。そこで処方された抗アレルギー薬は鼻炎にも効くはずではあるが、今年は花粉症の症状が強い。いわゆるポケットティッシュはクリネックスの大判が使いやすいけれど、その在庫も尽きてしまった。amazonで送料を無料にするには60パックを買う必要がある。悩みどころである。


朝飯 トマトサラダ、ピーマンとウイナーソーセージのソテー、納豆、炒り豆腐、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、香港橄欖菜、メシ、キャベツと若布の味噌汁
昼飯 納豆を添えた素麺
晩飯 「大昌園」のあれやこれやそれや、他あれこれ、麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2024.4.28(日) 春を通り越して

「汁飯香の店 隠居うわさわ」の桜が終わり、新緑に変わりつつある様子は、4階の食堂からも望める。それを現場で確かめるため、朝礼の後に隠居の庭へ行く。いつの間にかあちらこちらにツツジの紅が目立っている。藤も花房を大きく垂らしている。季節の移る速さには、ただただ驚くばかりだ。

先月の29日までは、ユニクロの超極暖のシャツにパタゴニアのR1エアクルーを重ねていた。それからひと月を経ないうちに、季節は春を通り越して初夏になってしまった。関東地方の各所に夏日が予報された数日前より、店ではお客様がお買い上げくださった商品に保冷剤を添えることを始めた。その保冷剤の在庫を心配する声が販売係からもたらされた。即、頼みつけの会社に発注をする。

ところで梅雨明けを切望している旨を4日前の日記に書いた。梅雨が明けると何があるか。青い空と巨大な入道雲、そして高い気温がある。その気温が今日は実現してしまった。熱いにゅうめんなど食べている場合ではない。冷蔵庫には幸い、家内の作り置いたつゆがあった。昼はそれで素麺を食べた。しかしそのつゆの量はせいぜい2回分で、しかも僕には甘すぎる。

夕刻、自分のだしの材料を保管している冷蔵庫を見に行く。そこには煮干しがひと袋、あごだしがひと袋、使いかけの干し椎茸、使いかけの厚削り節があるばかりだった。昨年までの記録を調べ、ひと夏分の材料をできるだけはやく手に入れなければならない。


朝飯 菠薐草のソテーを添えた豚の生姜焼き、梅の実ひじき、炒り豆腐、香港橄欖菜、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、ソテーしたブロッコリーと若布の味噌汁
昼飯 菠薐草のソテーで食べる素麺
晩飯 素焼きのエリンギとブロッコリーのソテーを添えたタンドリーチキン焼きおむすび、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、「黒龍酒造」の「九頭龍垂れ口」(冷や)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2024.4.27(土) 読まれるか読まれないか

それが誰だったかは思い出せない、とにかくある哲学者と「日光みそのたまり漬」を綾のように関係させつつ進む文章を書こうとして、それが書けずに焦燥している、という夢を見ながら目を覚ます。

僕は自社の紹介、商品の解説、各種の説明を書くことを好む。そしてそれをお客様にお渡し、お届けすることを好む。しかし他社のそれは読まない。お菓子の箱、蒲鉾の箱、茶葉の詰め合わせ、線香の箱、そういうものにはA7ほどの大きさの紙1枚や見開きの説明の入っていることが多い。僕は大抵、箱の蓋を開けるなり中味を取り出し、その他はすぐに捨てる。興味は本体そのものにあって解説には無い、ということだ。

あるとき催事のお知らせを、工夫を凝らしつつ書いていた。そこにオヤジが近づき「誰も読まねぇ」とひとこと言って去った。前述の僕の行動を振り返れば「誰も読まねぇ」は正解の可能性が高い。それでも僕は種々の説明や挨拶を書く。たまには読んでくださる方もいらっしゃるだろう。

その証拠に僕も、たまには店の紹介や商品の説明を読む。昨年は木更津から届いた佃煮の、箱に収められていたB8ほどの紙の文章を読んだ。木更津にはオフクロの実家があり、子供のころの夏休みといえば、そこに長く逗留することを楽しみにしていた。その懐かしさが、それを読ませたのかも知れない。

何年か前には、ある画家から買った絵に添えられていた、その絵の制作過程を記した文章を読んだ。その絵は僕がウェブ上に発見し、画家の個展を訪ね、今は作風の変わっている画家に当該の絵がいまだ画家の手元にあることを確かめ、交渉の上、手に入れた。そういういきさつがあったから、その絵についてのことは熱心に読んだ。

ここ1週間ほどは、ご案内、ご挨拶、御礼のお送り先をお客様名簿から抽出し、宛先を印刷することを3回した。その3種の郵便物のうち、もっとも読まれないだろうものも、もっとも読んでいただけるだろうものも、僕には分かっている。いずれにしても「前へ進もう」である。


朝飯 菠薐草のソテー、茹で玉子、なめこのたまり炊、香港橄欖菜、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、天ぷらの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、バンブーブロッコリーのソテー葡萄パンのトーストチーズChablis Billaud Simon 2018いちご


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2024.4.26(金) 連休と紙幣

釣銭のための金庫は、日によって中味を確かめたり確かめなかったりする。きのうの夕刻には必要があって、この金庫を開けた。5,000円札20枚を輪ゴムで留めた束を取り出すと、それで5,000札は尽きた。危ないところだった。今日は金曜日。銀行は明日から三連休になる。そういう次第にて金庫の中から古いお札を取り出し、その金額を確かめ、銀行の両替票に必要なことを記す。

銀行に両替を頼むときにはいつも、ほとんど開店と同時に行く。相手に手間を取らせる仕事であれば、両替された紙幣は直ぐにではなく、閉店の直前にふたたび窓口を訪ねて受け取る。この仕事が僕は嫌いではない。自分のお金ではなくても、紙幣に触れることが好きなのだと思う。

今年の黄金週間は、はじめに三連休があって次に平日が3日あり、その後に四連休となる。連休と連休のあいだが開きすぎていて使い勝手が悪いと言う人もいるらしい。

昭和の時代の黄金週間は4月29日の天皇誕生日、5月3日の憲法記念日、5月5日のこどもの日と、祝日は3日しかなかった。当時の学校は、土曜日は休まなかった。よって5月3日が土曜日、日曜日を挟んで5月5日が月曜日と並んで三連休が実現した1969年は奇跡の年で、前年から子供たちはその三連休を話題にした。僕もそのうちの一人ではあったけれど、実のところは飛び石連休の方が好きだった。楽しみが長く続くからだ。

現在の黄金週間は「より多くの商品を買っていただける」という点で嬉しい。今日の釣銭は、来月の6日まで保ってくれるだろうか。


朝飯 生のトマト、グリーンアスパラガスのソテー、ゆで玉子、納豆、香港橄欖菜、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、天ぷらの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 チーズ、オリーブ、TIO PEPEトマトとベーコンとマッシュルームのスパゲティChablis Billaud Simon 2018ドーナツ、Old Parr(生)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2024.4.25(木) 名所旧跡景勝地

旅行中に撮った画像はそれをまとめたフォルダに日付を付けて保管をしている。今日はふと思い立って”201406indonesia”と分類されたフォルダを開いてみた。栃木県味噌工業協同組合は「サーズ」や「コロナ」の時期を除いては、2年の1度の親睦旅行を催していた。

上記の旅では、一行は2014年6月4日の正午に成田空港を発ち、ジャカルタで飛行機を乗り換えて、ジョグジャカルタには現地時間の21時に着いた。ホテルは五つ星の”TENTREM YOGYAKARTA”。その日の日記の最後の部分は以下。

……
かなり豪華なホテルだが、ここに落ち着いていられる時間は半日に満たない。普段の旅行であれば、ホテルに着くなり街へ出るところだ。しかし明日の行動を考えれば、そのようなことができるわけはない。入浴して身の回りを整え、明朝3時30分に目覚ましを設定して早々に寝る。
……

翌朝は3時30分に起こされ、4時にホテルを出た。名所で日の出を観るためだ。そして8時にホテルに戻り、朝食を済ませ、次の名所へ向かうため10時にチェックアウトをした。そしてその夜はバリ島へ飛んだ。

“201406indonesia”のフォルダに納められた画像のうち僕の目を最も引いたのは、半日も滞在しなかった初日のホテル”TENTREM YOGYAKARTA”のプールのそれだ。洒落た日除けを備えたインフィニティプールである。「名所なんてどうでもいいじゃねぇか、オレはここで夕方まで本を読んでいたかったわ」と感じる人間は、やはり少数なのだろうか。

「私に百万円を預けてみなさい、きっと楽しくして上げるから」と言ったのは幇間の悠玄亭玉介だ。「僕に1週間を預けてみなさい、きっと楽しい旅をさせて上げるから」と僕も言いたい。しかし僕の思い描く日程は「発地の空港に集まったらそこで解散。全日自由。帰国日に現地空港に集合」というものだから、実際のところ、楽しいのは僕だけかも知れない。というか、楽しさは、自分で創るものだと思う。


朝飯 生のトマト、若竹煮、榎茸と三つ葉のおひたし、牛蒡と人参のきんぴら、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 めかぶの酢の物、牛蒡と人参のきんぴら、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、天ぷら盛り合わせ(其の一)天ぷら盛り合わせ(其の二)、「斎彌酒造店」の「美酒の設計純米吟醸生原酒」(冷や)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2024.4.24(水) 続ける理由

ピーター・バラカンは、全粒粉のベーグルとミルクティー、そして果物による朝食を30年ちかくも続けている。それを知ったのは古書で手に入れたBRUTUSの2015年4月15日号「続・最高の朝食を」による。

何十年もおなじものを食べ続けている、何十年もおなじ服や靴を身につけ続けている、何十年もおなじ時計を使い続けている、何十年もおなじクルマに乗り続けている、そういう人に、なぜか興味がある。僕も似た者、だからだろうか。

ピーター・バラカンの30年には及びもつかないけれど、僕にはおなじ昼食を続ける癖がある。素麺あるいはにゅうめんによる昼食はそろそろ1年になるのではないか、そう考えて、この日記を遡ってみた。

1年前には数ヶ月ほどのあいだ、トーストと牛乳による昼食を摂っていた。素麺によるそれを始めたのは昨年の7月31日からだった。とすれば、それはいまだ9ヶ月に満たない。

暑いときは素麺、寒くなればにゅうめんの昼食は、まったく飽きない。素麺のつゆは一昨年から自分で作ることを始めて、昨年は8回目を数えた。そして昨年の7月31日からは、ほぼ満足のいく味に辿り着いた。今年の梅雨明けはいつになるだろう。その日のできるだけ早く来ることを祈るばかりだ。


朝飯 ズッキーニのソテーを添えたトマトのスクランブルドエッグ、梅ひじき、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ゆで玉子、生のトマト、ごぼうのたまり漬、「渡邊佐平商店」の「しぼりたて清開・晃水自然醸にごり酒」(冷や)、焼き餃子、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、チーズ、TIO PEPE、いちごのババロア


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2024.4.23(火) 黄金週間まであと4日

上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」へのインターネット経由のご予約は早朝に僕が受け付け、以降は夕刻まで僕または長男が対応をする。4月27日から5月6日までの来店をご予約をくださったお客様には現在、以下の一文を受注確認書に添えている。

……
ゴールデンウイーク中の日光方面は、高速道路、一般道ともに、しばしば想像を絶する渋滞に見舞われます。お車でお出かけの際は、時間の余裕を充分お取りになって、ご出発ください。電車でおこしの場合は、往復の座席指定券をできるだけ早く確保されることを、お勧めします。到着が30分以上遅れると、ご利用いただけないことがございます。
……

「想像を絶するとは大げさな」といぶかしむ人は、ぜひ黄金週間中の日光鬼怒川に来てみて欲しい。渋滞の中をクルマがノロノロと進む状態を、外来語だらけだったかつてのカーグラフィックは”creep”と表現した。僕からすれば”creep and stop”で、ひどいときには1キロメートルを進むのに1時間もかかるのだ。

今朝は、5月5日のご来店を同月25日に変更されたお客様がいらっしゃった。ひとり旅でもなければ特に、楽が一番と思う。


朝飯 若竹煮、納豆、三つ葉のおひたし、蕪戸胡瓜のぬか漬け、鮭の味噌漬け焼き、香港橄欖菜、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 めかぶの酢の物、蕪のぬか漬け、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、なめこのたまり炊、チキンカツのカツ煮、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

2024.4.22(月) 真似をしないことのひとつ

「6月のタイ行きでは、これまでのポロシャツをTシャツに替えるかも知れない」と、きのうの日記に書いた。

「肝心なとき、肝心な場所では白いシャツを身につけるべし」と「サバイバル時代の海外旅行術」に高城剛は記している。この場合のシャツとは襟付きのそれを指すものと思う。それではなぜ僕は今回、襟付きのシャツを廃してTシャツに替えようとしているのか。

もっとも大きな理由は荷物の容量を減らすためだ。もうひとつは、上記の書籍が世に出た2009年から15年を経た今、世界的IT企業の代表、それは主にアメリカ人だが、彼らによってTシャツが公の場の服装として広く認知されたことによる。僕は南の国では汗への対策としてスカーフを巻く。それがあればシャツに襟があるか無いかは分からなくなる。それもまた、襟付きのシャツをTシャツに替える理由のひとつには成り得る。

疑問なのは前述の、アメリカの世界的企業の代表が嚆矢かどうかは不明ながら、Tシャツに背広型の上着を重ねる着こなしである。あれでは上着の襟の内側が汚れてどうしようもないのではないか。だから僕は真似をしない。


朝飯 トマトのサラダ、若竹煮、煮奴、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリの辛子和えピータンあんかけ焼きそばチャーハン麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

< 古い日記へ  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2001

2000

蔵見学