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早朝の街中を眺める時間は

日々のルーティーンにおける

ハイライトである。

 

 

 

明けるか否かの曖昧な頃は

総じてフィルターがかかったような

蒼く美しい景色に満ちて、

あたりは淡々と静寂に包まれて。

 

 

 

無判断の時を味わうに

至上と言えよう。

 

 

 

忙殺に散らかった思考を

ものの見事に整理できるこの時は

すべてを一旦ゼロベースに戻す。

 

 

 

来る日も来る日も

生まれ変わり続けては、

自分だけの物語に

新しい章を重ねて綴ろう。