2024年5月15日

不思議な小園、得点圏で6打席連続打点


5月14日、ヤクルト戦(松山・坊っちゃんスタジアム)、1対

床田寛樹が7回1失点で4勝目(村上頌樹抜いて防御率トップに)、栗林良吏10セーブ目は喜ぼう。

だがしかし、6回、得点圏で末包昇大にバントさせたり、ノーアウト満塁で追加点を取れなかったのには興醒めした。


落胆することが多いので、スタメンは試合が始まるまで見ないようにしています。本日、昇格した林晃汰が6番ファーストに入ったものの、基本、5月11日、中日戦で点を取れなかったスタメン。またこれで行くのか~。床田しっかり~。

スタメンマスクの坂倉将吾は8番に(うん、今の坂倉、ここでいい)。その坂倉がヤクルト先発・小澤怜史から2塁打。

床田がバントの構えからヒッティング、ライトフライで坂倉3塁に。床田にほれぼれ。野手のみなさん、見ならうように!

1アウト3塁。秋山翔吾ファーストゴロで、坂倉早々に本塁タッチアウト。おまけに秋山盗塁失敗。う。


4回、菊池涼介のライト前ヒットを丸山和郁が後逸して3塁へ。続く小園海斗も3塁打で、1点先制。よしよし。

まだ1アウト3塁、追加点とってこ。で、よりによって末包がファーストフライ。林はファーストゴロ。はぁぁぁ。

6回、野間峻祥と菊池が連打、小園タイムリーで2点目。よしよしよし。

ノーアウト2塁1塁で、末包にバントさせるベンチ。打たせろー、フンガー。末包がバントを上手に決めて、自分も生きて、ノーアウト満塁にはなるんですが(ここで小澤降板)。

林に代打・中村健人。林がもう降板。健人は空振り三振。矢野は併殺、なんじゃごうりゃあ。2点リードなのに負けてる気分。


床田はいいんですよ、床田は。いまカープで一番安心して見ていられる先発。

6回、フォア2個をからめて、2アウト満塁というピンチを迎えたが、代打・西川遥輝のセンターフライを秋山がダイビングキャッチ。助かったー。

7回、武岡龍世の2号ソロで1点差に。じり、じりじり。

でも、8回、島内颯太郎が中軸を三者凡退、きれっきれ。オスナにいたっては三球三振。栗林も三者凡退でフィニッシュ。投手陣は今日もがんばりました。


小園のヒーローインタビューがとても印象的だった。

「今日もタイムリー2本、その活躍で勝ちました。今どんな思いでしょうか」と問われ・・・

「いやあの、不思議なんですけど。よかったです」

その不思議の意味を問われ、「4番に入ってから、チャンスでけっこう回ってくるんで、打ててるんで、ちょっと不思議かなと思ってます」

この「不思議」という言葉が率直で、ナチュラルで、とても印象的だった。


堂林翔太や坂倉の4番がふるわなかったとき、一番打っている小園を4番に置いたらどうだ? と単純に思っていたのだが、小園が4番(末包が5番)になってから、チームが動き出した。

小園は「4番目と思っていつもやっているんで。4番と思ってないです」と答えていた。

昨年、上本崇司も同じようなことを言っていたが、小園は得点圏で6打席連続打点。次元が違う。

人出不足から生まれた小園4番という策だったかもしれないが、ホームランはまだ出ていないが、逆に大事な場所を任せられて、置かれる場所に置かれて、のびのびしているように見える。じつは4番に向いている?
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