信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

グリーンパークブリッジ周辺と草尾上野ぶどう畑上空から風景

2024年05月04日 | 生坂村の風景
 5月4日(土)は新緑が映える青空が広がりお出かけ日和のみどりの日となり、日差しが強く昼間は半袖で快適な陽気でした。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、久しぶりにグリーンパークブリッジに行き、橋の周辺や草尾上野ぶどう畑上空からの風景を撮影しました。

高津屋森林公園周辺からの風景
 草尾上野ぶどう畑の造成の時に、上野ぶどう農村公園からグリーンパークブリッジを通り、高津屋森林公園へ続く遊歩道を整備し、今まで農業体験ツアーやマラソンクラブなどでも渡ったりして活用しています。


 草尾巨峰団地の始まりは、昭和60年10月に草尾巨峰生産組合が4人で設立され、翌年10月に初収穫して試食会が開催され、昭和62年9月には、東京神田市場に初出荷されました。

 草尾上野地区の巨峰団地は、昭和61年度から平成5年度まで、果樹総合対策推進事業、新農村地域定住促進対策事業、特定地域農業振興総合対策事業などにより、巨峰苗木、農地造成、集出荷施設、スピードスプレアー、防除用薬剤調合施設、防霜ファンなど多くの整備を行ってきました。

 また、平成3年度から土地改良総合整備事業により、区画整理、農地開発、農道整備、灌水施設など、3年間で多額の事業費を費やし整備されました。

 当村の基幹産業は農業であり、先人達の栽培などの努力により、昭和61年度から産地化を目指し、栽培に取り組みました巨峰は品質が良く、「山清路巨峰」というブランドを確立させるに至りました。

 近年は巨峰栽培だけでなく、ナガノパープル、シャインマスカット、シナノスマイル、クイーンルージュなど大粒種のぶどうや根域制限栽培を取り入れ、道の駅いくさかの郷やインターネット、JA出荷などで販売されています。

 平成29年度には、国の地方創生加速化交付金を活用して考案し、村名と宝石に見立てたブドウをイメージして、村内産のブドウを総じて「193(イクサ)カラット」のブランド名として売り出すことにしました。

 併せて、宇宙からやって来てブドウ畑を守るというPRキャラクター「カラットリン」も誕生させ、統一したロゴマークをデザインし、ポスター・パンフレット等を作成して「いくさかぶどう」の更なるブランド化を進めております。

私は今日も公務が無く、毎朝恒例の撮影後にSNSで投稿をした後、草取りをしたり、孫と遊んだりをしました。



信濃十名勝「山清路」の風景と「犀龍と泉小太郎」伝説

2024年05月03日 | 生坂村の風景
 5月3日(金)は晴れて清々しいお出かけ日和で、大空に鯉のぼりが映え、昼間は日なたでは暑く感じられました。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、山清路に行き、清き流れの犀川や新緑鮮やかな山清路の風景を撮影しました。
信濃十名勝「山清路」の風景


 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し長野盆地の川中島で千曲川と合流する河川でして、その流れは所々で蛇行しながら、美しい峡谷である「犀峡」を造り出しています。

 犀川は生坂村で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれる景勝地になっていて、この地は、民話『犀龍と泉小太郎』の山清路伝説の場所なのです。

 松本平は太古、一面に湖であった。ここに犀竜が住んでいて、白竜王(日輪、大日如来の化身)との間に泉小太郎が生まれ、泉小太郎に自分の姿を見られることを恥じて、湖水に隠れてしまいました。

 泉小太郎は母の行方を訪ね歩き、やっと熊倉の下田奥の尾入沢(松本市島内と安曇野市豊科田沢の境)でめぐり会うことができました。
 犀竜は「我は諏訪大明神の化身である。氏子を繁栄させたいと思う。背中に乗りなさい。この湖水を突き破り平地とし人里にしたい」と言いました。

 泉小太郎は言われるままに尾入沢から犀竜に乗り、山清路の大岩を突破し、水を越後の海に流し落として、松本平を肥沃な人里としました。

 この後、犀龍に乗った所を犀乗沢、そこから千曲川までの川筋を犀川というようになったと伝えられています。

 山清路は泉小太郎が一番苦労して突破した難所であります。そのお陰で生坂の地も人里と なりました。かつては、感謝とこの地の発展を祈って、毎年5月に犀龍小太郎祭が盛大に行われていました。

 山清路という地名は、昔この付近に山(三)清寺という寺があったことから付けられたと言い、今も寺跡があります。山清路の名勝は明治以降、犀川下りの人々により有名となり、昭和3年新愛知新聞社主催により、信濃十名勝の第二番に選ばれました。

 昭和62年には朝日新聞社、長野県、テレビ信州、森林文化協会の公募により、長野の自然100選の一つに認定されました。
 当村としても山清路のVR動画、パンフレットの製作、看板の修繕と更新、百体観音の遊歩道の整備、駐車場整備などを行い、山清路を当村北部の観光名所にするため取り組んでいます。

 今年の辰年は龍の年に当たり、犀龍小太郎伝説のある生坂村ゆかりの年であり、龍は強さ、勇気、創造性、革新性を象徴するシンボルとのことで、潜在的な可能性のチャンスに満ちた年と言われていて、生坂村の一世一代の大事業が着実に動き出しています。

 私は本日公務がなく、毎朝恒例の撮影とSNSでの発信を済ませ、草取りをしたり、買物に行ったり、孫の子守りをしたり、ブログを作ったりしました。


 本日生坂村では、各地区で春季祭典、明科営農センターでJA春まつり苗もの市などが行われました。

下生野上空からの風景&長野県河川協会正副会長会議

2024年05月02日 | 生坂村の風景
 5月2日(木)は朝まで雨が少し残りましたが、段々と日差しが届き昼間は日向では過ごしやすい体感でした。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、青空が広がってきて新緑が眩しい下生野上空からの風景を撮影しました。

 下生野上空からの風景  
 本日私は朝礼後に、教育委員会関係のエアコンと配管等の工事開札、水道設計の委託業務開札、総務課関係の役場庁舎屋上の工事開札を行いまして、予定額以下でそれぞれの業者に落札していただきました。

 午後4時からは長野市において、長野県河川協会正副会長会議が開かれました。

 開会に当たり私から、皆さんもご存じのとおり、長野県は急峻な地形や脆弱な地質状況などから自然災害を受けやすく、これまで幾度となく大きな災害を経験してきておりますが、昨今は、地球温暖化に伴う気候変動の影響などもあり、毎年、県内どこかで激甚な被害が発生しているところであります。
 そのような中、地域住民の生命と財産を守るために、社会全般に治水対策の重要性がより強く認識されるようになっております。

 我々河川協会では、こうした状況を踏まえ、治水事業の推進のため、要望活動や広報啓発に積極的に取り組んでおり、昨年度も、本日出席の皆さんとともに、県選出国会議員や国土交通省関係者へ要望活動を行ったところでございます。
 また、「治水ONE NAGANO」のスローガンのもと、関係者一丸となった流域治水対策の推進、防災・減災、国土強靱化対策の新たな展開に向けた要望など、今後も地域住民の期待に応えるべく取り組んでまいる所存でございますので、皆さんの更なるご協力をお願い申し上げる次第でございますなど挨拶をさせていただきました。

 続いて、これからの事業の実施予定について、山﨑書記から説明していただき、長野県の河川事業の概要について、江守課長たちから説明していただき、「第28回水シンポジウム2024 inながの」の開催概要の報告を受け、それぞれ協議をし、引き続き治水事業の推進のため要望活動や広報啓発に積極的に取り組んでいくことにしました。



 本日生坂村では、保育園で帰りバス有、中学校で5時間授業14:55下校などが行われました。





定例課長会議&生坂村議会懲罰特別委員会&上生坂上空からの風景

2024年05月01日 | 生坂村の報告
 5月1日(水)は雨が降りやすく、気温は昼間にかけてほぼ横ばいで、ヒンヤリとした一日でした。
 午前9時からの定例課長会議は、私から5月の検討協議事項を示し、各部署からは、第1回議会臨時会、第2回議会定例会の日程(予定)、令和6年度一般会計補正予算(2号)及び特別会計補正(6月補正)、令和5年度専決予算に伴う特別会計予算の最終確認、クールビズ、松筑建設労働組合生坂班住宅デー、配布文書の取り扱い、各種計画策定に係るアンケート、災害共済への加入促進、会計室より予算流用処理、ノーマイカーデー、村づくり計画及び村政懇談会の日程、村づくり研究会(知恵の輪委員会)、脱炭素事業関係、ゼロカーボン推進プロジェクト会議、地域発 元気づくり支援金事業、「第2のふるさとづくりプロジェクト」事業(観光庁・実証事業)、

 人口推移(出生0人、死亡4人、転入10人、転出7人、計1人減)、令和6年度犬の狂犬病予防集合注射、マイナンバーカード休日交付・申請窓口の開設、村内一斉「ゴミゼロ運動の日」実施、井戸の利用状況調査、人権特設相談所事業、やまなみ荘のチラシと予約状況、戦没者追悼式、高津屋森林公園シイタケこま打ち体験教室、地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業、春の「いくさか農泊体験ツアー」、千曲川・犀川重要水防箇所等合同巡視、村道1級1号線草尾タカバナ地籍通行規制(災害復旧工事)、臨時議会(懲罰特別委員会)、例月出納検査の結果、松本山雅サッカー教室、遠足、いくさか健康スポーツフェスティバルなどについて説明を受け協議をしました。

 午後1時からは、脱炭素事業関係の打合せを(株)エコロミと(株)REXEVと我々で行いました。(株)エコロミから(株)REXEVに委託し、昨年度は、公用車のEV化に向けて、現状の稼働状況を把握するために運行状況調査を行っていただきました。

 それらの結果を基に、当村のEVカーシェアリングに関して次の提案をいただきました。
 村民向けに利用料を基本0円にし、電気代相当分を課金させ、EV利用へのハードルを下げて利用率を高める提案。
 移住者に対して生活面の支援内容の1つにEVカーシェアリングを提供し、移動手段のEVカーシェアリングも移住の呼び水の一つにする提案。
 いくさか「創造の森」とEVカーシェアリングを組み合わせて、電気自動車から取り出した電気を活用して行うキャンプ等の提案。

 また、他の自治体の事例などの説明を受け、通勤、通院、買物などにどの様にEVカーシェアリングをするのか、観光庁の「第2のふるさとづくりプロジェクト」で活用できないか、高津屋森林公園でのキャンプでも活用できそうであるなど、様々な意見が出て、今後計画に沿って車両の購入を進めながら、EVカーシェアリングの方法を詳細に決めていくことになりました。

 午後1時30分からの生坂村議会懲罰特別委員会は、20人ほどの傍聴者がお越しになり、4月8日に、山本委員長と望月副委員長、藤澤事務局長が松本市の大手門法律事務所の弁護士と相談され、下記の弁護士の意見を報告しました。

 「今回の決議についての島幸恵議員のご指摘であります。憲法並びに地方自治法第132条に違反する言論については、今回の資料等を拝見していただきご相談をしてきましたが、議会内での内部規律に基づく決議であり法的効力のない決議でもあり。当該決議により議員としての活動が法的に制約されるものでもなく、表現の自由を違法に侵害するものでもないことから、憲法第21条並びに地方自治法第132条に反する違法な行為ではない、とのご意見をいただきました。」

 その報告を受けて委員から「法律事務所の弁護士先生のご意見をいただいているとの事ですので、決議書が法的効力のないもの。また、法的にも問題がないと判断されているので、処分なしでいいのではないか。」という意見があり、「処分すべきでない」とすることに決定したとのことです。
 この様な内容などにより、6人の議員に対する処分要求について、一人ずつ審議が行われ、6人の議員全員が「処分すべきでない」とすることに決定したとのことでした。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂西手集落の犀川堤防から、清き流れの犀川や上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、児童館でしょうぎ教室、青年等就農計画認定書授与などが行われました。


第2のふるさとづくりプロジェクト&やまなみ荘テイクアウト昼食&日岐上空からの風景

2024年04月30日 | 生坂村の報告
 4月30日(火)は雨の止む時間が増えて、昼間は過ごしやすい体感でした。
 ゴールデンウィークの中間の平日ですので会議などはなかったですが、嬉しいことに観光庁に申請していました「第2のふるさとづくりプロジェクト」の採択内示がありました。
 全国で応募55団体のうち12団体の一つに選ばれ、今夏から初の体験学習ツアーなどを実施してまいります。

 当村が申請しました『「自然再生で村おこし」共に学び育てる生坂村リジェネラティブツーリズム』の内容は、生坂村全域を「第2のふるさとづくりプロジェクト」として、リジェネラティブツーリズムを行うために、松本山雅FC等と連携し、「生物多様性、ネイチャーポジティブ」をテーマに、来訪者と住民で、村の環境調査からビジョン設計までを年間を通じたプログラムで実施します。

 自然の再生の先にある新しい村の姿を一緒に設計し、その実現に向けてシナリオを描き、来訪者と住民がともに自然の共生に取り組み「何度も訪れたくなる場所」をともに育てていく計画です。

 脱炭素先行地域として既に視察申込が入るなど、自然体験型の新たな観光スタイルの確立が求められる中、本実証を通してリジェネラティブツーリズムを新たな交流ロジックとして事業化し、令和7年度より自然再興などに意識を持つ大企業への支援要請や企業版ふるさと納税の誘致を行い、自走的かつ循環的なアライアンス関係構築を目指し、持続可能な環境づくりに取り組みたいと考えております。

 お昼には金曜日から月曜日に移行しての職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。
▽ 今月のやまなみ荘のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。


 今回もカツ丼、親子丼、焼肉丼、肉野菜炒め丼、鶏から丼、中華丼、チャーハン、野菜サラダなどのメニューをたくさん注文してもらいました。


 私は、味噌汁、デザート、コーヒー、安曇野の水を持参して、カツ丼とサラダを注文して食べました。卵で美味しく味付けされていてお腹いっぱいになりました。


 村民の皆さんも、引き続きやまなみ荘のテイクアウト、宴会、食堂、灰焼きおやきをご利用いただきますようお願いいたします。

日岐上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、映り込みが鮮やかな日岐上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、保育園でソーシャルスキルトレーニング、中学校で3年振替休業③、例月出納検査などが行われました。


スカイスポーツ公園上空からの風景

2024年04月29日 | 生坂村の風景
 4月29日(月)は段々と雲が多くなり夜には雨が降り出しましたが、昼間は初夏の陽気になりました。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、スカイスポーツ公園に上がり、新緑が眩しい上空からの風景を撮影しました。
スカイスポーツ公園上空からの風景


 スカイスポーツ公園は、昭和60年の台風6号豪雨で生坂村の総雨量は139mmに達し、ここ大倉地籍では山頂から犀川まで約5haの大規模な地すべりが発生した場所です。

 この地すべり地区という暗いイメージを一層するため、同地は上昇気流が発生しやすいことを利用し、パラグライダーができるスカイスポーツ公園として利用しています。

 今朝は、パラグライダーのフライトができないような無風でしたので、ドローンを飛ばすにはちょうど良い天気でしたから、360度の眺望を楽しめて良かったです。

 当村は昨年3月から、スカイスポーツ公園内にライブカメラを設置し、当村ホームページの特設ページから園内や上生坂を昼夜問わずリアルタイムで見ることができます。

 ドローンの写真ほど高度はありませんが、公園敷地北東側の斜面近くに2基設けて、村の風光明媚な風景のPRと村中心部や公園の防災・防犯などにも役立てています。

 一つは園内の敷地を南向きに広く捉える定点観測用で、パラグライダー愛好家が映り込む吹き流しで風向きや風速を知ることができ、真っ暗な夜間も人の有無を判別できる高感度性能を持っています。

 もう一つは40倍光学ズームレンズを搭載したカメラで、向きも役場側からの遠隔操作で360度任意に変えらます。いずれも常時12時間映像をさかのぼることができます。

 私は公務がなく、伸び始めた草取りを家族で2時間ほどしてお昼を食べてから、妻と一緒に「中国雑技団 MIRACLE☆ZATSUGI」の観賞に出かけました。

 8年ぶりに来日した世界最高峰のレベルを誇る中国雑技団の公演で、中国雑技団の代表的な演目に前回公演以降に創作された新作を織り交ぜ、「傑作選」として披露され、磨かれたアクロバティックな動きや柔軟性と、大迫力の音響と舞台効果が織りなす奇跡のような演目の数々を、神業の人間技のように身体の限界に迫る雑技の世界を堪能できました。

 本日生坂村では、道の駅いくさかの郷とやまなみ荘は通常営業でしたが、これといって行事やイベントなどはありませんでした。

古坂区上空からの風景&鯉のぼりや五月人形の飾り付け

2024年04月28日 | 生坂村の風景
 4月28日(日)は晴れてお出かけ日和となり、強い日差しが照り付け気温はグングンと上昇しました。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、新緑が鮮やかな生坂村全体の風景を撮ろうとし、本日は古坂区上空からの風景を撮影しました。
古坂上空からの風景


 生坂村誌によると、古坂の地名は古い峠からできていて、山清路が通れなかった明治10年代までは、本村から寺沢を登り、峠を越えて柳久保に出たとのことです。

 古坂区の戸数は、寛政元年(1789年)30軒、明治の末頃から昭和14~5年頃までは48戸を数えました。その後は過疎化が進み、現在は10戸ほどになってしまいました。

 古坂区の集落は生坂村の最北部に位置し、犀川の西斜面一帯に散在しています。昭和58年の台風10号災害で上の平地区の上部より発生した甚大な地すべりは、地区内の道路を破壊し、住居の全壊1戸、半壊3戸、危険避難1戸という地区の過疎化に追い打ちをかけるかのような大災害となりました。

 同地区の被害家庭を含む移転希望家庭の7戸は、生坂村過疎地域振興事業に沿って集団移住に踏み切り、移住先を下生野新田地区に求めました。
 村では昭和59年度事業で約5,000㎡の土地を取得し、上下水道完備の宅地造成をし、60年度には住宅建設をして同年10月に完成しました。

 過疎化は進んでいましたが、平成30年6月26日には「生坂村古坂地区介護予防拠点施設」の竣工式を行いました。
 古坂区の介護予防拠点施設については、当村北部の村民が介護予防サービスや教室に参加できます介護予防拠点にするとともに、地域住民の交流施設として整備しましたので、古坂区の皆さんには地域の絆を大切に守り育てていただきたいと思います。

 私は、毎朝の撮影とSNSの発信を済ませ、家族で力を合わせて、鯉のぼりや五月人形の飾り付けを行いました。

 今年は昨年11月に3番目の孫が生まれて吹き流しが一つ増えましたが、6年目になりますのでスムーズに鯉のぼりは上がりました。

 しかし、幟の飾り付けは、なかなかポイントが掴めず、ロープ二つ使いワッコを通すロープや幟を通すロープを息子と試行錯誤しながら、どうにかポールに付けられました。

 内飾りの五月人形も一つ増えましたが、一緒に並べないで、初めて玄関近くの大黒柱の横に飾ってみました。

 お兄ちゃん二人の内飾りは、今まで通りにお座敷に頂戴した五月人形と一緒に飾り、とても華やかになり、3人が健やかで逞しく賢く育って欲しいと願いました。

 我が家の内孫は男の子3人になり、子育てを大人4人でそれぞれ頑張っていますが、なかなかヤンチャでして毎日騒ぎで大変です。でも、子どもは社会の宝ですし、誰かは生坂村に残って我が家を継いでくれたらと思います。


 本日生坂村では、道の駅いくさかの郷及びハンガリー村5周年記念イベントなどが行われました。

道の駅いくさかの郷5周年大感謝祭一日駅長就任式&道の駅いくさかの郷及びハンガリー村5周年記念式典&宇留賀上空からの風景

2024年04月27日 | 生坂村の催し
 4月27日(土)は雲が広がってスッキリしない空でも昼間は過ごしやすい体感になりました。
 午前8時55分からは、道の駅いくさかの郷5周年大感謝祭の一日駅長就任式が行われました。

 眞島振興課長の司会により、松本山雅のガンズくんに一日駅長、片山さんに駅長補佐として就任していただくために、甲本駅長から駅長のタスキを私が受け取り、一言挨拶をしてガンズくんにタスキを掛けました。


 大変大きい頭なので、盛川駅長補佐に手伝ってもらい、やっとタスキを掛け、片山さんにもご挨拶をいただき、カラットリンも加わってみんなで記念写真を撮ってから、いくさかの郷がオープンしました。


 開店前から多くのお客様にお越しいただき、オープンすると店内は直ぐに混雑して、ガンズくんも片山さんもお客様達と触れ合って、大感謝祭を盛り上げていました。



 お買い物をされた皆さんには、いくさかの郷オリジナルお買い物バックと特別記念切符をもれなくプレゼントし、ガラポンによる大抽選会も行い、多くのお客様で賑わいました。

 一緒に来た子ども達は、ふわふわドームに入って、友達と仲良く跳んだりして楽しんでいました。私の孫たちも汗をかきながらお昼近くまで跳ねたりして喜んでいたとのことです。


 午前10時30分過ぎには、駐日ハンガリー特命全権大使 オルネル=バーリン・アンナ様、日本ハンガリー商工会議所 常任顧問 米田健三様、同じく副会頭兼専務理事 石丸義男様、同じく副会頭 根岸健一様が到着され、さっそく生坂中学校吹奏楽部による歓迎の演奏を始めていただきました。


 曲目は、「行進曲勇気の旗を揚げて」、「アンパンマンのマーチ」、「宝島」の3曲を演奏していただきました。演奏の間に皆がそれぞれ担当している楽器の説明をして、少し演奏もして楽しませてもらいました。

 オルネル=バーリン・アンナ大使はじめ皆さんは、演奏を楽しく鑑賞していただき、しっかりした演奏に感心したようで、私に素晴らしい演奏で出迎えていただき嬉しいと御礼の言葉を頂戴しました。


 11時からは、道の駅いくさかの郷及びハンガリー村5周年記念式典が牛越副村長の開会のことばで始まりました。

 私からは、オルネル=バーリン・アンナ駐日大使はじめ参列したいただいた皆さんに謝辞を申し上げ、下記の様な挨拶をさせていただきました。

 今から5年前に道の駅いくさかの郷としてグランドオープンできましたのは、長野県のご支援、ご指導によりまして、その前年9月22日にプレオープンしました活性化施設「いくさかの郷」の西側に、観光バスなど大型車両が休憩できます駐車場と、24時間利用可能なトイレを整備していただき、「道の駅 いくさかの郷」として開設できたところでございます。

 そして、ハンガリー村として開村できましたのは、当時の駐日ハンガリー特命全権大使 パラノビチ・ノルバート様のご理解とご支援を賜り、また、ハンガリー村の取組をご提案いただきました米田先生と、当村と村づくり協定を結ばせていただいております、UAゼンセン長野県支部 前支部長の師玉憲治郎様はじめ関係の皆様のご支援もあり開村できまして、心から感謝を申し上げる次第でございます。

 オープンから5年間、村民の皆さんを中心に組織されました農林水産物生産者組合の皆さんが、当村の新鮮で美味しいぶどうをはじめ農林水産物を栽培、出荷、販売をしていただくとともに、ハチクの会の加工品、お父さん頑張る会の炭や竹酢液、おじさま倶楽部の手打ちそば、女・人竹っこくらぶのおやきやお弁当、粉もん倶楽部の石焼きピザなどの販売を行ってまいりました。

 また、農業公社のかあさん家が、生坂村産の原材料を多く使用して、灰焼きおやき、おまんじゅう、地粉うどんのおにかけ、かあさん豆腐、おからドーナツ、おからクッキー、梅漬等各種漬物、巨峰ジュースなど、20年以上の実績を活かした、生坂村ならではの郷土食や加工食品の提供を続けてまいりました。

 そして、ハンガリー村として、ハンガリーを紹介しますパネル展示と観光PR、民族音楽等のDVDの放映、ワイン、はちみつ,工芸品など名産品の販売、お料理のランゴッシュ、パプリカチキンのハンガリープレートの提供をしてまいりました。

 これらの取組によりまして、昨年度は生坂村産ぶどう(193カラット)は54種類も出荷、販売していただき、灰焼きおやきは全国放送で2回紹介されるなど、「道の駅いくさかの郷」でないとお買い求めできない、味わえないオンリーワンの運営を行い、多くの村民の皆さんや村外からのお客様にお越しいただき、観光・交流の拠点としての施設になってきたと考える次第でございます。

 今後も「道の駅 いくさかの郷」を生坂創生の中核施設として、農業振興、産業振興、観光振興、雇用創出、買物弱者対策などと、ハンガリーの名産品の販売や音楽、伝統などの体験を通して、ハンガリーのPRにより、交流と関係人口の増加を図っていき、生坂村の活性化に結び付けていきたいと考えているところでございますので、引き続き、生坂村及びいくさかの郷に対しまして、ご支援、ご協力を賜りますようお願いしまして挨拶とさせていただきました。

 その後私から、オルネル=バーリン・アンナ駐日大使に、大変お忙しいところ、生坂村まで遠路お越しいただいたこととハンガリー村の認定に感謝の気持ちと、今後の文化、芸術、自然、物産、料理等を通じてのお付き合いの発展を願い、花束を贈呈させていただきました。

 駐日ハンガリー特命全権大使 オルネル=バーリン・アンナ様からは、生坂村の自然豊かな景色に感銘され、今年はハンガリーと日本との修好通商航海条約に調印してから155周年にあたる年で、日本とハンガリーは貿易やビジネス、学術、文化スポーツなどの幅広い分野において緊密な関係を築いてきたこと、ハンガリーは殆どがマジャール語を話し、ヨーロッパとアジアを隔てるウラル山脈周辺にいた人々の子孫であり、ハンガリーは、アジア系と言われ日本と同じく姓が先、名が後で名乗る様な親近感が湧くお話しもされ、今後は生坂村の様な地方からハンガリーと日本との交流を広げていきたいなどのご挨拶をされました。
 


 日本ハンガリー商工会議所 常任顧問 米田健三様、同じく副会頭兼専務理事 石丸義男様、同じく副会頭 根岸健一様、太田議長から、ハンガリーの素晴らしさ、生坂村の良さ、世界へ向けての取組、ハンガリーとの音楽、文化、名産品、料理等を通しての連携など、それぞれの立場から祝辞をいただきました。




 また、務台衆議院議員からのご祝辞を村瀬秘書が代読され、青木県議会議員からの祝電が披露されました。

 その後、ガンズくんとカラットリンを交えて記念撮影をし、上條教育長の閉会のことばで滞りなく終了しました。


 続いて皆さんに、いくさかの郷に入っていただき、ハンガリーワインの販売コーナーを最初に紹介させていただきました。酒税法の関係でかあさん家の販売ブースの一角にあり、色々なワインを販売していて、大使らから喜ばれました。


 次に、ハンガリーを紹介していますパネル展示と観光PR、民族音楽等のDVDの放映コーナーと、はちみつ,工芸品など名産品の販売コーナーを見ていただきました。

 大使自ら商品やパネルの説明をしていただき、京ヶ倉からの眺望がハンガリーに似ていると言われ、新しいパネルやDVDがあるので送っていただくような話もさせていただきました。

 お昼はかあさん家の食堂にて、当時のハンガリー大使館のシェフが生坂村にお越しなり教えていただいた、ラーンゴシュ、パプリカチキンのハンガリープレートを召し上がっていただきました。

 ラーンゴシュは、ハンガリーではもっと大きくて、湖畔などで焼いて食べているファーストフードとのことで、パプリカチキンは味が良いので、地粉うどんやご飯と一緒に食べても美味しいなどの話をさせていただきました。

 歓談をしながら食事をされた後は、それぞれ生坂村を後にされましたが、駐日ハンガリー特命全権大使 オルネル=バーリン・アンナ様、日本ハンガリー商工会議所 常任顧問 米田健三様、同じく副会頭兼専務理事 石丸義男様、同じく副会頭 根岸健一様には、前日の阿部知事らへの表敬訪問から本日の記念式典等のご対応に感謝申し上げます。

 今後も生坂村の様な地方にハンガリー村を開村していただき、ハンガリーとビジネス、芸術、文化、スポーツなどの幅広い分野において連携し、ハンガリーと日本の関係が更に発展することを期待するとともに、当村もその一翼が担えるように頑張りたいと思います。

 皆さんが帰られてから私は、11時から放送されていました、あづみ野FMの公開生放送「おめでとう!いくさかの郷☆5周年記念公開生放送」に出演しました。

 今まで、甲本駅長、生坂村農業公社小林理事長、やまなみ荘小坂部支配人、ガンズくんと片山さん、太田議長、盛川駅長補佐、佐久間さん、森田さん、鳥原さん、農林水産物生産者組合 平林組合長が出演され、それぞれのお話しをしていただきました。

 大トリで私が、いくさかの郷及びハンガリー村の今後について話をし、多くの村民の皆さんや村外からのお客様にお越しいただくために、村民や農林水産物生産者組合、関係の皆さんのご理解とご協力をいただき、観光・交流の拠点として「道の駅いくさかの郷」でないとお買い求めできない、味わえないオンリーワンの運営を行ってまいりますなどと話させていただきました。






宇留賀上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、新緑が鮮やかになってきた山清路などの宇留賀上空からの風景を撮影しました。




長野県知事へハンガリー駐日大使と表敬訪問&万平集落上空からの風景

2024年04月26日 | 生坂村の報告
 4月26日(金)は日差しが届いても午後は雲が優勢になり、昼間は初夏のような暑さでした。
 午後1時からは、長野県庁において、駐日ハンガリー特命全権大使 オルネル=バーリン・アンナ様が阿部知事に表敬訪問をされ、日本ハンガリー商工会議所 常任顧問 米田健三さん、同じく副会頭 根岸健一さんと私と牛越副村長が同席させていただきました。

 駐日ハンガリー特命全権大使 オルネル=バーリン・アンナ様は、令和5年11月に駐日ハンガリー大使に就任され、初めて長野県にお越しになり、阿部知事へご挨拶に伺いました。

 我が生坂村は、5年前に道の駅いくさかの郷が開設した時に、当時の駐日ハンガリー特命全権大使 パラノビチ・ノルバート様のご理解とご支援を賜り、当時の日本ハンガリー商工会議所会頭の米田先生と、当村と村づくり協定を結んでいましたUAゼンセン長野県支部 支部長の師玉憲治郎さんからご提案をいただき、パラノビチ・ノルバート駐日大使からハンガリー村としての認定証を賜り、同時に開村できましたご縁で同席させていただきました。

 阿部知事と大使は、観光、経済、ものづくり、スポーツ、音楽など多くの分野で友好関係を深めていく考えが同じでして、大都市ではなく、地方の我が村の様な地域を中心に交流を具体化していきたいと、とても有り難いお話しをされました。

 オルネル=バーリン・アンナ駐日大使は、長野県の素晴らしい山々に驚かれ、豊かな自然と善光寺や木曽路の旧中山道などの歴史や文化にも関心を持たれ、ハンガリーの人々に、長野県の素晴らしさを伝えたいなどと話されました。

 オルネル=バーリン・アンナ駐日大使は、阿部知事にハンガリーにお越しくださいとの話があり、阿部知事も私も伺ったことがないので、一緒に行きたいですねと申し上げました。


 オルネル=バーリン・アンナ駐日大使は、世界三大貴腐ワインの一つとして有名なハンガリーのトカイワインなどを記念品としてプレゼントされ、阿部知事からは長野県産の日本酒などをお返しに贈られました。


 その後、皆で記念撮影をして県庁を後にしました。大変お忙しい中、阿部知事はじめ企画振興部 清水部長、国際交流課の皆さんにはご対応いただきありがとうございました。




 続いて、同じメンバーで信濃毎日新聞社に伺い、小坂壮太郞社長、畑谷広治専務らに表敬訪問をさせていただきました。


 ハンガリーの人口減少対策について、結婚や出産で納税や住宅ローンの優遇が受けられる政策があり、人口が増えてはいないが、日本も研修していることなどを話されました。


 当村の様な地方との交流を広げ、我が村を中心に信州とハンガリーの存在感を互いに高めたいとのことで、当村としては更にハンガリーのPRに努めていかなければとプレッシャーを感じました。

 何かとお忙しい中、信濃毎日新聞社の小坂壮太郞社長はじめ畑谷広治専務、職員の皆さんにはご対応いただきありがとうございました。今後も生坂村とハンガリーなどの情報発信のお力添えをお願いいたします。


万平集落上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に上がり、朝霧が立ち込めていた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園で避難訓練、小学校で児童自宅場所確認、中学校で授業参観日・PTA総会・部活動参観・保護者会、災害復旧工事説明会、教育委員会定例会などが行われました。



生坂農業未来創りプロジェクト会議&高津屋森林公園管理組合総会&大日向上空からの風景

2024年04月25日 | 生坂村の会議
 4月25日(木)は晴れて日差しが届き、昼間は過ごしやすくなりました。
 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、今年度も色々な生坂農業に関して、皆さんでご協議を頂く訳でございます。今日も事務局から説明がありますが、道の駅いくさかの郷はお陰様で、3月までの令和5年度の売り上げが順調に伸びまして、開設以来一番の売り上げで、かあさん家も同様でありまして、皆様方には感謝を申し上げる次第であります。

 今日の信毎と市民タイムスも掲載されていましたが、27日土曜日には道の駅いくさかの郷及びハンガリー村開設5周年記念式典を開催いたします。27日・28日と色んなイベントを考えて頂いておりまして、多くのお客様で賑わうのではないかなと思っております。
 また、6年度に向けてしっかりと、皆様の力を頂きながら道の駅いくさかの郷を盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いを致します。
 それから、松本係長をはじめ振興課の皆さんで地域ぐるみで話し合いを進めて頂いており、最適土地利用総合対策という国からの交付金を頂いて、各地区で地域ぐるみの話し合いで農地をどうしていくかという事で、構想を練って頂いております。

 条件の良い所、悪い所がありまして、農地はどうなっているか地域の皆さんが改めて再確認をしながら、今後どうすればいいかという話し合いを進めて頂いております。
 やはりそこで耕作している皆さんで農地を守っていくという事が大事であると思います。行政ばかりに頼むのではなく、生まれ育った土地を皆でどうにか維持管理をしていく、そして農地保全、農業振興につなげていくという事が大事であると考えております。これから話し合いや意向調査をして、今年度中に地域計画を策定しなければなりません。そういう点でこの生坂農業未来づくりプロジェクト会議でも、生坂農業の将来について検討協議をして頂きながら、生坂スタイルの農業を構築してまいりたいと思いますので、引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
 道の駅いくさかの郷について
2月農林水産物直売所収支について
2月の月別収支は歳入が4,541,485円で、歳出は4,202,855円で収支は338,630円のプラスとなり、荒利高が834,500円で粗利率20.0%になった。
 3月の売り上げは3,220,816円で昨年度対比93%、集客数4,133人で昨年度対比97%だった。3月は雪が降り天候が悪く、売り上げや集客数が伸びなかった。
 4月についても昨年に比較して売り上げが伸びず苦戦している。これは山菜の出荷が遅れているのが影響している。直売所の売り上げは農産物等の出荷量が影響するので山菜や農産物の出荷量を増やすように取り組んでいく。
 また、道の駅の駅長とやまなみ荘の副所長を今年度から兼務していくので、やまなみ荘と連携して売り上げを増やしていきたいと説明を行いました。
次に、5月の営業カレンダーについてと5周年イベントの内容について説明しました。

かあさん家
3月の売り上げは食堂が1,282,664円、来店者数が1,393人で、おやき販売1,268,650円、来店者1,220人で直売所の売り上げが2,548,190円となり、合計が5,099,504円となった。
 3月は雪のため停電休業等で売りあげ伸びなかった、しかし1年通してしては売り上げが伸び全体の売り上げは63,102,千円となり、特産品開発部では全体で初めて80,000千円を超え81,000千円となったと説明がありました。
意見と質問はありませんでした。

  1. 農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
 地区での話し合いについては各地区で1筆ごとの状況を図面上に検討して将来の目標を検討している。今後地域での話し合いについての日程で4月9日(火)に予定している本村太郎、宇留賀1地区から4月21日(日)の下生野地区までの11地区の日程について説明を行いました。

主な意見と質問の概要については
・現状を把握して色別に図示しているのかと質問があり、地目や現況について把握してその状況により図示していると説明しました。
・県下の状況はまだ事業の対応が進んでいない自治体もあるとの事を聞いている。当村は進んでいる方だが、村内の条件不利地はどうなっているかと質問があり、耕作条件が悪く原野化している農地は非農用地化していくと説明しました。また、非農用地化している個所は、北部地区の山沿いが多くなっている。担い手の状況は、5年くらいを目標に検討しているが、条件不利農地は担い手が不足している状況と説明がありました。

 私から、平成23年度から生坂農業未来創りプロジェクト会議を行い、各地区での農業懇談会の中でぶどう団地化や農地の面積拡大等意見が出て、このプロジェクト会議で検討し、県営中山間総合整備事業を実施して農業振興につなげてきた地区もある。今後の生坂農業をどのようにしていくか皆さんの意見をお聞きしたいと依頼しました。
各委員の意見として
・大日向地区はぶどう団地化、圃場整備事業を行い活気づいている。農業公社での受託は10年前と変わっていないが、今後はどうなるか懸念している。農地の状況で耕作していく農地と非農用地を分けていくことが必要と思う。
・耕作できない方は集落内で耕作を行ったり、不在地主の対応については、地域ぐるみの取り組みが必要ではないか。

・生坂村は県下で農業公社や新規就農制度でモデル地域と評価されている。今後は地域計画の中で担い手の確保等必要となっている。稲作で収入を得ていくのは小規模経営では難しいので半農半Xも考えればどうか。
・ぶどう栽培はここ数年良い状況が続いているので今後もぶどう園を増やしていけばどうか。また、Uターン者や就農する農家の住む住宅の確保も必要と考える。ぶどう栽培には水が必要なので水を確保する為の検討が必要ではないか。
・東京電力で管理している草尾ラインの水の利用方法について水利組合と東京電力と検討をして対策を講じることが必要。また、今後水田についても耕作できない方が増えていくことが予想されるので、地域計画の地域での話し合いの中で、そのような水田を把握して、今後ぶどうなど少ない面積で高収入に結び付く様な作物に転換していくように対応していけばどうか。また、そのような農地について村内でも法人化した経営体があるので、法人化した経営体に集約していくのも良いと思う。
・移住者等で農地を利用したい人にマッチングしていけばどうか。また、有機栽培やオーガニック栽培についても取り組んでみてはどうか。

  1. その他
 JA松本ハイランド生坂明科支所地域農業振興について、生坂支所の営農スケジュールで、5月3日(金)の春まつり苗もの市から、5月31日(金)第1・四半期決算棚卸であぐり資材センター川手休業について、また5月中旬に予定している小梅出荷目揃い会から7月上旬に予定しているジュース用トマト出荷目揃い会の日程について説明を行いました。他に、5月の繁忙期には土日祝日もあぐり資材センター川手の営業を行うと説明しました。

 今後も、最適土地利用総合対策を活用し、地域ぐるみの話し合いによる最適な土地利用構想の策定を進めていき、話し合いや意向調査の結果を生坂農業未来創りプロジェクト会議で検討協議し、各区の特色を活かした生坂スタイルの営農パターンを構築してまいります。

 午後6時からは、令和5年度高津屋森林公園管理組合定期総会が開催されました。
 開会に当たり、一ノ瀬組合長から、当公園管理組は発足して、今年度で25年目となりますが、長野県から里山整備、利用地域として、2008年に県下で3番目に認定して頂き、今年で認定16年目となりました。現在26名の組合員で森林整備と公園の環境保全を行っております。
 高津屋森林公園管理組合は、村の森林環境保全の中核施設として、地域住民との協働により森林公園周辺の草刈りや展望台周辺の支障木の伐採作業を行い、環境整備を進めております。
展望台からは北アルプスの常念岳や爺が岳、鹿島槍等壮大な北アルプスの展望を臨むことができます。また、森林公園の山菜園で収穫した山菜や椎茸等の林産物は、生坂道の駅で販売して収益と産業振興を推進しております。

 令和4年4月からはオートキャンプエリアを追加し、令和5年度にはキャンプエリア利用者が255名ありました。またコテージの利用者がキャンプエリアを利用して、バーベキューを楽しんだ方も増えておりますし、コテージのお客様がキャンプ場を利用する方もおり、キャンプエリア新設により相乗効果が出て、売上が増えております。
  令和5年度の高津屋森林公園の4月から11月までの利用者数は、1,789名、売上額335万円と開設以来過去最高額となりましたなどの挨拶をされました。

 議事は、令和5年度事業報告並びに収支決算の承認、令和6年度事業計画(案)並びに収支予算(案)については、原案通り認められました。


 来賓祝辞として、私から高津屋森林公園は多くの資源がありますし、キャンプエリアも整備をして、オートキャンプなどの新たな取り組みも始めております。行政としては管理組合の皆さんと協議をしながら、様々な対応もしっかり進めてまいりたいと思います。
 当村の観光資源の高津屋森林公園は、私も時々登ってドローンを飛ばして、素晴らしい景色を眺めていますが、その良さを村内外に広めていきたいと思います。今後もしっかり発信をしながら、この高津屋森林公園を盛り上げていきたいと思いますから、引き続き管理組合の皆さんとしっかり連携をしながら、行政も良い事業があれば取り入れていきたいと思いますので、組合員の皆さんには引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げますなどとお祝いの言葉を申し上げました。


太田議長からは、キャンプエリアにお客様も来ていただいておりますし話題も出てきております。私も毎年コテージの方を利用させて頂いて、仲間や県外の友達とも利用しましたが、皆さんは本当に感動しています。
また、キャンプ場も私が関わり整備しまして、他のキャンプ場にはない静けさが売りにできる施設だと思っています色々自然のポテンシャルが高い高津屋は、まだまだ伸びる可能性があると思います。
 組合員の皆様のお知恵やお力添えを頂いて良い空間を作って頂きたいと思います。議会の方としましてもできる限りのご協力とご支援をさせて頂きたいと思いますのでご協力の方よろしくお願いいたしますなどとお祝いの言葉を述べられました。

 松本地域振興局林務課普及係 横山担当係長からは、当公園管理組は発足して、今年度で25年目となり節目の年を迎えられおめでとうございます。また、里山整備、利用地域として、今年度で認定16年目ということですが、県としては20弱の地域を認定しましたが、今は約半分ぐらいしか活動していない中、高津屋森林公園管理組合の皆さんは、ずっと活動されていることに敬意を表したいと思います。また開かれた里山の取組もされており、一般の方との交流も盛んとのことですので、それぞれ事業につきましてもご協力できることもありますのでよろしくお願いいたしますなどとお祝いの言葉を述べられました。

 続いて、眞島振興課長と日岐係長もお祝いの言葉を述べられ、久しぶりに折詰と飲物で意見交換会も行われ、森林の里親制度などについても話し合いをしました。

 生坂村の大切な観光資源である高津屋森林公園のために、当管理組合の皆さんと行政が一緒に力を合わせて、情報発信、イベント、里山整備など、様々な取組を行い、高津屋森林公園を盛り上げていきましょう。

大日向上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向南平のぶどう畑に行き、雨上がりで新緑が鮮やかな風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で園庭開放、小学校で児童会・外国語、中学校で生徒総会、民生児童委員協議会定例会などが行われました。