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第43回Webライティング能力検定のミニ論文で感じた「読者としての率直な感想」をお伝えしていきます。
こちらの記事で、問いの前半部分「動機」についてまとめています。
今回は、後半部分の「今後どういかしていきたいか」について触れていきます。
問題:
Webライティング能力検定を受検した動機と、それを今後どう活かしていきたいかについて書いてください。
率直に伝えると、「これで終わっちゃうのは残念」という内容が多かったです。
実際の文章を参考に、どのような内容だったのかを、要約してご紹介します。
『読者にとって有益な記事づくりのためにWebライティングを行い、プライベートや仕事に役立てていきたいです。』
前半の「動機」の段階で、前回ご紹介したような具体的な内容を書かれていた方でも、後半の「どう活かす」かが上記の内容で留まっていることは残念だと感じました。
けれども、採点という観点から考えると減点するべきではないとも考えました。
「それを」どう活かす、と問いでは聞かれています。「それ」ってなんでしょうか。
私は「Webライティング」もう少し狭く考えると、「今回受検に際して学習したWebライティング」だと思いました。
だからこそ、動機を述べた後に、『読者にとって有益な記事づくりのため』に、
【どのWebライティングをどのように活かしていくのか】
を読者として知りたかった、と感じています。
個人情報を削除しながら…2名ご紹介させてください。
『仕事で顧客向けのWEB制作やメール配信を行っているため、スキルアップのために受検をしました。
今回多くのことを学びましたが、特に活かしたいと思っていることは、ユーザーの立場に立った内容にするべきという点です。
分かりやすい表現、文字の見やすさ、ひと目でわかる構成、興味をひくキャッチコピー等、工夫すべきポイントを習得できましたので、今後の制作業務に活かしていきます。それにより最大限の効果を目指していきます。』202字
ものすごくシンプルだけれども、問われていることに全て具体性をもって述べてくれました。
後100字ほど余裕があるので、欲を言えば…
「現在苦労している点」などを付け加えると、よりユーザーの立場にたった内容にすべきという部分が共感しやすくなるのではないかと思います。
『広報として情報発信スキルの向上が必要であると考え、受検しました。
本受検に際し、ライティングの基礎知識やSEO対策について学べたことで、読者が読みやすく、自社の魅力が伝わることへ寄与できると思いました。同時に、ネットリテラシーを身に付けたことで炎上防止にもつながると期待しています。』140字
本当は280字以上書いてくださっている、とても読み応えのある、具体的な内容満載なミニ論文でした。
こうして要約をすると、多くの受検者の方も同じように考えている内容でした。
けれど、私個人が「読んでよかった」と思った最大の部分は、文章から「嬉しい」「やったね」という雰囲気がとても感じられたのです。
それはどこで感じるかと言えば、ご自身が今行動していること、これから行動してみたいことが文章中からしっかり感じられるからだと感じます。
読者としては、感情移入して読めることは嬉しいですが、前提として「知りたい情報が書かれている」ことは外せません。
読者に役立つ文章を…と思ってくださる方が多いことは今回の検定でもしっかり感じました。
作成した文章を読み返した時、「今一歩踏み込んで書いてみるべきか」読者の立場に立って再検討してもらえると嬉しいです。
2025年最初の検定は…第44回Webライティング能力検定!
間もなく締切となります★
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