EcoFlowが最大半額セール!? ポータブルバッテリーのDELTAシリーズを比較してみる

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現在キャンピングカーに積んでいるリチウム300Aだけでは夏を乗り切れないのでバッテリーの追加を考えています。 ポタ電が良いのか? キャンピングカーでの家庭用エアコン/冷房を稼働し続けることを前提に考えていきます。

朝から暑い夏を乗り切るために

クルマを運転する方なら分かると思いますが4月中頃から天気が良い気温の高い日は車内はけっこう暑くなってエアコン/冷房を使いたくなります。 5月が来て6月になると太陽が出たらもう暑い。 何箇所かの観光地を巡るという使い方であればクルマのエアコン/冷房もあるし、天候に左右されない走行充電を有効に使うことでキャンピングカーに設置した家庭用エアコンを動かすリチウムバッテリーの充電もできます。

ただ、私のキャンピングカーに積んだ家庭用エアコンの使い方は観光地巡りやキャンプではなくお留守番です。 ハンドメイド販売イベントの二日間に渡ってコーギーのしめじとキャンピングカーの中で過ごすのです。 

コギゾイ出店

東京都内のイベント会場には渋滞を避けるために早朝4時、5時に到着するようにしていますが、到着したらもう動きませんので走行充電は期待できません。 エンジンを切った後の頼りはRENOGY製300Aのリチウムイオンバッテリーです。 

キャンピングカーに積んでいるパナソニック製の6畳向け家庭用エアコンは冷房の稼働時に最大800W前後の消費電力の製品でRENOGYのアプリでは最大60A〜70Aほど消費していると表示されます。 積んでいるリチウムバッテリーは300Aなので60A消費だと5時間で電池切れです。 朝5時に到着してエアコンスイッチをONにしてフル稼働だった場合は午前10時にはバッテリー切れです。 これから暑くなるのに…。

犬と一緒にキャンピングカーで夏を過ごす場合には24時間のエアコン稼働が必要です。 極端な例ですが太陽が上がり気温も高くなる朝6時〜夜7時までを60A必要とすると13時間 x 60A = 780A = 9360Wが必要になります。 さらに夜7時〜翌朝6時までを30Aの時間帯とすると11時間 x 30A = 330A = 3960Wなので1日過ごすためにリチウムバッテリーで1110Aが必要な計算になります。 これを二日分となるとなかなか厳しい。

そこで、リチウムバッテリーを増強しつつ、ソーラーパネルが欲しい! ECOFLOWが今なら半額だし!

走行充電器で失敗したこともありました。

RENOGY走行充電器の鬼畜仕様に対抗するためロッカスイッチを取り付けたお話
走行充電器を取り付けたことで発電機を下ろした後の初めての夏。 エアコンガス不足でクーラーが効かない誤算もあり、イベント参加も1日で切り上げましたがバッテリー上がりでロードサービスを呼ぶなどいろいろあった1日でした。

もちろん天候に左右されずガソリンが続く限り安定して電気を作り続けられる発電機は最高です。 使える場所があればですが…。

発電機とリチウムバッテリーの向き不向き
すでに何度も議論されている発電機とリチウムバッテリー。 特に作動音の大きな(うるさいとも言う)発電機はどこで動かしても嫌われ者ですがバッテリーやソーラーにはない大きな利点もあります。
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購入候補のEcoFlow DELTA

概算では真夏1日をキャンピングカーの中で快適に過ごすためには1日当たり1110Aが必要として、参加しているイベントは二日間開催が多いので1日半分(丸一日+翌夕方17時頃まで)で1770Aが必要です。 なお、積んでいるエアコン/冷房はインバーターエアコンなので消費電力は可変ですが60A x12V=720W、30A x12V=360Wとしておおざっぱに計算しています。

EcoFlowが4月29日まで実施する最大50%引きセールで私が購入を検討しているのは下記3種類です。もしAmazonがセール価格でない場合はEcoFlowサイトを確認ください。

3600Wh出力のDELTA Proと400Wのソーラーパネルのセットが50%引きです。DELTA Proが1台あれば夜間の10時間をカバーできます。 さらに400Wソーラーパネルを組み合わせることで充電もできそう… ただし45kgは重いよね。

2400WhのDELTA 2 Maxと400Wのソーラーパネルのセットが40%引きです。 2400Whとなるとエアコン/冷房を長時間使うとなると容量が微妙なので400Wソーラーパネルを2枚、3枚購入してカバーしたいかな。

DELTA2 Maxと専用エキストラバッテリーの組み合わせ商品は40%引きです。 2台合計で4096Whとなります。 夜間であれば11時間以上カバーできますが使い切ったらおしまいなので別途ソーラーは欲しいかな。 重量は23kg+20.75kg

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EcoFlow DELTA 仕様の確認

購入検討中の2機種、DELTA ProとDELTA 2 Maxを比較します。 AC充電について最大1500W(100V x 15A)なのは家庭用コンセントの制限なので比較表には記載していません。 

もちろんDELTA Proの方が容量、対応充電方式が増えるなど単体性能は良いです。 ただ、45Kgという重量と設置場所をクリアしないといけません。 対してDELTA 2 Maxとエキストラバッテリー 1台と組み合わせで4096Wh、2台と組み合わせれば6144Whと大幅にDELTA Proの容量と重量を超えます。

DELTA ProDELTA 2 Max
(下段は+エキストラバッテリ)
容量3600Wh2048Wh
(4096Wh)
消費電力360Wだと?約10時間使用可能約5.6時間使用可能
(約11.3時間)
バッテリーの種類リン酸鉄リチウムイオンバッテリーリン酸鉄リチウムイオンバッテリー
サイズ(cm)63.5×28.5×41.649.7 x 24.2 x 30.5
重量約45Kg約23kg
(+20.75kg=43.75kg)
パススルー充電可能可能
ソーラー充電最大1,600W
11~150V / 最大15A
シングルポート 500W、
デュアルポート1000W
11-60V / 最大15A
EVステーション充電全国のEVステーションで
3400Wもの高速充電が可能
非対応

気になっている機能としてはパススルー充電です。 そもそもの目的がエアコン/冷房を24時間稼働させることで、稼働を持続させるためにはAC入力やソーラーパネルを接続する必要があります。 パススルーがあれば両立すると簡単に考えていましたが注意事項2が気になります。 ソーラーパネルで充電しながらパススルーを考えていましたが400Wパネルを3枚必要なのかも。

注意事項1.バッテリー劣化や寿命の短命化につながる

長期的にパススルー充電を利用すると、バッテリーの劣化や寿命の短命化につながります。

パススルーのために常時100%の充電残量をキープする形となるため、バッテリーが過充電状態になったり、細かい充電が繰り返されることでバッテリーに負担がかかったりします。1つの製品を長く使用し続けるためにも、パススルー充電を長時間利用する際は注意しましょう。

注意事項2.ブレーカーが落ちる可能性がある

パススルー充電を行うと、電気機器への電力はすべてAC電源側(壁コンセント)から供給されるので、壁コンセントの上限によってはブレーカーが落ちる可能性があります。そのため、壁コンセントの出力を超える電気機器を使用する場合、パススルー充電の利用は避けましょう。

そもそも前提条件として、壁コンセントからポータブル電源に接続する際には、ポータブル電源への入力電力より接続機器への出力電力が小さくなくてはなりません。出力電力が充電電力より大きくなると、バッテリーが蓄電できなくなり、本体の電源が切れてしまうため注意が必要です。

https://blog.ecoflow.com/jp/pass-through/

非常に効率の良いソーラーパネルのようですが当然天候に左右される上に好条件でも400Wパネルが400Wを発電できるわけではない点が注意です。 半分の200Wを発電量と考えるとエアコン/冷房の通常運転時360Wを賄うだけでもソーラーパネルが2枚では心許無く、ときどきエアコン/冷房がヤル気を出した時の800W前後の消費電力を考えるとソーラーパネルを3枚でも難しいってことに。 パネル3枚を並べる場所も必要です。 1枚ならキャンピングカーの屋根の上を考えていましたが3枚は無理です。

DELTA ProであればEV充電スタンドで充電という手段もあります。 3400Wで高速充電が可能とのことですがEV充電スタンドは30分や1時間程度の時間制限があるので人がいない充電スポットを探して充電しないとね。 あと、EV充電スタンドまで45kgのDELTA Proを運ぶ手段も考えないといけません。

EVアダプターは別売りです。タイプ1コネクタ(SAE J1772コネクタ)に対応で急速充電のCHAdeMOは非対応です。

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バッテリーの増設はどうだ?

現在キャンピングカーにはRENOGYの12V・100Ahを3個積んでいます。 

レノジー リチウムバッテリー

購入時は1個で300Ahという商品はなかったのですが今なら1個300Ahという商品があります。 バッテリー収納庫が外部に1個開いているので下記ならヒート機能もあってちょうどいいかも。 4台並列もできるので300Ah x 4 =1200Ahってことは14400Wh(12Vで計算、公称電圧:12.8Vです。)も可能! エアコン/冷房の通常運転なら40時間!! すげぇ!

RBT12300LFPSH-JP
容量3600Wh(12V 300Ah)
消費電力360Wだと?約10時間使用可能
バッテリーの種類リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
サイズ(cm)52.2×24.0×21.9
重量約31.3Kg

でもバッテリー形状の場合は充電ケーブル、配電ケーブルなどのケーブル引き回しから充電器なども合わせて購入が必要なのでそれなりに高額出費になります。

結局どうする

DELTA Proを購入しようかな。

400Wソーラーに過度に期待することをやめて、既に持っている発電機も併用していこうと思います。 DELTA Proは充電時間も短いため発電機利用も短時間で済ませそうです。

  • EV充電スタンド対応 ACレベル2 EVスタンドで最大3400W入力時1.7時間で満充電
  • ソーラー充電対応 1600W入力時2.8〜5.6時間で高速充電
  • AC充電対応 家庭用100V入力時3.1時間で満充電
  • シガーソケット充電
  • スマート発電機充電
  • スマートホームパネル経由で充電

DELTA ProとDELTA Pro UGの変更点です。 通常22000円の差額ですが今なら半分。 ペアリングと静音化されているのか良いかも。

DELTA ProDELTA Pro UG
専用アプリとの
接続方式
IOTボタン長押し後に
Wi-Fi経由で接続
Bluetoothでペアリング後に
制御可能。Wi-Fi経由で接続も可能
アース接続機能EV車を充電の際には
専用アースアダプタが必要
N-PE設置リレー内蔵。
専用アースアダプタ不要。
筐体の難燃性グレードV05VA
リアルタイムクロック機能非対応タイマー機能有り。
定時ON/OFFとエネルギー統計が可能
運転音54db1000W以下の場合は45db
https://blog.ecoflow.com/jp/pressrelease_20230718/

あとは支払い方法だな…

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