「今回はKATO 14系15型あかつき」を紹介します。
14系15型を簡単に紹介すると安全上の問題から集中電源方式を採用していた24系では、分割併合を行う列車では不都合が生じたため防火対策を強化して24系25型100番台をベースに開発された車両です。
KATOでは1985年頃の「あかつき」を再現しており長崎編成が7両セットで佐世保編成が6両セットです。
床下に発電用のディーゼルエンジンを搭載した緩急車のスハネフ15型 長崎編成、佐世保編成にそれぞれ2両ずつ入っています。
通路側の窓と寝台側の窓の大きさが異なる所も24系25型100番台に準じています。
中間車のオハネ15型はオハネ25100番台とそっくりな外観をしています。
オハネ15は長崎編成に5両と佐世保編成に4両入っています。
スハネフ15のテールマークは「あかつき」のほかに「彗星」「明星」「さくら」が印刷されています。このため「明星+あかつき」や「彗星」なども再現出来るようになっています。
「さくら」のテールマーク 1986年から一部の車両が熊本へ転属し「さくら」で使用された為か印刷されています。
14系15型あかつきセットは全車B寝台だけの地味な編成では有るものの、分割併合と言うメリットを生かした短編成から長編成まで楽しめるセットです。中古市場でもあまり値上がりしていないので興味のある方はぜひ。