山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

イワウチワ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉)

2024年04月22日 | 植物
2024年03月18日(月)
『イワウチワ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花と花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[イワウチワ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「春の使者」でありました。また、次のような解説もありました。
「春の陽気に誘われて、少し高い山を散策していると、真っ先に眼に入って来るのがこのイワウチワの花」
「群生して花を咲かせている様子が、まさに春の使者という花言葉がピッタリです」
「名前の通り岩場などの上に、団扇に似た花穂を開くんですね」
「しかし実際には、岩場だけでなくて湿った樹林の中にも育っている」
「桜のような白から淡いピンク色の花なんです」
「花弁は5枚で、直径3㌢ほどのラッパ状の花を付けておりまして、花弁の先はギザギザになっているんですね」
「葉はやや厚みのある団扇の形をして、たくさんの葉を付けます」
「薄いピンク色というのは、この花言葉の春の使者にピッタリのような気がします」などと。
この見出し画像の[イワウチワ]を撮影したのは、2002年3月31日で、
比良山系の堂満岳より八雲ヶ原へと歩いたときです。
そのときの山日記を一部抜粋して記します。
「堂満東稜より堂満岳を目差す。まず僕を迎えてくれたのは菫であった。足下にポツリポツリと顔を覗かせる。
仄かに暗い檜林に入ると、そこでは花に出合うことはないだろうと半ば諦め、それでも微かに期待を懐きつつ樹林下を注視しつつ至極歩き良い上り径を行く。
そんな中、予想だにしなかった群生する淡紅色の岩団扇が僕の眼前に感動的に現れた。
『希世子ならスケッチブックを取り出し夢中になって描くのだろうな』と、
彼女が歓喜し画く姿を脳裡に懐きつつカメラを構えた。
『希世子ならどんな構図で画くのだろうか』と、
今はない在りし日の微笑む顔と真剣な眼差しの顔を交互に瞼の奥に想い浮かべながら…。
白花のバイカオウレンが足下に続く」と。


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