頚椎症での肩の痛みをやわらげたいけど、お風呂は普通に入って大丈夫?
普通の肩こりなら湯船に浸かると少し良くなるんだけど…
という疑問を持つ人はけっこう多いようです。
頚椎症の肩の痛みとお風呂にはどんな関係があるのでしょうか?
お風呂に入ることで症状はどうなる?
結論から言うと、お風呂に入ることで頚椎症がどうなるかはわからない、
ということのようです。
え!身も蓋もない、医師ならきちんと教えてほしい!と言いたいところですが、
頚椎症自体が個人差がとても大きな病気であり、お風呂に入ることで症状が改善する人と
逆に悪化してしまう人の両タイプがいるようなのです。
ちなみに私の家族は数ヶ月前に頚椎症との診断を受けましたが、
お風呂に入ることで多少痛みがやわらぐらしく、それからはシャワーをやめて
湯船を活用した入浴法に変えています。
頚椎症での肩の痛み、お風呂で悪化する人がいるのはなぜ?
お風呂そのものというよりは、首や肩の付近が温まることが関係しているようです。
頚椎症による痛みの原因の大半は炎症反応であり、
炎症の度合いが強ければ強いほど痛みも増していきます。
お風呂に入って体を温めることで炎症を起こしている部分がもっと温められてしまい、
炎症を起こす際の熱量が増えて症状が悪化してしまうのです。
お風呂に入ることで症状が悪化してしまうタイプの人は、
湯船に浸かる時間を短く抑えて炎症部分の熱量を上げないようにすることや、
お風呂から上がったあとに肩や首の周りを軽く冷やすなどで工夫すると良いそうですよ。
お風呂は気持ちいいですし入らなければならないものなので、入浴を我慢するのではなく、
できる限り症状を悪化させない入浴の方法を模索するのが良いようです。