2024年3月9日～10日に台南で行われたポケモンGOのリアルイベント「Pokémon GO City Safari：台南」に参加してきました！
そこで本ページではその様子についてレポートしたいと思います。
Pokémon GO City Safari 台南とは
「Pokémon GO City Safari：台南」は、2024年3月に台湾の台南市で開催されたポケモンGOのリアルイベントです。
このイベントでは特定のイベント会場はなく、台南市全体がイベントの舞台となっています。
このイベントに参加するには3月9日～10日のイベント期間のうち、どちらか片方の1日チケットを購入する必要があります（なお1日追加アドオンを購入することで両日参加することも可能です）。
本イベントの目玉となるのは、これまでソウルやバルセロナ、メキシコシティでも開催されたCity Safariイベントでのみ登場しているサファリ帽イーブイやメェークル、通常ではアメリカのニューヨーク近辺でのみ出現するバッフロンです。
Pokémon GO City Safari：台南 に申し込み
台湾旅行の準備
私は以前、2018年に台南で行われた「Pokémon GO Safari Zone in Tainan」と2019年の台北で行われた「Pokémon GO Safari Zone in New Taipei City」にも参加したことがあります。
その後はコロナ禍などの影響もあり日本国内のイベントのみ参加していたため、今回の台湾旅行は実に5年ぶりとなります！
久しぶりの海外旅行とあって、忘れ物があってはいけないと出発前の準備は慎重に行いました。
台湾旅行の準備にあたっては次のものをそれぞれ用意しました。
パスポート
当たり前のことですが、海外旅行では何と言ってもまずはパスポートが無いと話になりません。
また今回は久しぶりの海外旅行だったのでパスポートの有効期限も注意する必要がありましたが、私は2018年のイベント参加時にパスポートを更新していたので問題ありませんでした。
航空券
空港でのチェックインはスマホのアプリからQRコードを表示すれば大丈夫ですが、最悪の事態を想定して念のため紙にプリントアウトしたものも用意しておきました。
クレジットカード
現地での支払いや現地通貨への両替（キャッシング）で使うため、海外でも使用可能なクレジットカードを用意しました。
なお、カードの種類やブランドによっては現地のATMで使えない場合があるのでクレジットカートはなるべく複数持参した方が良いです。
（後述しますが、今回の旅行でもATMでトラブルに遭いました。）
前回余った現金
2019年のイベント参加時に使われず、余ってしまった台湾ドルの現金が手元にあったのでこちらも持って行くことにしました。
eSIM
以前の台湾旅行では空港で現地のSIMカードを購入し、旅行中はスマホ本体に入っている日本のSIMカードと現地のSIMカードを入れ替えるという方法をとっていました。
今回も同じ方法でも良かったのですが、この5年の間に物理的にSIMカードを交換する必要のないeSIMが新しく登場しており、私のスマホもeSIMに対応していたため試しに使ってみることにしました。
eSIMは日本国内からインターネットで購入可能なので、事前に購入しeSIMのダウンロードも済ませておきました。
悠遊カード（EASY CARD）
台湾での電車やバスを使った移動は、悠遊カード（EASY CARD）があると非常に便利です。
私は2018年のイベント参加時に現地で購入した悠遊カードがあったので、それを持っていきました。
2018年に購入した悠遊カード
オンライン入国カード
これは必須ではありませんが、日本でオンライン入国カードの手続きを済ませておけば、台湾入国時に紙のカードを記入する手間が省けます。
こちらも出発前に日本で済ませておきました。
オンライン入国カード ARRIVAL CARD – 台北駐大阪経済文化弁事処 Taipei Economic and Cultural Office in Osaka
台湾新幹線チケットの購入と予約
台湾新幹線（台湾高鉄：THSR）には、外国人旅行客向けの乗り放題チケット「台湾高鉄周遊券（THSR PASS）」があります。
こちらも必須ではありませんが、この周遊券を日本からオンラインで購入し新幹線の予約も済ませておくと、現地での新幹線チケット入手をスムーズに行うことができます。
台湾高鉄周遊券には、3日連続乗り放題もしくは7日間のうち任意の2日間乗り放題の2種類があります。
今回私は3日連続乗り放題の台湾高鉄周遊券をオンラインで購入し、さらに乗車予定の便も予約しておきました。
（最大5便までオンライン予約可能となっています。現地でチケット受け取り後は窓口での予約手続きのみ可能となります。）
THSR Pass – Taiwan High Speed Rail台灣高鐵
※画面右上のアイコンから日本語に切り替え可能です
台湾に到着後いきなりトラブル発生
こうした準備を終え、いよいよ台湾への出発日となりました！
成田からの便は航空会社の都合で出発と到着が予定より1時間ほど遅れてしまったものの、無事に桃園国際空港へ到着することができました。
桃園国際空港へ来るのは約5年ぶりとなりますが、空港内の様子は以前と変わらない感じでとても懐かしく感じます。
桃園国際空港
そしてこちらも見覚えのある空港ロビー内のTAIWAN型ソファに座り、まずはeSIMの設定を行うことにしました。
空港ロビー内のTAIWAN型ソファ
eSIMを使ったインターネット接続でトラブル
普段日本で使用している物理SIMを無効にし、あらかじめインストールしておいたeSIMをここで有効にしたのですが、ここでトラブル発生！
下の画像だと小さくて見づらいんですが、画面上部にあるモバイルネットワークのアイコンを見る限り電波はしっかり拾っているように見えます。
ですが、アイコンの脇にRの文字が出るだけでインターネットには接続することができません！
これまで台湾に来たときはいつも物理SIMを購入しており、その時はSIMカードを入れ替えるだけで問題なく使えてたような記憶があるのですが、eSIMの場合は何か追加の設定が必要なんでしょうか？
eSIMを有効にしてもインターネットに繋がらず
空港の無料Wifiを利用してeSIMを再ダウンロードしてみる等しばらくの間は色々と設定変更を試してみたのですが、なかなかインターネットに繋がりません。
ただでさえ飛行機の到着が遅れてこれ以上時間を無駄にしたくないため、eSIMを購入した代理店のサポートにチャットでメッセージを送信することにしました。
このまま空港で何時間も待たされたらどうしようと不安な気持ちで返事を待っていたのですが、5分ほどでサポートの返事が返ってきました。
そしてサポートと何度かチャットでやり取りをした後に、ようやくインターネットに繋がるようになりました！
eSIMでインターネットに繋がらなかったのは、どうやら以下の2点が設定されていない事が原因のようでした。
- 「ローミング」を有効にする
- 「アクセスポイント名」からアクセスポイントを追加し「APN設定」に「cmhk」もしくは「cmlink」と入力（中華電信の場合）
将来またeSIMを使う機会があった場合のために、ここに忘備録として記しておきたいと思います…😅
「ローミング」を有効にする
1.「アクセスポイント名」設定画面の「＋」を押してアクセスポイントを追加
2.「APN設定」に「cmhk」もしくは「cmlink」と入力（中華電信の場合）
現地の現金調達でトラブル
これでようやくネットが使えるようになったので、次は台湾の現金（台湾ドル）を調達します。
台湾ドルの現金は空港などにもある両替所もしくは銀行のATM（キャッシング）で調達することができます。
これまでの台湾旅行では特に気にすることなく目に入ったATMを使っていたのですが、今回あらかじめ調べておいた情報によると、台湾では銀行によってキャッシング手数料が発生するものとしないものがあるそうです。
手数料無料の銀行ATMは以下の4つとなります。
- 台湾銀行
- 國泰世華銀行
- 兆豐國際商業銀行
- 華南銀行
そしてちょうど空港内に台湾銀行のATMを発見したので、ここでキャッシングを行うことにしました。
これは以前台湾に来た時に経験済みなので特に問題ないはず…とATMを操作していきますが、なぜか現金が出てきません。
そして取引結果は、下の写真のように中国語で書かれた明細書が出てくるだけなので、何が原因でキャッシングに失敗しているのかも分かりません。
ATMでのキャッシング失敗
このATMのすぐ脇には台湾銀行の両替所が併設されていたので、とりあえず両替所のスタッフに聞いてみることにしました。
両替所スタッフの方は英語も日本語も通じませんでしたが、わざわざ両替所の外に出てきてくれて、ATMの操作を教えてくれたりスマホの翻訳アプリで明細書に書かれたキャッシング失敗の理由を教えてくれたりと、とても親切に対応してくれました。
台湾に到着して早々、いきなり現地人のやさしさに触れて涙が出る思いです😭
ただ、明細書に書かれたキャッシング失敗の理由は「残高不足」との事なんですが、今回引き出そうとしたのは日本円で1万円程度ですし、そもそも普段はキャッシングを利用してないので残高不足という事はないだろうと何度か試してみたもののいずれも失敗…
そこで別のクレジットカードで試したところ、今度はあっさりとキャッシングが成功し台湾ドルの現金が出てきました！
（ちなみに、今回失敗したのはイオンカードで、成功したのは楽天カードでした。）
このように、本来は海外でも使えるはずのクレジットカードでも、カードのセキュリティ設定や現地ATMとの相性などの理由でキャッシングが失敗するケースもあるので、海外旅行ではカードを複数用意しておくことをオススメします。
ポケモンセンタータイペイ
桃園国際空港から台北駅へ
これでようやく台湾で活動する準備が整ったので、まずは先ほど引き出した現金で悠遊カードにチャージをし、MRT桃園機場捷運で台北駅（台北車站）へと向かいます。
駅の券売機は日本語にも対応しているので、悠遊カードへのチャージも簡単です。
悠遊カードにチャージ
MRT桃園機場捷運で台北駅（台北車站）へ
成田からの飛行機が遅れたり、台湾到着後もeSIMやキャッシングのトラブルもあったりともう疲れてしまったためこのままホテルへ直行しようかとも思ったのですが、せっかくなので以前から気になっていた台北のポケモンセンターへこのまま行ってみることにしました。
台北駅からポケモンセンタータイペイへ
桃園国際空港からMRT桃園機場捷運で台北駅に到着すると、今度はMRT淡水信義線（レッドライン）に乗り換え台北101/世貿駅に向かいます。
駅から外に出ると、夜空にそびえ立つ台北101がお出迎えしてくれました。
ここからはポケモンセンタータイペイのある新光三越まで歩いて移動します。
台北101
ポケモンセンタータイペイは2023年12月8日にオープンしたばかりの新しい店舗で、日本国外での常設店舗としてははシンガポールに次いで2カ国目となります。
ポケモンセンタータイペイのオープン当初は入場制限が行われるほどの大人気だったそうです。
ポケモンセンタータイペイ
店内に入ると、ポケモンセンタータイペイ限定ピカチュウが山のように展示されていました！
ただ、ポケモンセンタータイペイ限定のぬいぐるみはピカチュウの他にもカイリュウ、プリン、ヒメグマもあるはずだったのですが、残念ながらこの日は在庫切れだったようです。
ポケモンセンタータイペイ限定ピカチュウ
また、ポケモンセンタータイペイ限定のアイテムとしてはぬいぐるみの他に悠遊カードも売っているのですが、こちらもコインタイプの悠遊カードは在庫切れでさらにカードタイプの方もひとり一点限りの販売となっていました。
ポケモンセンタータイペイ限定の悠遊カード
明日はさらに台北から高雄への移動も控えている中、ここで荷物を増やしてもどうかと悩んだのですが、台湾限定という言葉に負けてこちらのアイテムをつい買ってしまいました（笑）
ポケモンセンタータイペイでの戦利品
緑色Tシャツ（きのみ）のピカチュウ発見！
ポケモンセンタータイペイからホテルへ向かう途中では、台北市内でしかゲットすることができない緑色Tシャツ（きのみ）のピカチュウも発見しました！
緑色Tシャツ（きのみ）のピカチュウは2022年10月に台北で開催された「そらとぶピカチュウプロジェクト」コラボイベントから登場するようになったのですが、昨年はまだコロナ禍の影響が残っていたため私は参加しませんでした。
なので、個人的にはこのピカチュウをゲットすることも今回の台湾旅行での大きな目的の一つだったのですが、このときはちょうど日本と同じく台湾でもアニメコラボイベントが開催中でした。
そのため、もしかしたら今回の台湾滞在中はキャプテンピカチュウしか出ないんじゃないかと少し不安だったのですが、無事にゲットできて良かったです！
なお、これは今回の旅行を終えて分かったことなのですが、緑色Tシャツピカチュウの出現率はサニーゴと同様にそれほど高くなく、1日あたりせいぜい2～3体くらいしか見つからないような感じでした。
緑色Tシャツ（きのみ）のピカチュウ発見！
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