じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

映画「金環蝕」

2024-05-04 17:07:02 | Weblog

★ 塾生に勧められて「ツムツム」を始める。時間の無駄遣い以外の何物でもないが、ハマってしまう。老眼の視力は益々衰えるし、肩も凝る。その上、ミッションが達成できずに血圧は上がりそう。塾生の中には1億点を超える人もいる。ゲームに使う時間を勉強に使えばよいものを・・・。

★ とはいえ、私もゲームに使う時間を読書に使えばよいのだが・・・。

★ 映画「金環蝕」(1975年)を観た。大型ダム工事をめぐる政財官の癒着。それに付け込む闇のフィクサーと業界紙。アンタッチャブルの領域に踏み込んだ不都合な下っ端は次々と消されていく。

★ 原作は石川達三さん。時代は昭和39年当時の政界がモデル。池田内閣とその後継の佐藤内閣の時代がリアルに描かれている。大平さんの役を演じた役者さんのセリフには笑った。

★ 「カネは政治の潤滑油」というセリフ。映画の時代から60年ぐらい経過するが、「あの政党」のカネをめぐるふしだらさは変わらない。ロッキードあり、リクルートあり、そして裏金あり。本当に懲りない人々だ。政治家の懐を行き来するカネの元手は税金だ思うと納税意識が削がれる。

★ 池田派の流れを継いでいるのが、今の岸田派だね。

★ 映画「十二人の怒れる男」(1954年)も観た。スラムで暮らす少年が父親を刺殺したのではという事件。その裁判をめぐる陪審員たちの議論の様子が描かれていた。

★ 舞台はほぼ審議室だけ。十二人の陪審員のセルフとカメラワークで飽きさせずに見せる。

★ 今の時代から見れば、陪審員が全員男性で全員が白人というのが変な感じだ。

★ そんなこんなのゴールデンウィーク。

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