こんにちは、絶學無憂です。

 

バイロン・ケイティがアメリカの有名司会者オプラ・ウィンフリーと対談している動画のやり取りを翻訳しました。バイロン・ケイティは、4つの質問と置き換えからなる「ザ・ワーク」というとてもシンプルな方法を考案し、これによってストレスを生むような思考を解放することを提唱しています。この対談で語っていますが、ザ・ワークの発見以来、22年間、一度も苦しみと感じたことはなく、悪い日と思うようような日もなかったそうです。どうしてそのようなことが可能なのでしょうか。そのヒントがやり取りの中にありそうです。

 

 

 



O(オプラ・ウィンフリー): バイロン・ケイティさん、ようこそまたいらっしゃいました。バイロン・ケイティは A Thousand Names for Joy(邦訳「タオを生きる」)、Loving What Is (邦訳「ザ・ワーク 人生を変える4つの質問」)の著者であり、プロセスの考案者です。これはプロセスと呼んでましたっけ、ワークでしたっけ?

B(バイロン・ケイティ): ザ・ワーク(The Work)です。

O: これらの4つの質問はあなたが持っているどんなプログラムをも結びつけて強化し、いかなる宗教を信じている場合でもそれを強化し、もしあなたが無宗教の場合は喜びをもたらし、あなたにとって真実ではないものは何であれ焼き尽くします。この火は、ずっと焼かれることを待っていた現実にまで到達します。そして4つの質問というのは?

B:  「本当ですか?」「それが本当だと絶対的に分かりますか?」概念をひとつ選んで、これらの質問をその概念に対して用います。第三の質問は、「どのように反応しますか?その考えを信じるときにどんなことが起こりますか?」第四の質問は、「その考えがなかったならば、あなたはどんな人になっているでしょうか?」続いて、人々にその考えをひっくり返すように促します。

O: わかりました。前回ここへいらっしゃった時、あなたは言いましたね、あなたがこのザ・ワークを発見した時、あなたは体重が90 kg 以上あり、鬱状態で、広場恐怖症で、どん底の自殺志向で、ゴキブリが片足の上を通り過ぎて、あなたは目覚めを経験して、それ以来、人生はすっかり変わってしまったと。

B: 劇的に。劇的に、です。

O: その日以来、苦しんだことがないんですって?

B: ええ、その日以来一度も覚えがありません。

O: どれくらい前でしたか?

B: 22年前です

O: 一度も苦しんでないの?

B: 私は経験があるんです。私はとっても苦しみやすいし、(それ以来)悲しみを経験したことはないですが、私はとっても悲しみやすいの。そして私はとっても怒りやすいんです。でもこれらの感情を経験する前には、ストレスを与えるような考えを信じている必要があります。

O: 苦しみ(suffering) をどう定義しますか?

B: 悲しみ、憤懣、怒り。私はよく泣くの。感動して涙をながすことは多いの。

O: でも苦しむことはない?

B: 本当に苦しむことはないです。

O: 愛する人に先立たれたことは?

B: 数年前に母が亡くなりました。

O: 苦しまなかったの?

B: いいえ、苦しみませんでした。

O: そうなの?どうして?

B: ああ、私はあまりにも愛に満たされていて苦しみのための隙間がなかったわ。本当にね、予定をすべて取りやめて、母と一緒に暮らすことにしました。母は膵臓癌でした。私は母と一緒にいました。ああ、私は母が亡くなったときも、母が亡くなるのを待っていました。私は母の手を握って、母の目をまっすぐに見つめていました。母がそこにいて、そして母はもうそこにはいませんでした。そのまま母の目をまっすぐに見つめ続けました。死を見るために。死など起こっていませんでした。私の頭の中だけのものでした。私は死を気にしないので、死は素晴らしいものだと思っていて、生も素晴らしいものだと思っているので。人々は死を恐れていますが...

O: 死はそこになかった、とおっしゃいましたが、彼女は亡くなったのですよね、彼女は消えた?

B: 母はそこにいて、そしてそこにはいませんでした。

O: お母様はそこにいて、そしてそこにはいなかった。

B: 心がその人間が逝ってしまったと意味づけるのをやめたのです。心がもう肉体を意味づけできないとき、心が動け、立ち上がれ、座れ、と言っても身体はそうしない。そのとき心はすばやくこのゲームに気づいて、もはや意味づけする方法はない、それだけです。

O: じゃあ、あなたが苦しまないなら、気分が悪いときにはどうするんですか?

B: 気分が悪いとは感じません。

O: 22年間も?

B: 馬鹿げているって言って頂戴。

O: いいえ、それは素敵に聞こえるわ。同じのが私もほしいわ。悪い日っていうのもないの?

B: ないです。まだないわ。

O: 22年間も?

B: ないわ、ない。ないです。

O: じゃあ、一体どう感じるの?四六時中楽しいと感じるの?

B: ええと、バランスがあるんです。これは人々が喜びと考えているものとは違うかも知れません。「ハッピー、ハッピー、ハッピー」みたいなね。そういうこともあるけど、そういうのは唐突なもので、バランスがあるんです。

O: 平安(peace)ね?

B: 平安です。

O: 幸福感(contentment)

B: そう。自己実現といっても、それを実際に生きるまではそこに力などないでしょう。生きる必要があるの。生を愛するの。それ以上に力づよいものなどありません。

O: あなたがまったく苦しまない一番の理由とは?

B: 私は悩ましい考えを信じないからです。かつて私を苦しめたような考えを私は信じません。たとえば、母が亡くなった時のことに戻りますが、ザ・ワークは4つの質問に続いてひっくり返すんです。その人がそれまで信じてきていた苦しい考えについて質問されます。たとえば、「母が亡くなった」「母が亡くなった」「母が亡くなった」。そして、あなたの信じていることについて問い質します。すると「母が亡くなった、これはめでたいことだ」。「私の母が死んだ。私は悲しい」をひっくり返すと「私の母が死んだ。私は母のことを思うととっても幸せだ。自分のことを思うととっても幸せだ。」

O: 私の母が死んでどうして私は幸せなの?

B: では見ていきましょう。もしあなたのお母様が膵臓癌だったら、どうして生きていたほうが良いと言えますか?あるいは赤ちゃんが亡くなった時、私たちは寿命を全うしなかったと言いますが、もちろん寿命を全うしたわけです。赤ちゃんの命はここからここまでが赤ちゃんの命であって、早すぎたとか遅すぎたということはありません。

O: でも私はもっと長く生きてほしかった

B: それなら、あなたは失敗します。

O: ああ、そのせいで私は苦しむのね?

B: その通り。あなたが今のありのままに対して抵抗しているからです。じゃあ、どうして私の母が亡くなることがより良いことだと言えるでしょうか。母はもう苦しむことがありません。私は母が苦しむのをもう見なくてよいのです。

O: でも私は母にそばにいてほしかったの

B: ほらそこね、それはまるっきりわがままなことなのよ。どうでもいいから死ぬのはやめなさい、あなたが生きてたほうが私は心地よいの。エゴ丸出しよね。

O: ありのままを愛することによって、ありのままを受け入れられることがまさに大事なのね。

B: そうです。何が起こったとしても関係ないの。私は目が見えなかったの。フックス角膜内皮ジストロフィーという目の病気を患っていて、これはとっても痛い病気なの。予定びっしりのまま働き続けたの。世界中を旅して、階段を転げ落ちて、階段の上から下まで転げ落ちて壁にぶつかったの。私は素晴らしい経験をしたわ。今、私は移植した角膜を2つ持ってます。他の人達はあり得ないと言ったけど。夫のスティーヴン・ミッチェルは、最高に素晴らしい男性なんだけど、Googleで深く検索して、ある方法を見つけたの。私は40番目の...

O: 角膜モルモット?

B: そう。他の人は、あなたは移植片に拒否反応を示すわよと言ったけど、私は決して移植片を拒否しないわ。移植片のほうは私を拒否してもいいけどね。私は移植片を拒否するわけがない、でも移植片には私を拒否する権利がある。どんなものでもそれ自身の命のための権利がある。

O: 最初にあなたはこう言ったわね?ありのまま(what is)を愛することの始まりは、私たちの思考にあると、与えられた苦しみを生む状況に対する思考だと。私たちが状況に名札をつけるとき、

B: 私たちが信じていた思考ね

O: その状況について、私たちが信じていた思考。そして、何であれ今この瞬間のありのままに対する私たちの抵抗だと。あなたの本を読んでいて、木曜日の晩にあなたの本を読んでいて、金曜日は一日中何かをしなくちゃいけなくて、金曜日の夕方に、私はものすごく体調が悪くなったの。突然わたしの身体が、骨が痛みだして、体の中があんまり痛いものだから、家まで帰れないんじゃないかと思ったの。帰ってベッドで寝るのは無理だと。家に帰っても警備員と犬たちしかいなくて、覚えてるんだけど、真夜中に、起き上がるのには疲れすぎていて、警備員の一人に水を持ってくるようにお願いしたかったんだけど、それをお願いするために電話をするのにも疲れすぎていたの。すごく体調が悪かった。突然、あなたの本を読んだおかげで、突然ひらめいたの。私は体調不良であることに逆らうのをやめようと。そのままにしようと。私は体調不良じゃないようになろうと努力してたの。この病気のど真ん中にいて、私は自分がこんな状態でいるのが信じられないわ、と思ってたの。突然、体調不良に対する私の抵抗を手放そう、体調不良を抱きしめようというこの考え、あるいは感覚がひらめいて、これを受け入れようと言ったの。これを考えると泣きたい気持ちになるけど。これを受け入れて、何が起こるか見てみようと。私は眠りに落ちて、そして安心の中で目覚めたの。

B: ありのままを愛するというのは素晴らしいことなの。Love What Isにも書いてあるんだけど。

O: (遮るように)もう三日間くらいはベッドから出られないだろうと思ったの。仕事はどうしようかしら。国を横切って空を飛ばなきゃならないし。

B: 鳥肌だわ。現実と争うのをやめたのね。

O: 争うのをやめたの。

B: 魔法の世界よ。じっとして、後ろへ戻って、自分の体実際にはどれくらいうまく機能してのかを見て、痛みは本当に痛みだったのか、何か他のものだったのか

O: 何だったかわからないわ。まったくよ。

B: 私たちが悲しみと呼ぶものに似ているわ。私は他の人達に質問をするように促すの。それは悲しみなの?それとも愛?本当にじっと静かにして、この感情は本当に悲しみなのか、それとも愛なのか。たとえば愛する人が亡くなったときに。本当に正直になってみると、それは実は愛かも知れない。それは悲しみではないかもしれない。

O: あら、私は泣きそうだわ。私は犬のソフィーを亡くして、この犬は13年間毎日毎日毎日どこでも私と一緒にいたの。その週末、私は一人で座っていてソフィーのことを思っていて、ソフィーの写真が壁に飾ってある前を通り過ぎたとき、この感情が起こったの。私が本当に感じている気持ちに触れてみようと。毎晩ソフィーはベッドの上で寝ていたから、ソフィーの肉体を懐かしんだわ。でも、私が本当に感じていたのは、深い深い彼女への愛だったの。彼女への深い愛。彼女への深い愛。それで思ったの。誰でも愛するものを失ったときに同じように感じると思うんだけど、ソフィーは私が大人になってから失くした、一番身近な人、一番身近な存在だった。それで私は問いかけたの。この小さな犬のために私は何でもしたわ。化学療法、ふたつの外科手術、その日には首や腎臓などのために血流の短絡をもうひとつ作ろうとしていたの。彼女のためになんでもやったの。そして自分に問いました。私は彼女のためにその場に完全にいてあげられていただろうかって。

B: あなたは彼女のためになんでもやってあげていたのね。でもそれはソフィーよりもむしろあなた自身のためだった。これは見てみれば興味深いことだわ。ソフィーのことを話していたら、私には彼女が見えるわ。彼女がどんな種類の犬だったかさえ知らないのに。彼女のことを考えるときに、あなたにはソフィーが見えませんか?私には見える。そして私は彼女に会ったこともない。でも彼女は死んでしまった。それは本当かしら?私が言いたいのは、誰も死なないの。いつでも私の心に彼女たちが訪れる時、ソフィーがあなたの心にやって来るとき、彼女があなたの心を打つ時、愛が起こるの。私たちはそれを悲しみと名付けたけれども、ソフィーと一緒に過ごしたこの13年間はそこにあるの。

O: そこにある。

B:  あなたが病気のときにやったのを同じように、あなたがそれを受け入れれば、彼女が去ることはないの。そういった種類の愛。わかるでしょ。誰も私から去ることはできないの。そんな力を誰も持っていないの。ここにあるのよ。あなたの心の中に。そして心を打つの。

O: その通りだわ。その通り。それじゃあ、このザ・ワークがどのように働くのか実際に見てみましょう。思い出せる限りずっと私を悩ませているある問題について。実は私はどれくらいの期間これが私を悩ませているのかか今思い出せるけど。私の体重。あなたは言ったわね、....私がこの本を読んでいるときに、これがどうやって体重に作用するのかについてあなたは本を書かなくちゃいけないと思ったの。私は体重のゲームに勝利したと思っていたの。これは終わったと。コントロールできていると。昨年だけど、これは本当よ、お医者さんが甲状腺に問題があると言ったの。他のお医者さんにもみてもらったけど、彼らが言うには「あなたは太りますよ。空腹を受け入れることを学ぶ必要があるよ。体重が増えるから。」これが私に起こっているというのは信じられなかったわ。『体重の問題』を生涯抱えていて、今になってお医者さんに行くと、あなたは問題を抱えていて実際に体重が増えますよと。今になって思えば、体重が増える必要はなかったんだわ。でも私がしたことというのは私はお医者さんを信じたわけ。

B: そうね

O: お医者さんを信じて、運動をやめてしまい...

B: 効果を示すわよね。あなたが信じて、それから効果が生じます。

O: そうね。ザ・ワークについては、私はもう体重と格闘するにうんざりなの。うんざりよ。私はこれは正しいと信じている。

B: はい、あなたは体重があなたの人生の中で問題になっているということにうんざりしている。あなたがうんざりだというのが本当だと絶対的に知ることができますか?あなたはうんざりよ、というけども、それが本当だと絶対的に知ることができますか?

O: ええ。そうよ。

B: はい、では、私は自分の人生の苦闘にうんざりしている、という考えを思い浮かべた時、あなたには何が起こりますか?

O: 私に何が起こるか?そうね、イライラして、何を食べるべきか、何を食べないべきかを考えていて、昨日食べたものはどうか、昨日食べるべきでなかったものはなにか、明日は何を食べようか、三週間後にはマヤ・アンジェロのパーティーがあるけど、そこで食べていいのか、飲んでいいのか、シャンパンはなしよ、シャンパンは排除するの、とかそういうことよ。こういうことを考えるわ。

B: そうね、オプラ、あなたは自分の肉体についてどうお考えなの?

O: 私がどう考えるか?

B: どう考えるの?どんな風に見ているの?ストレスについてね。ストレスを生じるような思考。

O: サイズ10であればよいと思うわ。サイズ14じゃなくてね。

B: じゃあ、あなたは自分の体が大きすぎると考えているのね?

O: そうよ。

B: はい、それではあなたの体が大きすぎるというのは本当でしょうか?

O: 誰にとって本当ということ?

B: あなたにとってよ。

O: 私にとって?

B: あなたにとって。なぜならそれがあなたがずっと対処しなくちゃいけないことのすべてだから。

O: そうね

B: あなたよりも体重が軽くても太り過ぎだと考える人たちがいるし、あなたよりもずっと体重がありながら...

O: 自分の体が大きすぎるというのは私にとっては正しいわ。正しい。

B: じゃあ、あなたの体は大きすぎるということね。あなたの体が大きすぎるということをあなたは絶対的に知ることができますか?

O: 私にとって?私の心にとってはその通りよ。私の心にとってはその通り。

B: あなたの体が大きすぎる。これが真実だと絶対的に知ることができますか?

O: まあ、これが絶対的に正しいかどうか分からないわ。だって明らかに私の身体は目的を果たしているし。

B: はいか、いいえで答えるように勧めます。ザ・ワークは、あなたが質問に答えなくなった瞬間に働かなくなってしまうからよ。心はあなたにあなたが信じていることを防衛してほしいの。あなたが信じていることを正当化したいの。あなたが質問に答えるなら、ザ・ワークはそれを断ち切るの。だから、はいか、いいえで答えてください。

O: はいか、いいえね。私の体が私にとって大きすぎる、というのが質問よね。

B: あなたの体が大きすぎるということを絶対的に知ることができますか?

O: (上を向いて髪をむしりながら)いいえ。

B: あなたは素晴らしいわ。

O: 私がこれが正しいと絶対的に知ることができない理由っていうのは、私の体は存在しているからです。私の体は存在していて、私のために働いていて、機能していて、大きすぎるというのが絶対に正しいとは分からないわ。

B: それだけじゃないわよ

O: 私は自分の体が違う状態であってほしいけど、それはあなたの質問じゃないわよね。

B: それは違うわね。私が自分の意見を持っているときに、神様が必要なわけがありますか?私は自分の体が大きすぎるのを知っていて,それは現実に逆らうことで、今これをやるとちょっとおかしいけど、第三の質問に行くと、この考えを信じているときに、あなたの人生に何が起こりますか、あなたはどう反応しますか?大きな質問よ。何百万人もの、何百万人もの、何百万人もの鬱屈した人たちのために答えてください。

O: 私は、...不安を感じて、鬱になるとは違うけど、不安になる。私は自分に対してあまりよく感じない。もっとよくできるでしょう、みたいな。

B: あなたの心はイメージを見せるでしょう。あなたの心はあなたをサイズ10やサイズ8と比べるでしょう。そして他の人達を見て、その人達の体と自分の体を比べるでしょう。これが、あなたが自分の体が大きすぎると信じた時の心の働き方なの。

O: 私は本当にうんざりだわ、うんざりだわ。

B: そしてあなたはうんざりする。自分の体が大きすぎるという思考を信じたときに、どういう風に反応するでしょうか。私たちは食べる量が増えて、これは絶望的だってなるわ。罪のないもの(体)と戦争状態に入ってしまう。

O: 私はバイロン・ケイティとお話しています。ありのままを本当に本当に愛する女性で、Loving What Is の著者です。彼女のザ・ワークを私と一緒に行っているところです。

B: 思考を信じたときにどういう反応をするかと言うのを見ました。苦々しい思いをしたり、人によっては鬱になったりします。第四の質問ですが、この考えがなかったならば、あなたはどんな人間になっているでしょうか?私の体は大きすぎるという考えです。

O: とても喜びに満ちていて、クローゼットを通り抜けて、どの服なら着られるかということを考えもせずに朝服を着ます。このことが問題になっていないならば、私はもうこれを 手放すことができるわ。そしてもっと沢山のエネルギーをたくさんの他のことに注ぐことができるわ。

B: それはもしあなたがサイズ10やサイズ8だったらこう思っているだろう、というようなことじゃないですか?すべてを飛ばして、ここでそれを手にすればいいのよ。今ここで。

O: どうやってそんなことができるかしら。私の体は単純に大きすぎるのよ。

B: 大丈夫よ。まだそこまで行ってないだけ。ただ気づいてほしんだけど、この考えがあるとストレスがたくさんある。この考えがなければ..

O: もしも私がこの思考を手放したならば、私は今よりよっぽど幸せよ。

B: 私はあなたに、この考えを手放すようにお願いしているのじゃないの。

O: 違うのね?

B: その考えを変えてくれともお願いしてないの。私は何もお願いしてないの。ただあなたの答えだけが大事なの。この思考があればストレスがあり、私たちが話し合ってきたそれ以外のいろんなものがあって、もしこの思考がなければ幸せがある。

O: そうね。

B: 喜び。あなたが体のことを気にしていなければね。ここで、思考があればストレス、思考がなければストレスなし。これでどうして体が問題だって言えるのかしら?

O: 体は問題じゃなくて、私が考えていることが問題だわ。

B: オーケー。それでは例を挙げてみましょう。ひっくり返しの例を考えてみて。私の体は大きすぎない。

O: 私の体は大きすぎない。なぜなら、体は機能しているし、私が毎日起き上がって生活の中で動き回れるようにしてくれていて、神聖な場所から世界に語りかけたりできているから。私の体は大きすぎない。

B: あなたの体として、大きすぎることはないわ。他の女性にとっては大きすぎるし、他の男性や女性にとっては大きさが十分でない。今ここで、完璧な体重なの。あなたであるために完璧なサイズなの。だからといって来週あなたが痩せることはないとは言わないわよ。たった一つのことだけ対処しなくちゃならないの。今ここで、一体何を私の口に入れればよいのか。永遠ではなくて、今ここだけ。そして気がつくのは私は私が食べるものを食べ、あるいは食べず、ただ気づいて、気づいて、気づいて

O: より意識的になるのね

B: 私は私であるために完璧なサイズなの。誰かがあなたにならなければいけない、オプラ。他の誰にもできない。あなたしかいない。そしてこれが必要なこと。でもただ今ここだけ。

O: あなたがザ・ワークの質問をすることを身につけた時、これは4つの質問で、本当ですか?本当に本当ですか?三番目は忘れたわ。

B: どのように反応するか?その思考を信じたときにあなたの人生に何が起こるか?

O: 四番目は?

B: もしその思考がなかったならば、あなたはどんな人になっているでしょうか?

O: その後でひっくり返すのね?

B: その後でひっくり返すのよ。

O: もしこれを人生のあらゆることについて適用したならば?

B: あなたは目覚めるわ。現実に目覚めるの。これは苦しみの終わりでもある。オプラ、もし天国がもっとも素晴らしい場所で誰もがそこへ行きたいと思うような場所ならば、または人々が天国を信じているのならば、あなたが死んで、天国へ行った時、そこではすべてが完璧で苦しみもなく、悲しみもない。惨めさもない。もしあなたが死んで天国へ行った時、あなたが、あなたの信じているものを天国へ持っていったならば、あなたは一体どこにいるでしょう?地上よね?私は目覚めて天国を見つけたの。私は天国にいるの。私はすべての人を天国へと招いているの。私はあなたを天国へ連れて行くことはできない。でもこれらの4つの質問に答えてひっくり返して座ってとても静かにしている人たちは、人々を天国へ連れて行くことができる。

O: バイロン・ケイティ、ここにお招きできてとても嬉しいわ。私の体は大丈夫。このままで。

B: この瞬間にはね。

O: この瞬間には。

B: それに逆らえば美しさを失う。あなたの美しさよ。それは全然あなたらしくない。ありがとう。