山小舎の灯

花を中心としたブログ。
山小舎は想い出、そして今も憧れ。
信州の八ケ岳高原と、東京区部での撮影が殆どです。

大発見か?

2021-09-24 15:44:22 | 山野草
【大発見か?】
信州大学の植物標本にヨメナやカントウヨメナは存在せず、信州には植生していないとされる。
ところが、それを本日発見したのだ。関西系のヨメナなのか、関東系のカントウヨメナなのかは分からない。ぬか喜びにならねばいいが、、、
 
 
 
 
写真1~2枚目が発見した花、写真3~4枚目のノコンギクと比較していただければ一目瞭然、ヨメナの特徴がハッキリする。
ノコンギクは花柄が短く、従って花が密集して咲くし、花弁が薄紫色(実際は写真よりも紫が濃い)、葉は毛が生えておりザラザラした手触りなのである。何よりも総苞の形がワイングラスみたいに細長いのである。
それに対し、ヨメナ系は花柄が少し長く、従ってノコンギクのように花が密になることがない。花色は一見白っぽく見えるが、よくみると僅かに紫掛かっている。葉の手触りはノコンギクのようにザラザラはしていないし、何よりも総苞の形がカクテルグラスみたいに短いのである。
山小舎に戻ってから信州大学理学部自然科学館にTELした。あいにく教員が不在だったが、あとでメールを貰えることになっている。でも、ユウガギクかも知れないし、、、僅かに紫いろに見えたのが頼り。それにユウガギクの葉は切れ込みが深かったはずだから、期待しているのだがどうなることやら。