こんにちは、MUSICA音楽教室です。
まだ11月ですが・・・寒さがとまらない。
さて、今日は前記事の応用で
ハノンの有効活用法
についてお話してみたいと思います。
①音型パターンの反復練習
②指の準備体操
これについては言うまでもなく、
ハノンを楽譜通り弾いていれば良いと思います。
指の準備体操として使用する場合は、
１日に１，２曲を練習するくらいが妥当です。
逆にハノンで１時間くらい費やすのは、あまり得策とは言えません。
④テンポコントロールの練習
これも、楽譜通りハノンを弾いて、（もしくはリズム奏でも）
テンポを変えて弾くことで練習になります。
その際、注意点として
メトロノームを鳴らしたまま、合わせて弾くのは
実はあんまり良くありません。
できればメトロノームでテンポを身体で取ったあと
メトロノームを消して弾き、弾き終わった後に
再度メトロノームを慣らして、テンポ感を確認するのが
テンポコントロール力を高めるに一番効果的です。
③各奏法の反復練習
ざっくり書きましたが、これが一番工夫のしがいのある項目です。
・スタッカートで弾く（スタッカートの正しい弾き方で）
・フォルテで弾く、ピアノで弾く
・巻頭にあるリズムを採り入れて弾く
・必要な個所にアクセントを入れて弾く
・さまざまな調で弾く
このあたりは王道だと思います。
そのほか、私がレッスンで採り入れたことがあるのは
・ポリフォニー練習
・トレモロ練習
・その他の舞曲リズム練習 などですが
【ポリフォニー練習】
右手と左手を、半拍、１拍、1.5拍などズラして弾く
右手はレガート、左手はスタッカートで弾く
左手は楽譜どおり、右手は付点リズムで弾く
などなど。子どもたちにもなかなか人気のメニューです。
最初はめちゃくちゃ難しいですが、案外ハマります。
【トレモロ練習】
トレモロ、という表現で正しいか分かりませんが
言葉が出てこなかったので・・・💦
こういうことです。
左右を入れ替えてもやってみます。
【その他の舞曲リズム練習】
たとえば、ショパンのマズルカで出てくるリズムをあてはめて
のように弾くのも、リズムの勉強になります。
これにポリフォニーを入れて激ムズにするのもアリ。笑
⑤正しいやり方で使えた場合のみ、指の独立訓練
こちらについては、前記事でお話しているので、
今回は割愛しします。
ハノン、活用の仕方次第で、たくさんの練習が出来る優れものです。
よかったらお試しください♪
それではまた次回。
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