せっかく夫婦で家事を分担してやっているのに
「そのやり方だめだよ!やり直して」なんて妻から言われてしまったことはありませんか?

「家事ハラスメント」という言葉は家事労働の際のやり方などにに対して、
「やり方が悪い」「こんなこともできないの?」「もっと早くして」などといった
相手の嫌がる発言、態度をとることを指します。

そして多くの場合は、妻の夫に対する言動が問題となります。

一昔前は「夫は仕事」「妻は家事」

分担すること自体が少なかったですし、まして夫のやることに口出しをする妻のほうが少なかったでしょう。
しかし女性の社会進出が増えてからというもの、夫婦を取り巻く家事労働の事情も変化しました。

夫の家事労働への参入は妻にとってありがたいことではありますが、
夫が不慣れであったり、家事のやり方が妻と違っていた、ということで
せっかく手伝ったつもりが文句を言われて「もうこんなことなら手伝いたくない」
「妻の性格がきついと思った」など夫にも不満が募ります。

悪気なくついうっかり…

妻も決して夫のことを懲らしめてやろう、という気持ちはなくて
本来なら「手伝ってくれてありがとう!でもね…」と前置きをして
少しやり方をこうして欲しいなどと、意見を出したりすると思います。

ですが、仕事で疲れていたりタイミングによって「ありがとう」より先に
「何このやり方!」と口をついて出てしまうことがあります。

夫側はここで「せっかく手伝ってやったのに、なんだよ!」と反論してしまいそうになりますが、
そうすると余計口論になったり争いになってしまいます。
一旦そういう気持ちをぐっと抑え、どうやったら家事をお互い快適に行う事ができるか考えてみませんか?

 

家事を仕事に置き換えると

「夫=新入社員」「妻=入社10年のベテラン社員」だとします。

夫は当然、仕事自体良くわかっていないですし「暗黙の社内ルール」に戸惑うこともあるかもしれません。

仮に家事のやり方が悪くて、指摘されたのであれば

仕事風に言えば「次から気を付けたいので、どうしたらいいか教えて下さい」と考えますよね。

やり方がよくわからないときは、最初に相談してしまうことも有効です。
仕事でもわからないことを勝手にやって全部やり直しというリスクはとらないですよね?

そして家事に関しては経験の長い妻に主導権を持たせつつ、
協力して家事労働を行えるように夫婦歩み寄ることが大切です。

今回は夫向けでしたが、もちろん妻側も夫に対しての発言には充分気を付けて欲しいので
別の記事にこちらはしっかりと記載しておきたいと思います。

 

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