北陸応援割の怪

北陸応援割の第2弾が昨日から始まった。
第1弾の申し込みが少し遅れてスタートしたり、被災者を受け入れていたりしていた石川県のみだ。
北陸新幹線が敦賀まで延伸して関西からは行きにくくなったけれど、関東圏からの距離は縮まって沢山の旅行者が期待できるだろう。
金沢は私には日帰りの距離だけれど、応援割の時は応援宿泊を心がけている。
第1弾が風速で完売したという事なので、私の出る幕はなさそうだけれど、一応申し込みを試みた。
金沢には泊まった事のあるホテルは数軒あるので順番にHPを開いた。

申し込みをする手が止まった。
何かの間違いではなかろうか。
2022年9月に1泊朝食付で宿泊した時に8538円だったホテルは素泊まり50%offを適用しても16000円だと言う。と、言うことは普通なら32000円と言う高級ホテルになっていた。
先日来お世話になったANAホテルはどうか、1泊2食がセットされていて80000円が40000円になるようなセットコースのみが応援割になる。JALホテルも同じだった。
ビジネス用の宿泊は適用されないとか、第1弾では問われなかった自己証明のできる書面の提出も義務付けられている。
インバウンドが続く間は石川県等の観光地のホテルはこういう価格帯で推移するのだろうか。
結局、北陸応援割は応援できなかった。

そこでPCを閉じればそれまでだけれど、広告がチラチラと出て来る。
楽天トラベルの広告に私のカードで北陸のホテルが50%引き、12月末まで適用されると広告されていた。お試しに先日気持良く泊まった富山のANAを検索すると、1泊朝食付ツインが14000円で購入出来るらしい。それなら紅葉に合わせて、とりあえずgetしておいた。
何処のホテルもホテルの公式HPが一番安いと書かれている。北陸割50%に勝る価格はないだろうと思うけれど、物は試しと16000円で諦めたホテルをagodaで検索してみた。
すると、1泊朝食付 12495円が出てきた。2022年に比べれば恐ろしく値上がりしているけれど応援割を使うよりも安く買えると言う事に疑問を感じた。
ホテルの価格設定の怪である。

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