八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳ゆるふわ日記

八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。


(晴れて寒い日の北岳は神々しい)

 

 立春から95日目となる2024年5月9日15:08、北杜市に霜注意報が発令された。

 その後22時に3℃まで急降下した気温は翌10日4時にはついに氷点下となった。

 

(ああ無情)

 

 消防車のサイレンを聞けばどこだどこだと大騒ぎ、川が氾濫すれば田んぼの様子を見に行きたくなる(実際にはないが)タイプの私は外が明るくなるやいなや、おっとり刀で野菜たちの様子を見に行った。

 

 幸い「泣き霜」は降りていなかった。よかった、よかった。

 

(万願寺唐辛子 キャップの中でぬくぬく)

 

(丸腰のキュウリ 見た目は元気だが寒さに耐えられたのだろうか)

 

  

(5時の気温マイナス0.3℃ おそらくこれが寒さのピークだろう)

 

 庭の様子を確かめ、愛犬そらに朝ごはんを食わせてそそくさと散歩を済ませ、キリギリスは一路「清里アーリーバードゴルフコース」へ。

 今月から同ゴルフコースの契約プロ(毎週水曜日ラウンドレッスン レッスン料5000円プロのプレー代負担不要)となられた折原プロとゴルフ友Aさんとの練習ラウンド(折原プロは同ゴルフ場の初ラウンド、我々2人は水先案内のご褒美にプロに無料レッスンをしていただくことになった)のためである。

 

(水曜日以外は長坂ゴルフ練習場でレッスンをしている由)

 

 スイングの欠点を修正していただき、「最高地点」の海老天山かけ蕎麦とミニカレー丼を食って帰るとあ~ら不思議、朝はピンピンしていたキュウリが1株絶命していた。

 

(「スーパーキュウリつよっしー」6大病害には強いが冷害には弱い模様)

 

 尊い犠牲を出しつつも、夏野菜たちはなんとか氷点下の気候をのりこえたようだ。

 

               

(今年のキウイは大豊作になりそうな雲行きなのだが・・・)

 

 2022年の夏に心筋梗塞で救急搬送されたのを奇貨として庭の手入れを怠ること2年、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)による食害は目を覆うばかり。

(早いものであれからもうすぐ2年経つ)

 

 我が家の庭ではノルドランド(耐寒性の強いイチジク 苗はとても高い)を皮切りに、キウイ、バラ、ブドウ(藤稔)と次々にテッポウムシにやられたが、先日エゴノキが根元から折れたのをきっかけに眠れるキリギリスはついに目覚めたのであった。

 

(地表部分が消えたキウイの雄木 どっこい新芽をふきだしたが雄木の役割を果たすにはまだ時間がかかりそう)

 

 

(エゴノキは倒れた際の根っこのダメージがひどかったらしくヒコバエがでてこない)

 

 スイッチョ、スイッチョ、この日物置からいまやビンテージと化した木酢液をひっぱりだしたキリギリスはキウイ、バラ、ブドウ、カエデ、ジュンベリー、ハナミズキと片っ端から木酢液を噴霧した。

 

(8年物の木酢液 相当強力なはず)

 

 特にリキをいれたのはキウイである。

 赤キウイ(紅妃)、黄色キウイ(この名前で売ってたので正式名称不明)、緑キウイ(ヘイワード)ともおびただしい花芽をつけているというのに、相方の雄木は全く冴えない。

 

(右半分ほどテッポウムシにやられた)

 

 わずかに蕾をつけているこのショボい雄木がテッポウムシにやられたら今年の収穫は画餅に帰してしまう。スイッチョ~(泣)。

 

(あわてて植えた雄木も成長途上で役にたちそうもない)

 

 我ながら感心するほどせっせと働いたキリギリスがやれやれと昼メシを食っていると、「対岸の美しの住人」様からブログにコメントがあった。なんと明日(10日)は「泣き霜」の可能性が高いというのだ。スイッチョ~(泣×2)。

 

 泣き霜というのは立春から99日目(ちょうど今か頃)にやってくる遅霜をいう。ちなみに八十八夜のそれは「別れ霜」というらしい。

 

 これはもうひと働きせねばなるまい。

 キリギリスは物置からいつ何のために買ったのか判然としないこれまたビンテージものの透明キャップを取り出し、万願寺唐辛子に被せた。

 

(よくみつけたよスイッチョ)

 

 

(キャップが1個足りないので根元を枯れ葉で覆い段ボールを雪ん子のように被せてみた)

 

 アメダス大泉の予報では、明日5時の気温は4℃。おそらくアメダス設置点より100mほど高い我が家では3℃まで下がるだろう。

 

 キリギリスの健気な努力が実を結ぶのか、それとも3年連続の遅霜で万願寺の命脈を断たれてしまうのか。

 

 審判の日は近い。

 

               

(今年(2024年)はハナミズキの盛りが長い)

 

 GWも終わってまい戻ってきた八ヶ岳南麓だが、思いの外寒い。

 外気温は14℃程度だからめちゃくちゃ寒いというわけではないのだが、東京の暖かさに身体が慣れてしまったのだろう。こういう時が体調を崩しやすいので注意が必要だ。

 

(清里の陸橋のとこで撮影 霧が濃い)

 

 私のことはともかく、夏野菜たちははたして無事だろうか。

 家に着くなり庭の様子を見に行った、といいたいところだがまずはゴルフの練習をすませてから検分した。あわてて野菜の様子を見たからといって打つ手があるわけではなし、ものごとの順番としては ゴルフの練習>野菜の安否 となるのが人情というもの。

 

(丘の公園清里ゴルフコース練習場 霧でボールの行方が見えないよ(ホントか))

 

 幸い野菜たちは命脈を保っていた。

 

 

(ミニトマトアイコ 樹高40センチに成長)

 

(万願寺唐辛子 少々いじけているが昨年、一昨年よりはマシ)

 

 さすがにこれから遅霜がくることはないだろう。

 夏野菜2024。トマトは昨年も豊作だったが、ここんとこ不作が続いた万願寺唐辛子の収穫が楽しみだ。

 

               

(これも奇跡か 昨夏の長雨で絶滅したミョウガが見事復活した)

 

 2週間ほど前に突如姿を現した聖痕(のようなもの)だが、その後順調に回復し、今ではホンノリとそのよすがを残すのみとなった。

 

(中心にウオノメ状の塊ができているのが笑える)

 

 信仰とは真逆の道をひた走る私に奇跡が起きるわけないじゃん、と笑っていた矢先、風呂から上がってオッたまげた。

 今度は右わき腹、ロンギヌスの槍がイエスを突き刺した辺りに墨痕淋漓と傷が現れたのである。

 

(汚らしい画像でど~もスミマセン)

 

 う~む。

 愛犬そらにひっかかれたのだろうか。

 でもそんな記憶はないし、だいいちそらが愛する主人に手を(正確には足を)かけるなんてことはこれまで一度たりともない。

 

 帯状疱疹だろうか。

 でも4年前(2020年5月)に予防接種を受けたからその効果が切れるのはいくらなんでもまだ先のことだろう。

(どうせなら安い方より高い方(←数万円する)を接種した方が確実らしい)

 

 不安、孤独、絶望、恐怖。

 67歳の誕生日を間近に控えて人間の実存にゆらぐ男心。

 

「それでゆるの野郎寝込んじまったってぇわけかい」

「そうなんですよご隠居さん、なんせ悩んだことなんかない男だからね」

「まあモノがモノだから仕方ないねえ」

「は?」

「聖痕で精魂つきました」

 

 おあとがよろしいようで。

 

               

(西荻窪駅前「やきとり戎(えびす)」)

 

 会社の元同僚釣りキチのA君が鯛を届けてくれた。

 彼の家から我が家はあまりに遠いのでいったんは断ったのだが、お子さんたちも思春期を迎えてパパと遊ぶこともないだろうからついでに西荻窪に連れて行こうと思い直して届けてもらうことにした。

 

(1尾さばいて持ってくるつもりだったそうだがいったん断ったので半身になってしまった 左手の柵は鯛の昆布締め)

 

 あ~ありがたや、魚トモ。

 

 鯛は家内とご近所の犬トモで食べることにしてさっそく西荻窪へ。西荻窪駅から我が家まで歩いてきたA君はわずか10分ほどの滞在でとんぼ帰りである。

 

 西荻窪といえば「やきとり戎」である。

 この日は祝日、しかも12時開店(いつもだけど)とあって17時ちょっと前に到着するとすでに行列ができていた。

 

(焼き台のまん前の席は全身煙まみれ)

 

 15分ほど待ってお願いしたテラス席(というのだろうか)へ。外で飲むビール、外で食う焼き鳥は断然旨さが違う。

 

(カシラ、正肉、とり皮2本(←A君の好物))

 

(くじら刺身 これもA君の好物 どんどん食ってよ)

 

 

(名物「イワシフライフルサイズ」中身は殆どがジャガイモ)

 

 A君と飲むのは1年ぶりとあって話が尽きない。

 2時間ほど戎でトグロを巻いた2人は西荻窪ぶらり散歩へ。

 

(「戎」の裏路地)

 

 猥雑な街が大好きなA君はこの界隈の佇まいが気に入った様子。

「ここがいいよ~」とマダムなのかお客さんなのかよく分からない女性に声をかけられて2人が

入ったのは「ハンサム食堂」というタイ料理の店である。

 

(手前の女性が誘ってくれたのだがはたしてお客さんなのだろうか)

 

(こっちもいいよ~、と別の店ではワンちゃんが誘ってくれた)

 

 2人はたまたま空いていた二人掛けのカウンター席へ。

 闇が濃くなってきて、路地をぬける薫風がなんとも心地よい。

 タイ料理を肴にさっそくああでもないこうでもないとしゃべり散らかした。なんせA君と飲むのは1年ぶりだから(以下同じ)。

 

 

(パットガパオクン(海老の辛味炒め)載っているのはパクチーじゃなくてガパオ(ホーリーバジル)だそうだがはっきり言って邪魔)

 

(小腹が減ったのでグリーンカレー+ガパオライスのセットを注文)

 

 

(やはり経営者なのだろう写真を撮ろうとすると件の女性が寄ってきた 顔のデカさ身の厚さが段違い)

 

 西荻窪のやくざな街のおかげでA君も休日を楽しんでくれたようだ。

 A君を駅で見送った後、犬トモの息子さんがやっているワインバー「CORKS」へ。

 楽しい夜は更けていった。

 

(「お母様は今夜ウチで鯛だよ」「それはタイしたもんです」)

 

               

(新緑の井の頭池 GWの谷間とあってスワンボートもちらほら)

 

 GWの阿鼻叫喚を避けるため八ヶ岳南麓から東京に戻ってきた。

 

 この日三浦みずき先生のアルトサックスレッスンが終わったのは18時。

 家に帰ってからメシを食うのも億劫だし、八ヶ岳南麓では味わえないものを食いたくなって家内と待ち合わせて向かったのはビストロ「Andeux」。中央線沿いの路地を西荻窪方面にだいぶ入った僻地にある。

 

(吉祥寺の外れも外れの地で21年続いているというから大したもの)

 

 店内はカウンターを中心とした典型的なバーの佇まいだが、メシがメインの私たちはテーブル席に陣取った。

 

(おすすめメニューのほかに定番もある)

 

「ウチは基本ワインバーなので料理が出るのに時間がかかります」

と、ソムリエ氏。まあ気楽に待ちましょう。

 

(今宵のワインはピノノワール 最近こればっかり)

 

 つきだしが出てからワインを2杯ほど飲むとようやく出てきたのがおススメ「新タマネギのムース」。

 

 

 旨い。

 店のナリはともかく、立派なフレンチだ。

 あ~これはフランスパンで皿をキレイにしなきゃ、と思ったが件のソムリエ氏は客にワインの講釈をしたり料理を運んだりと八面六臂の大わらわとあってそんな雑用を頼むわけにはいかない。やむなく指で皿をキレイにしたあたり、私も気が利いている。

 

(トリッパのトマト煮 こういうのがでてくるあたりはフレンチと一線を画している)

 

 チーズの盛り合わせ(←すぐ出てくるもの、って頼んだのに中々来なかった)を挟んでやってきたのがパテドカンパーニュ。

 

 

 

 これは旨い。

 比較しては失礼だが、私がしばしば訪れるビストロ「EPEE」のそれより上だ。

(ここは紛れもなく良店 パン食い放題だし)

 

 追い打ちをかけるかのようにこれでもか、とばかりに登場したのが本日のメイン「鴨胸肉のロティ」である。

 

 

 旨いよ。旨い~。

 鴨(と鹿)って、どうしてこう旨いんだろう。

 

 それにしても店名の Andeux とはどういう意味なのだろう。

 調べてみるとそんな単語はフランス語にはない。an(歳、年)とdeux(2つ)の造語かもしれない。「2年間」とか「2歳」という意味なら deux ans となるはずだ。

 

 酔っぱらいながらそんなことを考えていると、忘却の彼方にあった「ベーコンとロメインレタスのシーザースサラダ」がやってきた。

 

 Andeux、店内も落ち着いた雰囲気だし食い物も旨い。ただ料理が出てくる順番がメチャクチャなのが玉に瑕である。

 

(「いいかマイケル、私が死んだあと最初に声をかけてくるヤツが裏切り者だ。それからパンは必ず最初に頼んでおけ」店内には往年のスターのイラストがいっぱい)

 

               

(丘の公園清里ゴルフコース9番ホール388y フェアウェイをクリークが横切っているという私にとっては難所のホール 救いはクリークが浅いので落ちたボールを回収できること 2023年10月撮影)

 

 ゴルフを再開してもうすぐ2年、現在私のゴルフ友は9人いらっしゃる。

 

【地元組】

 Aさん 

 最高齢84歳 散歩トモの紹介でゴルフ友に。正真正銘「毎日が土曜日」という最もありがたいゴルフ友

 

(Aさん宅の練習場 的がここまでボロボロになるにはどれだけの球を打たねばならないのだろう、友よその答は風に吹かれている)

 

 Bさん

 私のゴルフ再開を後押ししてくれた終生のライバル 雇用延長が終わり晴れて「毎日が土曜日」のはずだったのだが地元企業で働くことになりゴルフは金曜日のみに(泣)

 

(先日アーリーバードで初の100切り(98)達成 ボクは92が出ちゃったけどね)

 

 Cさん

 3年程前に八ヶ岳南麓に移住されたワイン通の元ブログ友 ボランティア活動、音楽活動、野菜作りとゴルフどころではないのが玉に瑕)

 

【別荘族=第1回募集メンバー】

 Dさん

 大洗アンコウ鍋+ゴルフツアーなど新たな世界に私を誘ってくださった恩人

 

(酒もお好きだから手に負えない(笑)銀座「暫亭(しばらくてい)」にて)

 

 Eさん

「毎日が土曜日」族のお一人だが趣味が多彩で中々ゴルフをご一緒できない。2024年はまだラウンドできていない

 Fさん

 現役経営コンサルタント。昨年から仕事がパンパンになりゴルフどころではない模様 もちろん喜ばしいことなんだが私はちょっとさびしい

 

【その他のゴルフ友=現役の皆さま】

 Gさん

 同い年ながら飛距離250ヤードという怪人。腕が違い過ぎる

 

(飛ばしすぎだっての 酒も飲み過ぎだっての 2024年4月撮影)

 

 Hさん

 体育会野球部出身でGさん並みの飛距離。スキーも大好きという現役アスリート

 Iさん

 不動産会社「八ヶ岳 Dual Life」経営。とにかく多忙

 

 こうやって一覧にしてみるとよく分かるが、

「明日どうですか」

「行きましょう」

と打てば響くのはAさんだけ。

 そのAさん、歳が歳だけにいつお迎えが来るか(失礼)しれたもんではないから先々のことを考えると喪服の準備、もとい、ゴルフ友をもっと増やさねばならない。

 ところが生来性格が捻じ曲がっているうえに、お調子モノのくせにとことんケチな私には友人と呼べるような友人がほとんどいない(泣)。

 地元には〇〇会、××会とゴルフのサークルがいくつかあるがこの腕前では入れてくださいな、お仲間に混ぜてくださいなというわけにはいかないし、やはり定例会よりも「明日どうですか」が気楽である。

 

 そんなわけでゴルフ友を募集いたします。

 ただこちらも慈善事業ではないから(それ以下だろ)、条件はそれなりに厳しおす。

・ゴルフがあまり上手じゃないこと(できれば100以上)

・平日にプレーできること

・酒が好きなこと

 

 ご関心ある方は弊ブログの「メッセージ」またはコメントでご連絡ください。コメントで連絡頂いた場合は公開せずに連絡先だけメモして削除します。

 

(清里アーリーバード4番ホール176y 30m近い打ち下ろしのショート 2022年11月撮影)

 

 人助けだと思って、どうかよろしくお願いします! 

 

               

(野辺山駅近く 中華「八宝園」)

 

 この日Aさんと「清里アーリーバードゴルフコース」へ出かけた。

 Aさんは御年84歳、我がゴルフ友の最年長者でおわします。

 

「あすこはレストランがないですからコンビニでなんか買っていきましょうか」

「いや、スルーで回ってさ、『最高地点』で蕎麦食おうよ」

 なんともお若いAさんである。

 

 天気予報は朝方雨、その後は曇り。

 スタート時点では雨は上がっていたのだが、前半終了間際にポツポツと降り始めた。やむなく雨宿りがてら休憩することに。

 

(前半47 悪天候のわりにいいスコアになった)

 

「カップ麺がおいてありますけどそれでも食いましょうか」

「う~ん、『最高地点』から出前とれないかね~」

 

 そんな与太話を聞いていたキャディマスター氏、

「出前は無理だけど食べ行ってきていいですよ。今日は空いてるからね」

とありがたいご託宣である。

 やった~と大はしゃぎの2人(計150歳)にフロントのおばさまが「今日は定休日じゃないかな」とビックリ水を注いだ。電話をしてみると案の定応答はなかった(泣)。

 

「たしか野辺山駅の近くに中華屋があったよ」と、Aさんの古い、古い、古~い記憶をたよりにクルマを走らせると「八宝園」という町中華に出くわした。

 

 店内の雰囲気は昭和レトロそのもの。おそらく清里ブームの1970~80年代に開業したのだろう。

 

(ストーブになぜかヤカンが4個載っている)

 

 すみませ~んと何度か叫ぶと奥からおばちゃんがまろびでてきた。

 焼餃子を2人前、チャーハンとカタ(原文ママ)やきそばも頼んでシェアすることに。

 

(あとから入ってきたお客さん曰く「ここの品書きは毎年減る一方だな」)

 

 

(カタやきそば 可もなし不可もなし)

 

(チャーハン とにかく量が多い カタやきそばの餡をかけてあんかけチャーハンにするのがおススメ)

 

 一方餃子(一人前6個)は自家製らしくショウガが効いていて実に旨い。

 ところがやきそばとチャーハンで腹が膨れてしまい、一人前分は包んでもらって親切なキャディマスター氏へのお土産とあいなった。

 

 町中華にシケこんでいる間に雨は上がって晴れ間が顔を出した。

 フロントで缶チューハイ(200円)を買ってグビグビしながら後半開始。

 

(右(=西)の方から晴れ間が見え始めた)

 

 寄る年波には逆らえず、Aさんは次第に精彩を欠き始めた。

 一方中華と缶チューハイでガソリン満タン(古い表現)の私は、段々よくなる法華の太鼓(同左)とばかり調子があがってきた。

 

(距離は出ないがきれいなスイングのAさん)

 

 終わってみれば後半は45。計92とゴルフ再開後のベストスコアとなった。

 パートナーのAさんと、町中華を食わしてくれたキャディマスター氏のおかげでGWの合間に楽しい1日を過ごすことができた。

 

(なお本日付けで清里アーリーバードゴルフコースは年間平均スコア算出対象ゴルフ場となりましたのでお知らせします 平均スコア97.8)

 

               

(八ヶ岳にはカレー丼がよく似合う 野辺山「最高地点」より)

 

 ゴルフ友のAさんと「清里アーリーバードゴルフコース」でプレーを楽しんだ(正確には苦しんだ)あと、近くの蕎麦の名店「最高地点」にシケこんだ。

 ちなみに同ゴルフ場は風呂もレストランもないので、「スルーで回って『最高地点』で昼メシ」というのが定番である。

 

「最高地点」のイチオシはカツカレーだが、その量たるやハンパではなく蕎麦が入る余地がなくなるのが難点。

「じゃあ食わなきゃいいじゃないの」というのもごもっともだが、ここは蕎麦の名店だし、モンダミン効果もあるのでやはり蕎麦も食いたくなるのが人情というものだ。

 理想はカツカレー+ミニせいろなのだが、そういうニーズは存外少ないとみえて残念ながらミニ蕎麦系統は扱っていない。

 

 苦吟すること5分(←最近食い物でよく悩む)、選んだのは、

 ミニカレー丼+冷やし山かけ海老天そば

の組み合わせ。揚げ物が混じっているが、この日Aさんは清里アーリーバードで初の100切りを達成したというハレの日だからまあ許される範囲であろう。

 

 まずはミニカレー丼がやってきた。

 

(ミニだからといってスプーンをアイスクリーム用のヤツにするのは止めてください)

 

 旨い。ここのカレーはスパイシーで実に旨い。

 できれば「ミニカツカレー丼」をやってほしいものだ。「ミニソースカツ丼」はあるんだから、もう一工夫が足りないのが惜しまれる。

 

 そうこうするうちに山かけ海老天そばがやってきた。

 

(1200円なり)

 

 これも実にイケる。

 モンダミン効果を求めてそのままで蕎麦をツルツル。

 お次はとろろを混ぜてカメカメ。

 揚げたての海老天がなんとも香ばしい。しかもこいつはミニカレー丼に載せるとちょっとカツカレーっぽさを醸しだしてくれるという千両役者ぶりだ。

 

 カレーも蕎麦も捨てがたいという方は是非この最強のコンボをお試し願いたい。

 

(威風堂々プレーするAさん なお、この日をもって同ゴルフ場は平均スコア算出対象ゴルフ場から除外されましたのでお知らせします) 

 

               

(清里アーリーバードゴルフコース10番ホールから八ヶ岳を望む 

 同コースは当日付けで2024年平均スコア算出対象ゴルフ場から除外されました)

 

 この日万願寺唐辛子の状況を確かめようと庭に出ると、どこから飛ばされてきたのか1mほどの枯れ枝が通路におちていた。

 

 どれどれと拾おうとしてよく見るとアオダイショウではないか。

 昨年は一度もヘビに遭遇していないので、実に2年ぶりの対面である。

 

 

 

 思わず固まってじっと様子を窺っていると、彼奴はソロソロと移動してツルニチニチソウの密生の下に潜り込んでしまった。どうやらここいら辺でトグロをまいてカエルが来るのをじっと待とうという算段らしい。

 

 

 八ヶ岳南麓の我が家でこれまで出くわしたヘビはアオダイショウ、シマヘビ、マムシ、ヤマカガシの4種。見かける頻度が高いのは昼行性のアオダイショウである。

 

 このうち毒蛇はマムシとヤマカガシ。マムシは年間10件ほどの死亡事故が発生しているといわれている(正式な統計はない)からスズメバチの次に危険な生物だ。

 一方ヤマカガシはマムシ以上に毒が強いそうだが毒牙の構造上人間サマを咬むのは大層苦手らしく、1972年に初の死亡事故が起きるまでは無毒のヘビだと思われていた。以降この50年で5件の死亡事故が報告されている。

 

 どちらの毒蛇も派手な紋様がある(八ヶ岳南麓に生息するヤマカガシには特徴的な赤い斑点がある)ので見分けるのは簡単だが、ヘビの種類なんぞ見分ける必要はない。見かけたらただちにその場を去ればよいのである。

 

(いったんヘビに遭遇するとしばらくはなんでもヘビにみえる)

 

(迎えに行ったゴルフ友の庭でギョギョ ったくこういう模様のホースは八ヶ岳南麓では販売しないでほしいのだが) 

 

 今年(2024年)はどういうわけだか例年よりカエルが多い。

 きっとヘビを見かける機会も多くなるだろう。