満開前の鎌倉の桜 | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp


取り上げる話が前後してしまいますが、
今回は、桜の満開の話です

何しろ、桜の花は一斉に咲くので、書ききれないのです…


今年は、京都奈良の桜の満開を逃してしまいましたが、
鎌倉のあちこちの桜を撮ったので、
載せてみたいと思います



北鎌倉駅周辺

横須賀線北鎌倉駅の円覚寺側改札の外の桜です



駅改札口から円覚寺までは徒歩30秒

↓こちらはお寺の入り口の桜です



白鷺池(びゃくろち)の周りにも桜が咲いていました

この池は、横須賀線の線路を挟み、円覚寺と反対側にあります


以前は円覚寺の敷地でしたが、明治22年、横須賀線敷設の時に、お寺は線路で分断されたのでした


円覚寺は、横須賀線だけでなく、県道にも分断されています(ズタズタ)


↓県道から見た、現在の円覚寺の入り口

(横須賀線の踏切が写っており、その先にお寺の階段と山門が見えます)



北鎌倉駅から鎌倉駅に進んでみましょう



段葛(だんかずら)

二の鳥居


鎌倉駅から鶴岡八幡宮に行く道が段葛です


以前はもっと背の低い桜の木が植えられていましたが、数年前に新しい桜の木に変わりました


古い木は、東日本大震災の被災地に寄贈され、

その代わりに若木が植えられたのです


新しい木が植えられてからしばらくは、春になっても花が咲かず心配しましたが、

この数年、ようやく花が咲くようになりました


桜の花が咲く段葛


新しい桜の木は上を向いて枝を張るので、

歩きやすくなりました




三の鳥居あたりの道幅は、二の鳥居あたりに比べほぼ半分の狭さになっています

遠近法です

この段葛は私の通学路でした



三の鳥居




鶴岡八幡宮境内

源氏池と桜


鶴岡八幡宮の境内に入ると、中央に太鼓橋があり(子どもの頃は登れた)、左右に源平池があります


右側が源氏池です

池の中にある島の数は3つ

源氏の繁栄を祈るおめでたい「産」の意味


左側が平氏池

島の数は4つ

平家滅亡を祈る不吉な「死」の意味


何という、陰湿な怖さガーン



かつて、源氏池の蓮の花の色は白、平氏池の蓮の花の色は赤と分けられていたそうです


それが、いつの頃からかごっちゃになってしまっています

源氏池も私の通学路でしたが、

夏になると、蓮の葉が発するムッとする匂いが池に立ち込めて、息苦しく思いました



↓源氏池の中にある、旗上弁財天にかかる橋と桜


源氏池









最後に、八幡宮本殿を遠くから撮ってみた


肌寒い平日だと言うのに、小町通りにはたくさんの人


小町通りには、以前にも増して食べ歩きのお店が増え地元民は眉を顰めています


海の方からトンビが来ますよ

(ヤツらを舐めてはいけない)




鎌倉中央公園の桜

こちらは、観光地ではありませんが、

鎌倉中央公園の管理棟の上にある公園の桜です


ここが1番きれいだったかも!






私は、鎌倉、京都、奈良をぐるぐる巡回するような生活をしていますが、考えてみるとどこも観光地…

落ち着かない気がするわけだ…真顔