ココナラの生徒さんと3級の知識がどれくらい定着したか確認テストをしたのだが、合格ラインは超えたものの思ったような得点が取れませんでした。
論点ごとに過去問を解いたときはちゃんと解けたのですが、本番同様に五月雨式に出題されると頭の切り替えが追い付かず、今まで解けていた問題でも途端に解けなくなるという現象に陥る。
これは俺も経験したから分かるが、この状況を打破するには何度も苦手な論点の過去問にトライするのを諦めないことと、もう一度暗記シートなどを活用して覚えるしかない。
ここを面倒くさいからやらないといつまで経っても知識は定着しないから、同じ問題や少し違った出題形式の問題が出されると解けなくなる。
まず過去問を解く場合、なぜ〇なのか、なぜ×なのか、その根拠を説明できるようにならないと真に正解したとは言えない。
ただ何となく正解したではそれは正解したとは言えない。
特に×と判断した選択肢は、どこが間違っているか明確に指摘できなければいけない。
その根拠を示すことができない場合は正解したとは言えないから、知識の定着は進んでいないことになる。
暗記で覚える論点もあるが、なるべく理由をつけて覚えるようにしてほしい。
自分なりのストーリーでもいいし、こじつけのイメージでもいい。
それを繰り返すことによって知識が定着していく。
今回テストをした生徒さんは2級受験なのだが、ここをクリアしないで2級の問題を解いても絶対に沼に嵌ってしまうから2級の問題は絶対に教えないと宣言している。
この状態で2級の過去問を解いても3級の知識で正誤が分かる選択肢も間違えるから、余計に難しく感じてもうどうしたらいいか分からなくなってしまう。
こうなったら次の試験も不合格確実になる。
幸いCBT試験で試験日は自由に設定できるので、とにかく合格ラインを楽々超える状態になるまで受験しないようにしよう。
思ったように得点が伸びない人は、ただ漫然と過去問を解くのではなく「なぜ?」という意識を常に持ちながら解くようにしてください。
結論としてFP試験は3級が一番大事ってことなんですよね。