試験というのは学習スタート時にすでに勝敗がついていると思う。
自分の過去の経験からも合格したものは当たり前のように合格をしているし、不合格になったものは当然のごとく不合格になっている。
この違いはどこから来るのか突き詰めていくと、試験勉強でやってはいけないことが浮かび上がってくる。
不合格になる人の学習パターンを列挙してみたい。
1.食わず嫌い
最初はチンプンカンプンかもしれないが、意外と問題を解いてみれば簡単なのが分かる。
テキストばかり見ないでまずは問題を解きながら大事な部分をチェックしよう。
2.学習する習慣がつかない
理由はいろいろあるが、「分からない→分かるようになった」という経験までたどり着けないから挫折してしまう。そこまでの辛抱が必要だし、そういう経験が少ない人ほど不合格になる。
習慣化するまで辛いと思うが、ここを乗り切る努力をしよう。
3.テキストを読む人は合格しない
テキストは読むのではなく分からないことが出てきた際に調べるために使ってほしい。
英語の辞書も1ページから読み込む人は誰もいない。
FP試験に限らずテキストは必須だと思うが、読むより調べるに重きを置いてください。
4.知りたい内容がテキストのどこに書かれているか素早く探せない
不合格になる人はまずこれができない。
これができるようになるには何百回とテキストを開かないと身につかない。
試験に出る部分がどこに書かれているのか素早く探せるようになるには、まずは各分野の全体像を把握してください。
不合格になる人のほとんどがいきなり総論ではなく各論から学習を始めて失敗しています。
5.学習方法をコロコロ変える・中途半端
学習方法は一度決めたらコロコロ変えないほうがいい。
動画学習でもテキスト中心・過去問中心でも極めれば結果が出るのに、あちこち手を出してどれも中途半端になっている人がほとんどだ。
これと信じた道を突き進めば必ず見えてくるものがある。
今はCBT試験になったので試験日に左右されることなく自分のペースで学習できるので、まずは一定の成果が出るまで一つの学習方法を突き詰めてやってみよう。
6.過去問をただ漠然と解く人
それで知識が身につくのならいいが、ほとんどの人は身につかない。
何度も同じ問題で間違う経験はないだろうか。
解いた瞬間は覚えているが時間の経過とともに忘れてしまっている。
漠然と通し問題を解くのではなく、何度も類似問題を解いて知識の定着を図ってください。
7.挫折しそうになったら簡単なものをやろう
どうもうまく理解できない部分が出てきたら、それを飛ばしてもいいのでとにかく分かるものからやろう。
挫折の原因も様々あるが、ほとんどの人が分からないの連続で嫌気がさしてしまうことから挫折する。
分からない論点や難解な論点は飛ばしてもいいのでとにかく前へ進もう。
挫折しそうになったら一旦何日間か勉強から離れて気分転嫁してもいい。
とにかく勉強が長続きさせるには、面倒くさいものは連続してやらないのが一番です。
8.少しでも障害が発生するとやめる方向に傾く
ココナラの生徒さんもそうなのだけど、少しでも勉強にマイナスなイベントが発生するとやる気がなくなってついつい勉強が疎かになってしまう。
この部分を本人の工夫と努力で乗り越えられなければとても合格までたどり着けない。
論点の勉強より、実はこの部分が一番大事だったりする。
やらない理由を探すのはやめよう。
やらない理由を探すくらいならゲームの感覚でハードルを乗り越えていく楽しさを体験したほうがずっといい。
とにかく頑張ろう。
頑張れば必ず報われる試験です。
一人で頑張れない人はこちらでお待ちしております。