物価

　今回は、物価について、お話します。現在、物価高と言われて、商品やサービスの値段が急騰しています。社会が2極化しており、物価高でもそれについていける側とついていけない側に分かれています。私は、よく商業施設に行って、マーケティングや定点観測をしているんですね。どうも、ダイソーやSeriaが激混みしていますね。OKストアの入り口に行列が出来ていることがありますね。それでもね、飲食店が盛況なんですよ。夜はあんまり出歩かないのでわからないです。

　それで、物価高というのは、言ってみれば、ハイパーインフレですよね。正直、デフレの方が良いですよ。安い方がお客さんは喜びますよね。激安店は、長蛇の列が出来ますよ。私、大学時代にマクドナルドのハンバーガー50円でしたよ。めちゃめちゃ人気がありましたよ。安い方が良いに決まっています。ハイパーインフレなんてものは最悪なんですよ。

　為替の話になりますが、円米ドルは1米ドル110円、ユーロ円は1ユーロ113円、くらいが適正値だとずっと思っていますよ。ちなみに、オーストラリアドルとニュージーランドドルは、変わっていないと思います。とてもじゃないですが、現在の為替レートだと欧米旅行には行かないですよ。

　賃金を上げてくれ上げてくれと言っていますよね。春闘で毎年、ベア1万円近く上げることを通し続けていますよね。10年間で毎年1万円を通し続けると、ベース（基本給）が10年間で10万円も上がったということだと認識しています。この春闘は、正常な感覚なんでしょうか？それだけの能力アップはしていますか？10万円アップしたら、10万円分の能力アップが必要ですよ。10万円分を売上と利益を出して、貢献していかないといけません。本当にわかっているんでしょうか？

　時給もそうなんですが、900円だったら900円の仕事業務内容なんです。1000円だったら1000円の仕事業務内容なんです。1100円だったら1100円の仕事業務内容なんです。安い方が簡単です。高い方が難しいです。レジありますよね。現在のレジでの支払い方法は50種類近くあるんじゃないですか。現在のレジ対応は、難易度高すぎですよ。だから、時給も900円時代と違うんです。それ相応に時給が上がっている理由があるんです。どんどん難易度が高くなってきているんです。

　それでね、適正値を意識して欲しいです。商品やサービスは、安いに越したことはないです。賃金は、人それぞれの価値観とかがあるので、双方の合致するところだと思います。でも、賃金には相場があって、難しいところがあると思います。

オフィス旅人

代表　田代竜大

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