ただいま冬土用真っ最中ですね。
寒さが一番の時期でもありますね。
しかし自然界は春の準備に忙しい時期でもあります。
2025年の冬土用は、1月17日（金）～2月2日（日）です。
土用とはウキ様に聞いてみると
～～～～～～～
土用（どよう）とは五行に由来する暦の雑節。四立（しりゅう、立夏・立秋・立冬・立春）のそれぞれ直前およそ18日間
土用は「土旺用事」の略で、「土が旺になり用事（働き）をする」＝「土が最も働く時期」という意味
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で、農業の世界に入って知ったことですが、
土用の期間は土いじりをしてはいけないと言われてきました。
理由は、陰陽道が影響しているようです。
陰陽道の神の一人に、土公神（どくしん・どくじん）という神様がいます。
土公神は土を司る神様で、土用の期間は土を支配するとされていました。
そのため、土公神が土を支配している期間は土いじりをしてはいけないと言われています。
え～～～それでは困る～～～
というので、ちゃんと間日というのがあって
冬の土用の間日 ⇒ 卯・巳・寅の日で
その日はしてもいい、ということになっています。
神様はゆるいのです笑。
でもね、習慣だけではちょっと納得できなかったんだけど
畑をしていて、よくわかったことがあるのね。
畑は人が手を入れすぎて、
草も一本もない畑じゃなくて、
やっぱり生える時期には生えたほうがよくて、
で、この期間は、
土の中で、
微生物が活発に活動する時期でもあるのだよね。
土神様の一つは微生物様
だったんだ～～～！
ってことがある日、腑に落ちたんだよね～～～。
そうそう、微生物は活動するとき、
土をかき回されるのはあまりお好きではないのだ。
そして1年中働きっぱなしの
農家の休息日でもある。
（収穫とかは休めないけど～～～）
体も季節の変化についていくためにも、
この時期は、軽作業にしてゆっくり過ごす。
暑さ、寒さに体が慣れていくと
屋外でも作業もけっこう慣れていく。
薬膳をちょっとだけかじったんだけど、
この時期に食べたほうがいいものとされるのは、
それは大抵旬のもの。
中国の薬膳の教えなら中国の旬のものがおすすめされるけど、
日本なら日本の旬をいただけば、
大抵OKになるのだ。
大根とか、にんじん、キャベツ、白菜、さといも、春菊、ほうれんそうとか、
めちゃくちゃおいしい時期でもある。
自然界に寄り添う知恵だったんだな～～。
勤め人をしているとそうもいかないし、
商業的な農家も、そうはいかない。
でもちょっとだけ、寄り添うなら
旬のものを食べて
ゆっくり過ごす。
春の栽培計画でも立てながら。
そんな時期なんですね～～～。
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セラピストファーマー「マナフローラ」の和田典子です。
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