本年を振り返って
一言でいいますと
事実と人の思いの間を模索していく一年でした。
今年最後の記事ですが以下の構成で話していきます。
①事実と抽象の行き来に関する“抽象的な考察”
②今年のご挨拶
事実と抽象の行き来に関する“抽象的な考察”
事実ベースで人は何を思っているのか考えているのか・・・もそうですが、
人の思いを聞くとき、その人にとっての事実は何だろうかという視点もあります。
同床異夢
というように、同じ環境に集まっていても、見ている世界は違います。
それぞれの世界から、それぞれがみる事実を見て判断しているから、当然事実に対する反応も当然違います。
ダイバーシティとまとめてしまえば、そりゃそうなんでしょうが、多様化を武器とするならばその武器をどう使うか、
もっといえば、何のために使うか・・・という視点は忘れてはならないと思います。
比喩で武器と表現しましたが、武器は武器でも操る人間のスキルやメンタリティーの相乗効果で、武器の効果も違います。
また、相性の悪い武器もあります。人同士だったり、事実と方法論であったり・・・。
それぞれの違いを尊重しながら、違った考えの人たちが同じ目的を共有し、実践するにはどうすればいいのか考えました。
そこで、手法として選択したのが“見える可”でした。
“見える可”と一言でいっても、数字にする作業は簡単ですが、数字にする切り口と人の思いを織り込んで伝わる形にするのは
現在も模索中です。
自分の中だけに結論は無いため、やはり周囲の動向を抑えることは必須に思います。
大袈裟に言えば、日本史を知りたいなら世界史から学ぶ。つまり、一つはいろいろな環境と協調しながら成り立っているということ。
一言で言えば、個は個だけで存在しえないということです。
このことは、感染症の影響を考えればすぐに理解できるでしょう。
さて、ある事実に対して前述してきたような抽象的な表現で考えてきました。
これも、ある事実から導き出された私の反応(考え)です。
普段は、独り言のように思索していますが、形(記事)にするとこういうふうになります。
読者様にとっては、反応(記事)を読んで、いろいろと思われたと思います。
さて、この人に何か言葉をかけるなら、また、より良い方向にアドバイスするならどういう言葉かけをするだろうか。
・・・・ということを、自前でやってきたわけです。
皆様も大なり小なり実践しているとは思いますが、私の場合今年はよりこういう思いで過ごしましたよ・・・ということでした。
今年のご挨拶
まぁ、いろいろ考えましたが、今年は“生かされている幸せ”を感じる年でもありました。
生かしていいただいているわけですから、その使命をより発揮できたらと思います。
今年もブログの更新がほとんどなかったですが、読んでくださった皆様に感謝いたします。
つきなみですが、本年も大変お世話になりました。
みなさまが、無事に安穏に過ごされていることを御祈念いたします。
どうぞ、来年も良い年をお迎えください。