どうも!さっしです!
突然ですが私は現在数人の部下をとりまとめる、いわゆるリーダーのポジションで仕事をしています。その内の1人がまだ20代前半の若い部下です。
その若い部下の行為について、最近職場で深く考える事があったので、それのアウトプットとしてこの記事を書きたいと思います。
その部下は何かと会社を休みます。納期が今日締め切りだとしたらその当日に休む事もあります。その休んだ仕事の尻拭いをしていた時に自分の頭に一つのワードが出て来ました。
それが「責任」です。
ただ、この責任という事をどうやって伝えようか迷いました。そもそも自分が責任を説明できなかったからです。
早速調べてみました。
責任とは
元々は何かに対して応答すること、応答する状態を意味しており、ある人の行為が本人が自由に選べる状態であり、これから起きるであろうことあるいはすでに起きたこと の原因が行為者にあると考えられる場合に、そのある人は、その行為自体や行為の結果に関して、法的な責任がある、または道徳的な責任がある、とされる。 何かが起きた時、それに対して応答、対処する義務の事。
「引用」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2017年5月11日 (月) 9:45 UTC
URL:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/責任
つまり有事の場合は粛々と解決しなければならないが、成功したあかつきにはそれに対して報酬を貰う必要があるという事だと解釈しました。
いわゆるプロフェッショナル。
ではさらに深掘りして。この責任というのは様々な職種の方がいて色々な角度から見る事が出来ると思います。以後の文章は自身の職種でもある「エンジニアのさらに最低限の責任」について考えを述べたいと思います。
私は「必要な機能が必要期日までに完成している」だと思います。
そんな事は当たり前だと思われる方も大勢いると思います。しかしこの内容を文字通りに捉えてはいけないとも思います。
デッドラインは必要期日?
荷物の配達員のお仕事を例に。
この方達は「指定日時の指定場所に指定物を運ぶ事」が責任だと思います。(指定日時がない場合もあるとは思いますが)
その対価として配達料をもらう。
例えばその荷物が「午前中指定」ならば11時59分までに届ければ責任は果たしていると思います。でもおそらく大抵の人は少し不満を感じると思います。なんでこんなにギリギリなのだと。
ここで大事なのは「デッドラインを必要期日としない」こと。おそらく1時間前に来ていればもう少し不満を言う人は少なくなる事でしょう。そういった対応に信頼が生まれ次の配達へと。これが次の仕事へつながる大事な要因だと思います。エンジニアも同様に、クライアント様からの依頼には常に先手を取る様心がけなければなりません。
今はどこまで終わっているのか?
また、配送業者では「追跡サービス」というサービスがあります。
伝票番号から依頼した荷物が今どこまで配達されているのか、を教えてくれるサービスです。これがあるおかげで、楽しみにしている荷物がきちんと運ばれている事が確認できて安心できます。
これは詰まる所、進捗報告を意味していると思います。いつまでに何をやって、いまはどの作業が完了しているのかを、依頼者(部下は上司へ、上司は依頼者へ)に伝えます。
そうしたことをきちんとやって、対価(運賃やシステム開発費)が初めてもらえるのではないかと思います。
ただ自分の部下への支持はそうした考察をせずに、抽象的「責任を持て」と指導してしまっていたのかなぁと思い反省してこのブログを書いています。
今後はこの内容を基に責任について説明しておこうかなぁと思う今日この頃でした。