18歳のころに描いた、課題の模写。

 

音楽家の、「マイケル・ナイマン」。

 

 

別に彼をリスペクトしていたとか、そういうのではなく

 

彫の深い顔立ち、ひげのあと、くりんとした眉毛、

つぶらな瞳に、眼鏡。

 

描きごたえがあるな、と思ってモデルに選び

 

デッサンを学んだこともないのに、たのして、たのしくて、

7~8時間、鉛筆1本を手に、夢中になって描いた。

 

 

今まで書いたほとんどの作品は人手に渡って

 

いくつかは、描き終わることで完結されて、ゴミ箱へぽいっと。

そんな、大雑把なタチだったので

 

手元に残っている絵は、もうこれ一枚だけ。

 

 

見る人が見れば、この絵がいかに拙いか

 

なのに、今もずっと大切に残しているのは

 

先生がこの時、

 

「あなたは本当に描くのが好きなのね」

 

と 言ってくれたから。

 

 

技術も大切だけど

 

伝わるものも、ある。

 

 

今、寄せ植え屋さんを試行錯誤しながらやっていて

 

色んな事が出てくる年齢になって、

 

植物のブログの陰で

実は、本当に、生活は波乱の毎日でした。

 

植物に癒しを求めながらも、

それが仕事、として意識すればするほど

 

楽しさや、伝えたいことがたくさんある それとは別で

 

これからどうしよう、と 何か通せんぼされてしまっている

日々の生活。

 

 

夏休みの間、とても悩んで悩んで

 

やっぱり、ガーデニングのお店を理想に近づけていくのには

まずは、生活を安定させないと、という答えに行きつきました。

 

 

当然のことなのだけど、

 

周りの人に、なんとか続けていってほしいという声ももらったりしていて

 

ちゃんと、じぶんの心の声で、決心したかったのです。

 

 

 

いちど、諸々を整えるため、古巣の仕事へ戻ります。

 

そちらも、今まで好きでしていた仕事で

いわばクリエイティブワークなので

 

少なからず、ネットショップや園芸の肥やしにもなると思っています。

 

 

そして、ショップはクローズしてしまうのではなく、

ブログも、SNSも、少しずつですが更新していって

工夫して定期的に販売もしたいと思っています。

 

 

結局、今までのペースとそうは大差ないのですが

 

ビオラの季節が近づいてくると、

ガーデナーさんはみんな(わたしも)アンテナがピピピ!とたつので

 

シーズンが来る前に、ちゃんと気持ちをお伝えしておきたかったのです。

 

 

思うように出来ない事に焦らず、

 

自分の好き、楽しい、を

また作っていきたいです。

 

日常を綴ることも増えてくるかもしれません。

 

また、よかったら覗いてやってくださいね。